東から昇ってくるものを迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者〜
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『痛たたたたぁーーーーーーーーー』
先日、河川敷に行った際のこと。
遠くの方からそんな声が聴こえてきました。
声のする方を見ると、スポーツをされていた方が、足を押さえています。
「大丈夫かな?」と思いつつも、
もちろん私には何もすることが出来ず。
少ししゃがんだままだったその方は、立ち上がって体を引きずりならがも、端によりました。
その後、何人かの人が周りを囲んでいましたが、
その中の一人が、
「ちょっと(ケア)しようか?」とおもむろにケガ?をした方に問いかけ、
ケガ人を横にします。
その後、そんな河川敷の場所で、
ケアをしていらっしゃいました。
私はその光景を見て素直に思いました。
「場所を選ばず、腕一本で困っている人を助けてあげられるって、かっこいい…」と。
”日曜日よりの使者”
言わずと知れた、ザ・ハイロウズの曲。
今日引用しているものは、そのさらにカバーで、
Creepy Nutsさんと菅田将暉さんが組んで作られた曲。
そもそもこの原曲を甲本ヒロトさんが書いたのには、
都市伝説があって、
THE BLUE HEARTS解散当時、色々なことを思い悩んでいた甲本は、ある日曜日に自死を考えていたそうです。
(今回は自死の良し悪しを説きたい訳ではないので、このままスルーさせてください。)
甲本さんがまさに”その時”を迎えようとしたとき、付いていたテレビから、現在も日曜の夜中にやっている”ダウンタウンのガキの使いやあらへんでぇ”のトークが始まったのだとか。
否が応でも聞こえたダウンタウンの二人のトーク。
すると、今にも自死をするまでに追い詰められていた甲本さんは、
ふと気づくとダウンタウンの二人のトークに笑っていたそう。
そして、
「俺にもまだ笑えるんだ」と。
その時のことがキッカケで、甲本さんは踏みとどまり、
そして、そのことで出来た曲が、”日曜日よりの使者”だと言われています。
自死を踏みとどまったのだ…だなんて、
違うかも知れません。
嘘なのかも。
作り話なのかも。
売名?
なんでもいいんです。
だって、事実確認なんてできないでしょ?
でも、そういう話をダウンタウンの番組や、そもそも笑いへ対するストイックな姿勢が、
誰かを癒したり、元気づけている可能性はあるかも知れません。
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私は、最初の会社で会社員だった私は、自分の無力感を知りました。
どれだけ一生懸命働いても、あくまで”会社という鎧”がないと何もできない自分に嫌気がさしたのです。
そして退職時の挨拶でこう申し上げました。
「これからは、お金の授受は別として、目の前で困っている人に手を差し伸べられる人生を生きていきたい。そのために、努力し続けます。」
・・・生意気ですね。
でも本気でそう思って、
腕一本で人を笑顔にできるエステティシャンを志ました。
♪流れ星が たどり着いたのは
悲しみが沈む 西の空
そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者〜
とか言いつつ、私なんてまだまだまだ。
私の腕で、私の元気で、私の明るさで、
誰か一人でもいい。
救うことが出来たなら、嬉しいなって思います。
河川敷で怪我?をされた方?
体は引きずっていたものの、なんだか元気にその場を去られたようです。
もちろん、医学的に”治した”訳ではないのかも知れません。
あくまで処置。
でも、血の通った”治療”であり、”ケア”だったのでしょう。
素敵、ですね。
本日は、「世間はGWらしいですね。そんなこととはスッカリ知らず。『休みはあるんですか?』よく聞かれる質問ですが、正直開業してこの方、『この日は休みだ』とか思ったことはありません。いやそもそも、『この日は仕事でこの日は休みだ』なんていう境目、私にはないから。それくらい、仕事らしい仕事、してないんですよ。遊びの中に仕事があり、仕事の中に遊びがある。それがカッコよくないですか?少なくとも、それが私の理想です。」ってお話しでした。
学び:飛行機に乗ってどこかへ行きたい
おしまい
chihiro
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