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ニキビと栄養素

こんばんは

ニキビ博士・片柳です

本日は、ニキビの方が積極的に摂った方が良い栄養素についてです。

私が必ずオススメするのは、
ビタミンB2、B6 と亜鉛です。

では、一つづつ見ていきます

✅ビタミンB2
ビタミンB2には、皮膚や粘膜を保護する働きや、脂質の代謝を促して適正な皮脂の分泌を保つ働きがあります。食事で摂った脂質を体内でエネルギー源に変える時に必要なため、ビタミンB2が不足すると、脂質の代謝のバランスが崩れ、皮脂分泌のコントロールにも異常をきたします。また、口内炎や口の端が切れるなどの症状を引き起こす成分でもあります。


ビタミンB2が多く取れる食べ物
 ・レバー、牛乳、卵
 ・小松菜、ほうれん草
 ・ノリ、ワカメ
 ・干しシイタケ、 キクラゲ、マッシュルーム 
 ・納豆、アーモンド、アワビ など


✅ビタミンB6
ビタミンB6は皮膚や粘膜の健康維持にも大きく役立っています。また、脂質の消化も担っていますが、タンパク質を合成するときに、非常によく機能している栄養素です。ビタミンB6が不足すると、タンパク質の合成に支障が出て、肌の新陳代謝がうまくいかなくなったり、皮脂の過剰分泌も招きます。皮膚の湿しんや口内炎、貧血なども引き起こす原因ともなります。


ビタミンB6が多く取れる食べ物
 ・牛レバー、牛乳、卵
 ・かつお、まぐろ、いわし、さんま、鮭
 ・バナナ、にんにく

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✅亜鉛
代謝促進と皮膚内のコラーゲンの合成を助ける亜鉛も欠かせません。不足すると皮膚の再生不良だけでなく味覚障害をも引き起こしかねません。また、女性ホルモンの分泌を促す働きもあります。ただし、過剰摂取すると、貧血や免疫力の低下を引き起こしかねないので、亜鉛のサプリなどを併用するときは注意が必要です。

亜鉛が多く摂れる食べ物
 ・牡蠣、チーズ、レバー、卵黄、カシューナッツ

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また、ビタミンB6はサプリメント等で過剰摂取すると健康を害する可能性があります。重度の神経障害や動作の制御を失ったり、痛みを伴い外観を損なう皮膚病変、光線過敏症、悪心や胸やけなど症状が出る可能性が0ではありません。食物から採り過ぎることはほとんどありませんが、念のため安全のための摂取上限が決まっていますので、気をつけてくださいね。

ちなみに、、、

脂質が体内に入ると、ビタミンB群が代謝のために大量に消費されてしまい、ビタミンBが不足してしまいます。


では、ビタミン不足を起こさないために、取りすぎ注意の脂質を挙げてみます


✔️ファーストフード
ハンバーガー・ピザ・フライドチキン・インスタント食品などは、添加物もたくさん入っていて、大量の油も使われている。

✔️ラーメン・カップラーメン・インスタントラーメン
カップラーメンやインスタントラーメンは油で揚げてあるものが多くなっている。
スープに脂質が多く使われています。

✔️揚げ物類
唐揚げ、フライや天ぷら等の揚げ物は大量の油が使われてる。

✔️スナック菓子
サラダ油で揚げられているほか、香ばしさをつけるためにラードが使用されていることがある。ノンフライ製品があればそちらの方が◯

✔️ケーキやクッキーなどのスウィーツ類
バターやマーガリン、生クリーム等の脂肪分の高いものがたくさん使われている。

✔️チョコレート
カカオに含まれる脂肪分、脱脂粉乳による乳脂肪分が多い。とくにミルクチョコレート・ホワイトチョコレート脂肪分を多く含む。

✔️炭水化物の摂り過ぎ
パスタ・カレーライス・チャーハン・牛丼など炭水化物を摂り過ぎると中性脂肪になって、脂性肌の原因となる。

✔️乳製品の摂り過ぎ
チーズ・生クリーム・牛乳・ヨーグルトなど乳性品に含まれる乳脂肪は動物性脂肪です。たくさん食べ過ぎると皮脂を増やすことになる。

美味しいものばかり・・・

ぜひぜひ脂質の摂取には量に気をつけて、
ビタミンB 2、6、亜鉛を意識的に摂取してみてください。

本日は以上です。
本日もお読みいただきありがとうございました

ニキビ博士・片柳ちひろ
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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