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不登校・3つの原因と言えば?

こんにちは、
子どものこと、大人のことカウンセラーのまえかわさなえです。


お子さまが、
・学校を休みがち
・学校を休んだままになってる
・学校に行きたくない
・塾に行きたくない


その後、
不登校(年間30日以上欠席していること)に
なるケースがあります。


その時、お母さま方は、いろんな感情や思考が巡り

『うちの子が・・どうして・・』
『学校に行かせないと』
『育て方が悪かったのかしら?』
など、思案されてハラハラするばかりかもしれません。


不登校の原因って、漠然としている場合もあったり、
原因が明確な場合もあります。

が、
お子さま自身は、
どちらかというと、小さな事柄から
いろんなことが心に重なって
「学校行きたくない」となりやすいようです。

3つの原因をあげて、解決策も書いていこうと思います。

①原因1
・勉強(授業)についていけない
・勉強がわからない

(その経緯)
進級した、新しい学部、苦手な教科だったり、
先生に質問したけど親身でなくて、一人で抱え込む場合、
勉強のことで悩みが大きくなり、学校自体も行きたくなくなっていく
という場合があります。

①原因1の解決策
子どもの話に耳を傾けて聞き役になる(共通)
・勉強がわかる方法の手段として、塾、家庭教師も
(お試しして先生との相性や、学びやすいかどうか確認)
視野に入れてみる。

・親御さまが勉強を指導してみる
・学校の先生に放課後聞いて、わかりやすければ
その後も質問に伺う(子どもの感覚を主にして、
先生に聞くのがプレッシャーかどうかも親子で
話してみる)

*実際に、塾に行きだして、もちろんお母さんのサポートも
あった結果、登校し進学するまでに変化した経緯もあります。

②原因2
・友達ができない
・新クラスで違和感を感じる


(その経緯)
・進学や新クラスなど、新しい仲間との関り、
 仲良し友達とクラス替えで離れた(残念)
・進学クラスで勉強ばかりで面白くない
・以前のクラスがよかった
・趣味が合う人がいない


②原因2の解決策
・子どもの話に耳を傾けて聞き役になる(共通)
・お母さんがアドバイスの一つとしてお話ししてみる
・趣味、好きな所に一緒に行ってみる

(具体的に)
・クラス替えの親友のクラスにも遊びに行ってみては?

・学校は、勉強のために行っているから、
「友達と仲良くならなくてはいけないはなくてもいいし、
アフターで趣味の友達と仲良くてもいい」と
(友達がいないといけない)の心を緩めるお話をしてもいいかも。

・新クラスなどでまだ馴染み浅いから、
ひとまず子ども自身のペースを最優先でよいよ!と
今の状態を認めてあげるお話をしてみる

・週末のご家庭で、子どもの趣味、好きなもの、事など
実際に場所に一緒に行ってみる。
(例)動物好きなら、ペットショップや、好きな動物を触れるカフェ
趣味のお店に一緒に行ってみるなど。

・その繰り返しから、子どもの心が緩んで、学校でも
調子が良くなる場合もあります。


③原因3
・お母さん(お父さん)と親子関係のこと

(その経緯)
学校に行きたくないから、遠いと思いがちですが、
お母さん(お父さん)との関わり、コトバかけなどが
子どもの自信、自分を責めるなどに変化することも多いです。
子どもを手がかからないから、または(知らずに)兄弟比較
「お兄ちゃんは勉強できて、あなた(弟)はもう!」など。
最近出来たものではなくて、積み重ねて子どもの心が判断した
結果、無意識に登場する場合が多いです。
学校が原因のようにみえて、多くは親子関係の再構築が
早道だったりします。
(不登校でも、親子関係のことも同時に行います)


③3の解決策
・子どもの授かったことからのお母さんの感情や
思いを話してみましょう。
(お母さんから、子どもの生まれた時のこと、
生まれる前のこと、授かった嬉しかったこと、
戸惑ったことや、今までの子どもさんの
褒めるところや、叱ったところなど
覚えていたなら説明も丁寧にいれて
お話ししてあげましょう。
生まれてくれてありがとうという気持ちを
少しわかるように伝えて上げれたら尚よいでしょう)

・子どもの気持ち、興味を知ってみましょう

(「よいこと、わるいこと」で決めるのではなく
子どもが「したいこと、したくないこと」
「好きなこと、キライなこと」など
お話しして聞いてみましょう)

「(子ども)あなたがいてくれてよかった(嬉しい)」
 伝えれると凄いです。

(時代によって、お母さん自身気恥ずかしい、言いづらいということが
あるようです。伝える方法は、メールでも文章でもどれでも)

・お母さんからも「ありがとう」「ごめんなさい」を。
(親でも間違ってもOK,そして、言葉かけを大事にしてみましょう
 言葉が心の栄養補給になることでしょう。

*親子関係は、各ご家庭の環境や価値観など全く違います。
お母さま、お父さまの価値観も全く違うので、その両方からの
影響が良し悪し関係なくあります。

じわじわと気づいたら伝えてみる、
気長にコツコツとお話し、言葉かけをしてみることが
子どもの元気回復にいい影響があることでしょう。

子どもだけではなく、親子関係の絆の深さをお母さんも
いい意味で感じるようです。


3つの原因と解決策を書いてみました。
ご参考になったら幸いです。

変化があれば、教えていただけると励みになります。


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