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アイスクリームフィーバー、7月14日公開決定

ついに今日、僕の初監督作品、
映画「アイスクリームフィーバー」の特報が解禁になった。
とてもドキドキして、
何十年も前に、初めてデザインしたものが世の中に出た時のような感覚だ。
この日が来るまでどれだけ待っただろうか。
1年の中で何万って邦画が公開されて、簡単に何かが生み出されているみたいだけど、こんなに大変なことはないというぐらいその1本にはさまざまな人の思いが重なっている。

https://youtu.be/bLkPGvhpL2k
↑特報

この特報が完成したとき真っ先に
原作の川上未映子さんに見せた。
「いーやん!めちゃくちゃいい!」と
すぐに返事をいただき、何がいいかと言うと
「みんなの思いが重なってるのがわかる」と
言ってもらえた。そんな嬉しいことはない。
プロデューサーも、スタッフも、出演者も、家族も、友達も、積み上げてきた思いが初めて形になったのがこの「特報」で、この日を本当に楽しみにしていました。

吉澤嘉代子さんがこの映画のために書き下ろしてくれた主題歌「氷菓子」は、
本当に素晴らしい曲で、この曲を今日発表できることも本当にうれしい思いです。
何年前にオファーしたかは覚えていませんが、
僕の初監督作品に吉澤嘉代子さんの主題歌を使うのは2人の夢でした。
本当にそんな日が来るのかわからない、なんの保証もされていない「口約束」が、本当に長い年月を経て実現しました。

半年ほど前のこと、
中央道を車で走っていたら、この曲のデモが
LINEで送られてきました。
歌詞に、この映画への思い、その日までのさまざまな思いが詰まっていて、運転しながら涙を流し、涙で運転できなくなったので、車を路肩に止めて思いっきり泣きました。
吉澤嘉代子さんは、この楽曲に毎日毎日、本当に長い間向き合ってくれました。
僕の言葉、インタビュー、シナリオ、アイスクリーム、さまざまな方向をリサーチしながら悩み、生み出してくれました。
こんな素晴らしいプレゼントを受け取ることができ、この曲は、僕の人生の宝物です。
はやく、フル尺で聴いてもらいたいです。
今日の発表にあたり、吉澤嘉代子さんが書いてくれたメッセージがあります。

千原徹也監督へ
「僕が初めて撮る映画の主題歌を書いてほしい」と言ってもらえた日から幾年が経ったでしょう。届かなくても叶わなくても、映画への 愛を熱しつづけるその姿をずっと見てきました。 いざ歌をつくるとき、最後には真夜中のれもんらいふでひたすらひらめきを編む貴方を浮かべていました。 人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました。
吉澤嘉代子

このように、
映画というのは、さまざまな思いが重なってできています。これまでの仕事の中でも、もちろん感じてきたことですが、それも比にならないくらいたくさんの人が関わり、それぞれがプレゼントを出し合い、小さな感動が重なっています。
吉岡里帆さん、松本まりかさん、詩羽、モトーラさん、今発表されているキャストとの間にもさまざまなな感動がありました。
また、映画が完成した時にその話もできたらなと思います。

特報が出たのはゴールではなく、公開へのマラソンがスタートしたような感覚です。
ここから公開まで、かかわったみんなの気持ちが最高になった瞬間を迎えれるよう、頑張っていこうと思います。

スタッフのみんな、頑張ろうね。
ひとまず、世に初めて映像が出た
アイスクリームフィーバーの世界を
楽しみにしててください!
特報の感想などもぜひ教えてください!
公開は7月14日です。
よろしくお願いします!

http://icecreamfever-movie.com/

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