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わたしの居場所は会社だけじゃない!あきこさんがWebライターとして活動する理由。

社会人になると、仕事で頭がいっぱいになる経験が、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
そして、仕事に一生懸命であればあるほど、うまくいかないとき、自分は仕事ができないダメな人間なのではないかと、どうしても落ち込んでしまうもの。

「少し前までは、仕事一筋だったんです」と、意外なことを教えてくれたのは、あきこさんです。
大手建設会社で会社員をしながら、webライターとしても活動しているあきこさんに、お話を伺いました。


本業以外の仕事をしてみたい気持ちがあった


ーー今はどんなお仕事をされているんですか?

土木の建設会社に勤めていて、今は設計の仕事をしています。
例えば、トンネルや橋の足を造るのに、最適な鉄筋の大きさはどのくらいで、何本必要なのか、といったことを地道に計算するようなお仕事です。
設計の仕事をする前は、現場に出て、現場監督として働いていました。

ーー現場から設計のお仕事に移られたんですね。希望されていたんですか?

そうですね!
例えば、現場でトラブルが発生したとしても、現場の知識だけでは、どう対処すればいいのかがすぐにはわかりませんでした。
その場合は、設計部に問い合わせているのですが、対処方法を調べて、細かく教えてくれる姿を見て、かっこいいなと思ったことがきっかけです。

ーーそうだったんですね!なぜ建設のお仕事を目指されたのでしょうか?

私が大学生のときに経験した、東日本大震災がきっかけです。
当時、土木の学部にはいたのですが、地震が起きても自分には何もできないなと思って……。
毎日テレビを見て状況を把握することしかできない。

そのとき、自分も土木を学んでいるひとりとして、なにかできるようになりたいと思いました。
それで、実際の現場も設計も経験できる、建設会社に就職することを決めたんです。

ーー建設会社で活躍されているあきこさんは、なぜwebライターを目指したのでしょうか?

建設会社で働くなかで、他の業界の仕事にも興味が出てきたのがきっかけです。
何かしようと副業を調べていたときに、webライターというお仕事に出会いました。
もう少し収入を増やしたいという気持ちや、他の仕事のことも知りたいという好奇心があって。
webライターは、時間や場所に制限されず、家でできる仕事という点も魅力でした。
本業と両立しやすいですからね!

ストリートピアノとの出会いは、本当に偶然


ーーあきこさんは、仕事やwebライターの活動以外にも、ピアノをされていますね。いつから始められたのでしょうか?

4歳から始めました!
高校生になって一度は辞めたんですが、社会人になって再開しました。
再開したときに、月に2回ほどピアノ教室に通うことも決めたんです。
仕事もあるので、通うタイミングを調整しながらですが、今でも続けています。

ーーストリートピアノをやられているんですよね。ストリートピアノとは、どんなものなんでしょうか?

駅やビルに置いてあるピアノを弾くのが、ストリートピアノです。
私、もともとストリートピアノをしたいって思っていたわけではないんですよ(笑)
ストリートピアノのYouTubeを見て、そんなものがあるんだ、くらいに思っていました。

そんなあるとき、たまたま出張先で、まさにそのストリートピアノ用のピアノが置いてある場所を見つけたんです!
バスの待ち時間が30分あったので、じゃあ弾いてみるかって始めたのがきっかけです。
もうすぐ、演奏回数が通算200回に到達します!

ーーあきこさんの音楽の記事、ぜひ読んでみたいです!音楽に限らず、今後執筆したい記事のジャンルはありますか?

私、手帳も好きなので、手帳にまつわる記事も書いてみたいです。
あとは、東北の被災地関連や、働く女性に向けた記事も書いてみたいなって思っています。

ーーどんなライターを目指していますか?

今の仕事もやりがいがあって好きなので、本業と両立したいです。
今は、発注者向けに資料を作成する機会もあるのですが、誰にでも伝わる文章を書くことを心がけています。
「俺はわかるけど、詳しくない人にこの内容で伝わると思う?」って上司に資料の内容を指摘されることもありましたね(笑)

本業での、わかりやすく伝える資料作りの意識が、webライターとして活動していく上でも役立っています。

仕事以外の世界を知ることができた


ーー「仕事一筋」の意識から、仕事以外の世界にも目を向けられるようになったんですね!

そうですね。
最初は、自分には仕事しかないと思っていました。
だから、仕事でダメだと言われると、自分はできないんだっていう気持ちが100%を占めてしまっていて……。
それでどんどん暗くなるという(笑)
ネガティブな自分を変えようと、いろいろと調べていくうちに、仕事以外の世界を知ることができたんです!

ーーだからこそ、今、会社以外の居場所があるんですね!

はい!
手帳やピアノから広がる関係もですが、オンラインサロンも会社以外の居場所です。
オンラインサロン……SNSのグループなどで、目標を掲げてみんなで高め合う場ですね!

ーーどんなことをされていたんですか?

悩みを相談していました。
オンラインサロンに入るまでは、自分には仕事しかないと思っていたので、ひとり苦しむこともありました。
建設業界は、まだ男性社会を感じることも多いので、だからこその悩みもあって……。

ですが、オンラインサロンに入って、人に悩みを相談することで、これまでとは違った角度から悩みを理解したり、自分では思いもよらなかった気づきがあったりしました。

ーーそうだったんですね!あきこさんの新しいことにチャレンジする行動力は、オンラインサロンから始まったのかもしれないですね!

そうかもしれないです(笑)
webライターとして活動することもそうですが、興味があることに新しくチャレンジするってワクワクしますね!

おわりに

自分を高めるため、新しい環境に飛び込み、努力を惜しまないあきこさんの魅力が感じられるインタビューでした。

自分を変えたいと思っていても、一歩踏み出す勇気がなければ、自分を変えることはできません。
そして、大人になってから新しい世界に飛び込むのは、そう簡単ではないでしょう。
ただ、一歩踏み出した先で見える景色や、新しい出会いは、間違いなく自分の選択肢や可能性を広げるということを感じました。

あきこさんのnoteはこちらです。

あきこさん、ありがとうございました。

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