主人公名は『星野ねお』とします。

魔法バレしたことをいいことに堂々と魔法を使うようになった翔也はねおも魔法で手助けしますがあまり喜んでもらえません。
奨くんや景瑚とは楽しそうに作業をしているのにと複雑な気持ちになった翔也は魔法はもう使わないと宣言します。
突然の翔也の変化に困惑する一同。
翔也自身も自分の心境の変化に戸惑います。
ただ一匹、ジョーだけがその理由を知っていました………

魔法を使わなくなったのはねおとおそろいになりたかったから(同じ体験をしてねおに近づきたかったから)と言う翔也。
何だかいい雰囲気になってきました😊
ねおは学園祭への出店を経て音緒を続けたいという夢を持ちます。
これからもそばにいて支えて欲しいと頼まれ浮かれる翔也でしたが、ついにねおへの恋心も自覚してしまい動揺を隠せません。

そんな中ジョーから星が危機的状況にあると知らされ、11人は3月4日の流星群に乗って帰らなければならないことになりました。
ねおに伝えようとする翔也でしたがなかなか言い出せません。
帰らなければという気持ちと帰りたくない気持ちの板挟みに苦しむ翔也はこれ以上ここにいたら自分はダメになってしまうと皆の前から姿を消してしまいます。

追ってきたねおに迫られ全てを話す翔也。
地球で過ごす内にキマタ星を皆が仲良く暮らせるいい星にしたいという夢ができたと語ります。
「翔也は人の心に寄り添って仲間の為に行動できる人だ」というねおの言葉に本当の自分に気づいた＝ONEを見つけた翔也は星に帰る決意をするのでした。
しかし心を決めたもののねおを悲しませたくないと思い悩み苦しむ翔也。
そんな翔也に純喜はそれはもう恋ではなく愛だと優しく告げるのでした。

仲間達の計らいで2人きりの時間を過ごし、いよいよ星に帰る時。
ねおは幼い頃に翔也に会っていたことを思い出しました。
人の心を変えてはいけないというキマタ星のルールを守って何事にも執着しないようにしていた翔也は「僕を忘れないで」という最初で最後のわがままを伝えて星に帰って行ったのでした。

読み始めた頃はどうしようかと思いました。翔也があまりにぶっ飛んでいて。
こんなキャラクターに感情移入できるのかと不安でしたが、ただ食に対する欲望で動いていた翔也に徐々に情緒が芽生え、恋を知り、やがて愛に目覚めるという感動の展開。
本当に成長したね(泣)
助演男優賞は間違いなく純喜です。
本当にいいお兄ちゃんをやってくれました。
「それはもう恋やない、愛や」の台詞は＆JO1史上1位2位を争う名台詞です。
汐恩のストーリーに登場する翔也は汐恩の良き(？)相棒って感じでこちらもいい味出してます。

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魔法使いの星キマタ星で翔也は不思議動物と仲良く自由に暮らしていました。
王子として強い力を持つ故に自身の回りは平和でしたが星の一部では魔法使い同士の争いが起こっていました。
このままでは星が荒れてしまうと王は危惧し翔也にキマタ星を救う為に地球に行くよう頼みます。
同じように荒れているツルボウ星の汐恩が地球に行く気満々なのを見て自分もと軽い気持ちで地球行きを決めるのでした。

〜 〜 〜
翔也が星に戻ると争いが増えていました。
翔也は暴走する魔法使いを歌で落ち着かせ王子として立派に振る舞ってみせます。
暴動が収まり喜ぶ人々。
「今日の僕はたくさんシールが貰えそう」と翔也はねおを思って笑顔になるのでした。