見出し画像

ツラい生理痛!お薬を使う前に知りたい原因と対策


ピルや痛み止めが気軽に手に入るようになった現代

月経のときに起こる生理痛やPMS(月経前症候群)、頭痛などに悩んでいる方にとってお薬はとてもありがたい存在だと思います
https://note.com/chiharu0302/n/n48801d5ff201


でも、あらゆる病気には原因があることを忘れていませんか?

お薬は効果が早く、つらい症状を助けてくれますが

本当の原因に気づくことなく使い続けていれば
同じ症状を繰り返し
原因が積み重なれば症状はひどくなっていきます

毎月の生理がくるのが気が重い、恐怖を感じている方もいるかもしれません

しかし本来、生理は女性にとってとても大切なもの

味方につければ症状は軽く、
体調を確認する目安になったり、
体に溜まった不要なものをデトックスしてくれるありがたい存在です

命を生み出すためのシステムですので女性だけでなく人類にとっても大切なものですね

実は、月経痛には様々な原因が考えられます!

月経の仕組み、月経痛の原因を知ることでお薬に頼りすぎない健やかな生活ができますように

女性に限らずたくさんの方に読んでいただきたいと思います♩♩


【目次】
1.月経の仕組み

2.月経痛はなんで起こるの?原因あれこれと対処法
・痛み物質プロスタグランジンの過剰生産
・エストロゲンの過剰増加による内膜肥大
・毒素の摂りすぎ
・マグネシウム不足
・血液の循環不良
・冷えとの関係
・骨盤の動き
・心的要因・自律神経のバランスの乱れ

3.東洋医学で考える  
  血虚・瘀血による月経痛と対策


1.月経の仕組み

子宮は内側から子宮内膜、子宮筋、子宮漿膜の3層でできています

月経のサイクル

25〜38日周期で繰り返します

①増殖期

月経終了後、女性ホルモンのひとつエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で子宮内膜が増殖・肥大

②分泌期

排卵が起こると、子宮内膜の増殖・肥大は最大限に
もう一つの女性ホルモンプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用により妊娠(着床に)適した形に変化

妊娠が成立すると肥大した子宮内膜は赤ちゃんのベッドになります

③月経期

妊娠しなかった場合、肥厚した子宮内膜は剥がれ落ちます
その際、子宮内膜の動脈からの出血とともに経血として排泄されます
これを月経とよびます

2.月経痛はなんで起こるの? 月経痛の原因あれこれと対処法


月経痛とは月経期間中に起こる痛み(下腹部痛、腰痛、頭痛)のこと

子宮筋内層の血液循環が滞り、子宮が酸素不足になることで起こると考えられます

月経痛の原因は大きく分けて3つ!

①子宮筋の異常収縮
②血液循環の不良
③心的要因


さらに原因を細かく見ていきますね~

①子宮筋の異常収縮の原因

●プロスタグランジンの過剰産生
●マグネシウム不足

【プロスタグランジンの過剰産生】

妊娠が成立しなかった場合、子宮内膜を壊しはがすために炎症物質であるプロスタグランジンが産生されます

このプロスタグランジンにより子宮が収縮することで子宮内膜がはがれるのです!

このプロスタグランジンは炎症や痛みを起こす作用もあります
血流に乗って頭の方にいけば頭痛が起こり腰の方にいけば腰痛が起こるのです

なので、生理の時に痛みがあるのはある程度仕方ないこと

私は生理のとき頭痛や腰に痛みが出たときは、

お!プロスタグランジンが働いてるな~
今回はちょっと多めに出てるかもな
などと思っています


それでは、
プロスタグランジンが過剰に産生されてしまう原因はなんでしょう?

●エストロゲンの過剰
●毒素の摂取量
●プロスタグランジンの生成元になる食材の大量摂取
などが考えられます!

ここから先は

5,264字 / 15画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?