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陽はおちる あたしの上に消えないで 胸のドキドキ

♪鼻先をくすぐる風に少し照れ笑いして
歩道を渡る仔犬のむれは足早に歩き出してる
ママのつくったプディングはバニラの匂いがした
公園まではあと少し 口笛を吹いてる

長い髪に憧れた 夜に降る雨は好きだった
フラれて泣きべその帰り道 おしゃべりは助けてくれた
見上げるほど高い向日葵はみんなの匂いがした
「もう二度と会えなくなるの?」それが聞けなかったの

引用元:ドキドキ
歌:JUDY AND MARY
作詞:YUKI
作曲:恩田快人

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「館山の千倉の方に、子供の頃の夏休みに行ったとうもろこし畑と青空を探しているんだけど見つからないんだよね」

ゲホーーーーーーーーーー

誰?こういうこと言う人。

今日の昼下がり、”ビジネスアナリティクス”の宿題が出来なさすぎて、もう不貞寝してしまおうかと目論んでいる私のもとに、こんな素敵な言葉が”あの頃”の景色へと一気に誘ってくれました。

いつか見たあの景色を、また見たいなって思いながら、それでも人はどんどん大人になると、毎日の忙しさにそんなことも忘れてしまって、何を急いでいるのか分からないけど、毎日妙にバタバタバタバタして、宿題もそれなりでいいやって変な要領の良さを覚えたり、やりたいこともまたいつか〜なんて体裁のいい自分への言い訳をして。

あ、私のことです。

”丸くなった”といえばいい表現かもしれないけど、最近の私なんて、当たり障りなく頑張っているつまらない人生だなって振り返ったり。

それでも、”とうもろこし畑と青空”が見られるのであれば、私も見てみたいな…そんな”あの頃”を思い出させてくれて、なんだか背中を押してくれたように思います。

言葉って、不思議ですね。
もしかしたらこれが、藤子・F・不二雄先生のタイムマシーンなのかもしれません。(結局そこ)

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♪空をあおいで 手を叩いて
大地にキスをするような
生まれたての物語と
果てしない胸騒ぎ

陽はおちる あたしの上に
消えないで 胸のドキドキ

引用元:ドキドキ
歌:JUDY AND MARY
作詞:YUKI
作曲:恩田快人

===

昨日ラストにいらっしゃったお客様。
田園調布の方から1時間弱かけて通ってくださっている26歳の穏やかで清楚な可愛い子なんですが、

18時にいらっしゃって、結局お帰りになったのが、22時前かな?
何をしているんだって思うでしょ?

昨日は特に、仕事の話、お客さまのお父さんのお話、お母さんのお話がほぼ。

中でも、「お父さんには趣味がない」ってお話をされていて。

でも、掘り下げていくと、革ジャンをこっそり買っていたり、昔はバイクに乗っていらっしゃったみたいだし、格闘技が大好きだったり…

「LINEスタンプでこんなの入れてくるんです」って見せてくださったのは、

横浜銀蝿のスタンプ。

お客様はね、実のお父さんだから「変ですよね?」って言っていましたけど、

私はなんだか素敵だなって。

===

♪季節が変わってゆくたびあたし達は歩きだす
公園まではあと少し 口笛を吹きながら

空をあおいで 手を叩いて
大地にキスをするような
この想いが 強いのなら
傷ついて かまわない

引用元:ドキドキ
歌:JUDY AND MARY
作詞:YUKI
作曲:恩田快人

===

ちょっと聞いてもらえますか?
今、家でブログ書いてるんですけどね、
見渡すと恐ろしく部屋が汚くて。

あ、臭いが、とか、ゴミが…みたいなのではないですよ。
でも、テスト勉強用の本やノートが出ていたり、書かないといけない書類が置いてあったり、今日届いた郵送物の仕分けができてなくてそのまま置いてあったり…

何せ、乱雑。

私、綺麗好きとかではないんですけど、
それでもこう、部屋が乱れていると、心が乱れている感じがして、

落ち着かないんですよね。

行き届かない自分に、凹むというか。

”大人”

辞書で調べたら、こうありました。

からだの大きい人。巨人
 →チビの私は違うでしょ。
一人前の人間。おとな。だいにん。⇔小人 (しょうじん) 
 →一人前ではないから…私は違うでしょ。
徳の高いりっぱな人。度量のある人。大人物。「—の風格を備えた人」⇔小人
 →全然徳は積めてないから…私は違うでしょ。
地位身分の高い人。
 →地位も身分も高くないから…私は違うでしょ。
父・師、その他の成人男子に対する敬称。うし。
 →父でも師でも成人男子でもないから…やっぱり私は違うでしょ。

・・・私は大人ではない…爆。

いやいや、そんなどうでもいいこと書きたいんではなくて。

子供の頃は、「早く大人になりたい」って思っていたはずなのに、
見渡すと全然楽しそうな大人がいなくて、

なんなら、新入社員の時に乗っていた終電の名鉄電車の疲れ果てて死んだ魚の目をしたおじさんたちを見て、大人に幻滅したのをよく覚えています。

今日の昼間、宿題が出来なくてやさぐれていた私の目は、確実にあの頃に見たあの死んだ魚の目だったと思います。


===

♪歩き疲れたら 叫びだして
暗闇を恐がるような
子供の瞳に 映る虹は
こわれる事を 知らない

手をのばして 光りに顔を照らして

引用元:ドキドキ
歌:JUDY AND MARY
作詞:YUKI
作曲:恩田快人

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先日、六本木に行きました。

見上げると、月がとても綺麗で、「なんて贅沢なんだろう」って。「生きているってこういうことなんだな」って思ったんですよね。

人は大人になると、お金で得られるものを”幸せ”だと勘違いしがちです。

でも、空を見上げれば、昔と変わらず朝日は上り、四季の花が咲き、夜になれば月明かりが照らしてくれる…

それを感じられるだけでも、本当は幸せなんではないでしょうか。

そうそう、その”自然の美しさ”に、

東京タワーなんていう”人間の創り出した美しさ”が合わさると、最強説。

ぜひぜひ、部屋が汚くなった私みたいな方がいらっしゃったら、
空を見上げてみてください。

それか、千葉にお出かけくださいませ。

忘れてきた何かが、見つかるかもしれません。

私もこの夏にでも…一人じゃ行けないから誰か連れてってくれないかな。

本日は、「通常、この流れだと完全に井上陽水さんの”少年時代”なんです。でも、今日は総長スペシャル✨総長?すごい方です。だってあの名探偵コナンを愛する30人としてDIMEに取材を受けて掲載されている方ですからね。藤子先生の葬儀にも参加されてるんだから!でも、総長のお話をすると数行では済まないので、今日はこれくらいに。いつかお話をガッツリ聞いてみたい…」ってお話でした。

学び:中川コロナは健在です。あれこそ私のノストラジー。いやノストラジックを求めて私は千葉へ行きたい。

おしまい

chihiro



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