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東京デザインが生まれる日をやってみて

本日
この後、テレビ東京にて深夜1時28分から
僕が企画監督のドラマ「東京デザインが生まれる日」が
最終回を迎えます。
各方面で好評をいただき、
夢に向かう女の子を応援してくれて
見てくれている皆さん本当にありがとうございます。
最終回スペシャルと題して、
今日は
第4話「夢を形にすること」
最終話「東京デザインが生まれる日」

どちらも、みんなが同じように抱える悩み、
僕も同じような経験がある挫折と葛藤。
それでも、未来は明るいと信じて頑張ろうとする日。
そんな誰でも訪れる毎日を描いています。

主人公の睦は、僕たちの写鏡です。
ごく普通の女の子です。
主人公らしいスペシャルな人ではありません。
本当に、人に夢を持ってほしい、
やりたいことを見つけて欲しい、
毎日が輝いてほしい、
そんなことを本気で伝えるにはドラマ、という方法しかありませんでした。

僕自身、
いろんなアプローチでデザインをどうPRするか?
どうしたらもっと面白い仕事だって思ってもらえるか?と
思いながら、れもんらいふデザイン塾というのを5年やっていて、
https://lemonlife.jp/juku/
著名なクリエイターたちに「夢のかなえ方」「生い立ち」など、
毎年50人の塾生の前で語ってもらい、反応もよく、僕自身は手応えがありました。
ただ、やるうちに少し引っかかることが増えてきました、、、

というのも、飲み会に塾生を誘って話を聞くと
「夢がわからない」「面白い話は聞けるが、自分ごとに置き換えれない」
「私は普通の人間なんで、、、」「安定を考えると前に進めない」
という人がほとんど。
いくら成功者の話をわかりやすく伝えても、
行動に移せる子は一握りです。
それを見つけれるだけでも、
僕には面白い環境ではあるのですが、
学生や、経験の少ない子は、本気で「???」で、
楽しかった!けど、、、自分に置き換えると
何やっていいかわからないです、、、となってしまいます。

「一歩を踏み出せない人には何を言っても難しいのか、、、?」

ちょっと悩んでました。

その時にテレ東さんから
「れもんらいふデザイン塾のような番組を深夜にやりませんか?」という
相談があり、そうだ、塾と同じことをやるより、
全ての悩める若い人へ、もっと刺さる内容のものをできないかなと思ました。
「ドラマだ」
上から成功者が話すではなく、同じ目線の何もまだ成し遂げていない人を
トークでは呼べないが、ドラマなら主人公にして追うことができる!
そう思ったのです。

僕は18年前の28歳の頃、京都に住んでいて
自分のアイデンティティって何?とか
もっとデザインで面白いもの作りたい!とか考えて
悶々としていましたが、
「恋ノチカラ」という東京のデザイン会社をモデルにした
深津絵里さんと、堤真一さん主演のドラマが
「東京行くぞ!」と背中を押してくれました。

これは僕のアイデアの実験かもしれません。
でも、少なくとも50人の塾生よりたくさんの人に届き、見てくれています。
「東京デザインが生まれる日」が、心に響いて、次の行動に進んだら
そんなに嬉しいことはありません。

今回僕はこのドラマに気持ちを支えられました。
なんてデザインは楽しいんだろう、
なんて監督は楽しいんだろう、
なんてれもんらいふは大切なものなんだろう、
なんて周りにいる人は大切なんだろう
そんなことをあたらめて思い起こしてくれたのです。

さあ
本日最終回スペシャル。
一番楽しみにしているのは僕です。
それぞれの人がそれぞれの人生の中で
家族と、友達と、恋人と、1人の時間と、
人生と重ねながら楽しむ。

なんて物語を作るのは楽しいんだろう。
本物のれもんらいふも頑張らなきゃ。

東京デザインが生まれる日を応援してくれたみなさん
本当にありがとう。
今日、終わります。

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