#72 社会人2年目の話

新卒時代の話のあと、気が向いたら2年目の方を書こうと思った。

2年目はとにかくがむしゃらに生きていた。週6勤務だったこともあり、連休があると気持ちが悪くなる。

教育業は生徒・講師・保護者と関わる人が意外と多い。さらに取引先や模試の会社など、様々な人にお世話になった。

2年目というとまだまだフレッシュでいられると思っていた。だが現実は違かった。正社員講師はとにかく責任が重い。アルバイト講師が休めばピンチヒッターとして残業をすることもあった。その他教室長が捌ききれない仕事をこなし、さらにわたしの意見が反映され、ブログやHP、SNS運用にも尽力していた。文章を書くのは好きなので楽しかった。生徒との関わりにおいても若い女性講師は意外にも重宝されることに気づいた。英会話講師(外人の方)とのアポを取ることもあった。ただこれが意外と苦戦して、生徒と相性が合う講師を探すので精一杯だった。しかもなるべく同じ講師が続かないように配慮しなければならない。

英会話はまずわたしと生徒でテキストの読み合わせをした。その後別室で英会話講師と生徒でレッスンがあった。それが終わってやっとその生徒のコマは終了になる。と思ったら次から次へと他の生徒の指導に行かねばならなかった。

その間にブログを書くこともあり、今考えるとどうやって生きていたのか不思議だった。上司もかなり癖のある人で、2年目の記憶を辿るとまず頭に浮かぶのは上司だった。

2年目にして自分のポジションを確立しても他の社員と波長が合わないと思うこともあった。なぜかわたしの周りでは2〜3年で転職をする人が多かった。今思い返せばそういう理由なのかと納得できる。

というわけで週6勤務をよく生きられたという2年目だった。

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