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♪僕は想像する
想像を止めない
夢の舞台で全て出し切り

君と笑ってる
君と泣いている
勝敗の向こうにある
何かを掴み…

「あと一歩が届かなかった」
わずか一歩のその差は果てしない道だと
わかっているけど

引用元:甲子園
歌:福山雅治
作詞:福山雅治
作曲:福山雅治

===

4回1死一、三塁。

台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」決勝戦。高校日本代表「侍ジャパン」にとってこの決勝の舞台は、まだ見ぬ栄光へのラストステージ。

1対0の台湾のあとを追う試合の、大きなチャンス。

打席に立つのは、

2試合連続スタメン出場をしている高中一樹内野手(3年=聖光学院)です。

そもそもそこまでを振り返りましょう。

先頭の緒方漣内野手(横浜)が四球で出塁をしました。

犠打で1死二塁。その後、丸田湊斗外野手(慶応)がセーフティバントを敢行。
これもドラマを生み、一塁塁審の判定は最初はアウトでした。ただ、リクエストと言って、判定を再度し直すことができるチャンスを使った日本ベンチ。その結果、ビデオ等で再度検討され、判定は、セーフ!

===

♪それでも僕は行くのだろう
近くて遠いその「あと一歩」を目指して
何度も 何度だって

憧れから逃げたこともある
でも僕は僕から逃げたくはなかった

忘れないよ
僕らぶつかったり励ましたり
傷ついても ひとりじゃなかったね

僕は想像する
いつか家族ができて子供にも
自慢するんだ「仲間と情熱の日々」
君と僕の

引用元:甲子園
歌:福山雅治
作詞:福山雅治
作曲:福山雅治

===

ここで冒頭のシーンにつながります。

1死一、三塁。

三塁の選手が戻れば同点。一塁の選手が戻れば逆転です。

ここで馬淵監督から出されたサイン、それが、

”スクイズ”

打順が回ってきた高中一樹内野手(聖光学院)はスクイズを敢行。これがなんとも素晴らしいスクイズで、球は三塁前に転がり、これを三塁手が一塁に悪送球。一塁にいた丸田も生還し、逆転に成功しました!

犠打からの3連続バントで試合をひっくり返したのです。

あぁーーーーーーーーーーー

素晴らしい。

・・・え?笑

===

♪心も身体も思い通りに動かない
結果を出せない時だって

地元じゃ誰もが知ってるあの坂道で
鍛えたダッシュ力 信じて

振り向けばここへと続いた足跡の
全てに意味があったんだと

掴みたいんだ
ずっと僕は僕を諦めずに
君は君を諦めなかったね

掴みたいんだ
今日も挑戦者として戦う
チャンスは挑戦する者だけに訪れるんだ
そうだろ?
===

引用元:甲子園
歌:福山雅治
作詞:福山雅治
作曲:福山雅治

最近すっかりおとなしかったはずなのにまたかって?
また、です。

だってだってだってーーーーーーーー!!!!!

今日は、U18(要は高校生)のベースボールワールドカップ決勝戦。(上にも書いた)

高校野球を地方戦からずっと観戦してきた私にとって、この世界戦は、これまでの集大成の集大成。出てくる選手出てくる選手皆がエースであり、ヒーロー。

とにかく選ばれた選手しか出れない珠玉のステージ。

泣く。

この世界の頂を目の前にした決勝戦で、

犠打→セーフティ→スクイズ…という3連続でのバント。

ただ、この馬淵監督の采配ピタリ当たりました。

すごすぎる。

いや、采配はもちろん、その采配通りにゲームを進める選手のレベルの高さ。

甲子園の大会中、智弁和歌山の高嶋監督がこうおっしゃっていました。

「スクイズは、簡単ではない。試合でやったことがないとなかなか決まらないんです。」

そう、私も少し前に”特訓”に呼んでもらった時に初めて”バント”というものをやってみましたが、

本当に驚くほど難しい。(私だから、ではなく)

バントは、技術、なんです。
技術、なんです。
技術、なんです。

そしてその技術は、咄嗟に出ないと意味がないんです。

エステ技術も同じ。
いや、もっと言えばビジネスにおいては全て同じ。


咄嗟に言われて、できないって言っているようでは、
侍ジャパンになんて絶対呼んでもらえないんです。

世界戦に近づければ近づくほど、
どんどんレベルは高くなって、

1つのミスも許されない。
いや、ミスどころか、加点がないと淘汰される。

そんなギリギリのところに立ってもなお、

スポーツを目指す人のかっこよさよ…

===

♪君だけにしか 僕だけにしか 出来ないことを
認め合って 拾い合って 繋ぎ合えば
ほら
越えていける

忘れないよ
僕ら競うべき相手でもあり
守り抜くべき仲間でもあって

僕は想像する
いつか家族ができて子供にも
「勝敗を越えて掴んだもの」を話そう
君と僕を

100年先の仲間達へ

我ら謳う
青春を
生命を
謳う

===

なんだかすっかり夏が終わっていきますね。

夕方にもなると、日差しが弱まって少しだけ涼しくなった夏の終わりの変えを感じると、一気にノストラジックな気分にさせられます。

それでも、そんな歴史や背景を絨毯にして、しっかりと足を踏み出して、

私たちの新たな道を歩むのです!

また、素晴らしい勇姿を見て、

感動し、大きな声で叫び、暑いとか言って扇風機をつけて、

自分の仕事に戻るのでした。

終わりに近づいてきたので、ここでごお礼を。

感動をありがとう
感動をありがとう
感動をありがとう

本日は、「スポーツと音楽と。こうやって、毎日楽しい!て思えるものに囲まれた生活って楽しい。そレは決してお金ではなくて、心の満足度かなって思います。馬淵監督、そして、選手の皆様、素晴らしい夏を、本当にありがとうございました。」ってお話でした。

学び:これくらいは1時間弱です〜

教えて教えて

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