こんにちは！IT系銭湯ブロガーのちーさんです。
今回は、銭湯好きで映像ディレクター/カメラマンのアベさんにインタビューをしました。

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アベさんが銭湯にハマったきっかけは？

ハマったきっかけは、実は深夜バスでした。友達が富山に住んでいて、よく東京に遊びにきたりするのですが、友達が深夜バス明けの朝に漫画喫茶のシャワーに行ってたんですね。何度もそうしているうちに、しっかりお風呂に入りたい、ってなって。となると、カプセルホテルかなと思ったのですがそれは高すぎて割に合わない。そうなったときに、銭湯を思いついたそうなんです。で、早朝からやっている銭湯を探したら、上野に燕湯という銭湯があって、そこを勧められたので僕も行ってみました。そしたら、とても良かったんですよ。風呂上がりにまだ空が明るいっていうのが最高の気分で！それから、その友達といろんな町で銭湯を探すのが楽しみになりました。

朝やっている銭湯は多くないですが、燕湯は早朝からやってていいですよね！どのくらいの頻度で銭湯に行くんですか？

僕は、日常使いというよりは非日常として楽しんでいるので、大体週に2~3回とか時間があるときに小旅行気分で行ってます。銭湯を巡る日と決めた日には、1日3軒とかも行きますよ。

小旅行気分っていいですね！銭湯に出かける魅力とは？

銭湯は、街の景色も一緒に楽しんでいます。この街の雰囲気にこの銭湯はめちゃ合ってるなぁとかすごい繁華街に老舗の銭湯があるとそのギャップを楽しんだりとか。街を歩いていると、銭湯がいきなり現れるのも面白いです。あとは、飯です！これは外せないです。銭湯って入るとお腹減るんですよ。結構カロリー消費するみたいで。いつも銭湯に行った時はセットでその周辺の美味しいご飯屋さんを調べて銭湯の後に行くことにしています。

銭湯の後のご飯、めっちゃ美味しいですよね！アベさんはどういうときに銭湯に行くのでしょうか？

疲れたときはもちろんですが、気分が良くて、もっと盛り上げたい！って時も行きますね。特に朝風呂がおすすめ。朝の風呂上がりに太陽を浴びると、「みなぎってる！」って感じます。他だと、撮影日の帰りとかにスタジオの近くの銭湯に寄ってから帰ったりもします。

銭湯に行く中で、印象に残っているエピソードはありますか？

上野に六龍鉱泉っていう、老舗の銭湯があるのですが、お湯がめっちゃ熱いから大学生の子たちが入れずにいたんですね。そこに70歳くらいのおじいちゃんが「慣れだよ慣れ」って言って平気な顔で入ってたのが微笑ましかったです。脱衣所では、常連さん同士で服用している薬の数を競ってたりしてて（笑）今の時代コミュニティとかブームになってますが、銭湯には昔からコミュニティがあったんだなぁと思ったりしました。

アベさんが銭湯の魅力をプレゼンするとしたらどんな風にしますか？

お風呂や温泉が好きな人はまず一度行ってみて欲しいです。温泉の非日常をワンコインで楽しめるんですよ！昔は、銭湯＝風呂なしアパートの人が行ってる＝貧乏、みたいなイメージがあったと思うのですが、今はそもそも風呂なしアパートがほとんどないので、そんなことはないです。しかも今は新しくてすごくキレイな銭湯も増えているので、そういうところを入り口にしてまずは行ってみてください。街と銭湯を両方楽しむようにすれば、銭湯も小旅行になります。そして、美味しいご飯屋さんもね！

街と飯と銭湯。良いですね。最後に、お気に入り銭湯とその近くのおすすめのご飯屋さんを教えてください！

家が近いので文化浴泉によく行ってますね。すごくキレイだし、水風呂が冷たくて気持ちいいです。

菜香園（文化浴泉から徒歩30秒）

あとは、中目黒の大黒湯。小さいのですが、木桶と木の椅子に風情があって好きです。15時くらいに行くと、西日が入って気持ちいいんです。

おにやんま（大黒湯から15分）

地元の広島の銭湯で言うと、日の出湯です。レトロな感じで、広島にしかない３段式の浴槽も見れます。

喫茶zakuro（日の出湯から3分）

ちどり湯という銭湯も、色々と工夫されてて面白いですよ。ご飯屋さんは、近所にあんまないので徒歩＋市電で繁華街に出ましょう。

今までは日常的に行ってる人が多かったのですが、たまに小旅行気分で銭湯に行くのもまた良いですね！

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