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わたしの土台

2023年2月13日(月)~16日(木)、環境系学生未来塾in耶馬渓を開催しました!
楽しかった~~

以下、そのふりかえりノートとして綴ったものです。


最終日のチェックアウトでも話したんだけども、
今回の未来塾を通して、自分について徐々に思い出してきました。
ここ最近は、組織の中で役割を果たすこととかやりたいことを実際に回していくことにエネルギーを使ってたんだけど、未来塾を機に今ここの自分がどんな人間なのかを感じることにエネルギーを使い始めました。

“私”って非言語の部分で常に変化し続ける存在だと思ってて。過去の自分から出てきた言葉も、今の自分とは少しずれてるかもしれない。
だから、こうやってたまには今の自分から出てくる言葉に更新していきたいな。

✳︎✳︎✳︎

そんな未来塾で感じたことを大きく3つ。

流されにいく

1つ目は、「流されにいく」という生き方について。

「流されにいく」って、3年ぐらい前から私のモットーとして掲げてる言葉。常に目的地かつ通過点の人生を送ることとか、変容を愉しむこと、そして自分で選択すること。けど、今回大人の話を聞いて、その言葉をアップデートできた気がする。
「流されにいく」って、とても合理的な生き方だなーと思って。合理的って言っても、時間対効果とか、経済対効果とか、そんな個別の軸じゃなくて、もっとホリスティックな合理性。楽しく生きるための合理性。

「流されにいく」を3つのステップで考えてみた。
①種を拾い集める
自分の好きなこととか得意なことを大事にもっておく。自分の土台を自覚しておく。
②種を蒔いとく
集めた種に関連する経験や、人との関係性を積んでおく。流されたい方向の流れが来るように布石を置きまくる。
③流れが来たときに乗れる状態である
変化する覚悟と身軽さを備えておく。

そういう、打算込みの「流されにいく」が自分の生き方だな~と思った。したたかに、しなやかに生きること。自分がいろんなつながりの中に生かされていることがわかっているからこそ、そこに委ねつつも、自分の足で人生歩んでいきたい。流れは引き寄せるもの。

私のしあわせ-世界のしあわせ

2つ目は、私のしあわせと世界のしあわせについて。

今の日常生活を送っているだけで、私は誰かを傷つけて生きている。知らず知らずのうちに、劣悪な労働環境とか、自然環境の破壊に加担している。けれど、私はその構造を変えるためだけに生きるという選択をしていない。私は私のためにしか生きられない。
そんな痛みを、思い出した。

だから私は、私のしあわせが世界(地域とか環境とか社会とか)のしあわせにつながった生き方をしたい。そして、できることなら他の人にとっても、個人のしあわせと世界のしあわせが結びついた世界線で生きていてほしい。無自覚に傷つけあうような世界では、生きていたくない。

未来塾終わってからもいろんな人と話す中で、改めてこれが自分の命題だなって思った。いかに、個人のしあわせと世界のしあわせを繋げていくか。自分を大切にしてたら、目の前の環境を大切にできて、気づいたらその周りの世界も大切にできるような。自動詞の連鎖によるやさしい革命を起こすこと。
そうだ、つながりに自覚的になれるような体験をつくりたいっていう夢は、そこから来ていたんだった。

焚人として

3つ目は、焚人として感じる幸福感について。
お互いのbeをある程度わかってて安心できる人たちと、価値観を共有しながら未来塾をつくる場に居合わせたことが、本当にしあわせだなと思っていて。

半年前の未来塾では1段立場が変わったのに頭と心が追い付いていなくて若干の苦しい思いをしたけど、今回はそれが追い付いてきて、この場をとても楽しめた。
非日常的などきどきわくわくというより、落ち着いた満たされる感覚。
誰とも深く繋がれない寂しさみたいなものとの付き合い方も多少覚えた。

やっぱり私にとって、価値観に共感できる、好き!て思える組織で役割をもてることが、一番エネルギーが湧いてくる。

「この輪の中にいるだけでしあわせ。」
未来塾の他にも、いくつかそう思える場所で役割をもらえている(た)。なんて幸せ者なんだろうか。そんなしあわせを噛みしめる時間でもあった。

そしてこれから

Exploration
冒険に出よう。
新しい世界に触れることで、自分の当たり前の枠組みを認知しよう。世界を観る視点を増やしていこう。価値観ぶっこわしていきたい。

夢とかやりたいことに向けて行動するのもわくわくするし、そのためだと思うと湧いてくるエネルギーがある。けど今は、そーゆー補助線を引きすぎず、今ここに存在している私と世界を味わう準備だけをしよう。
種を大事に大事に拾い集めよう。
"私"の土台を思い出す時間にしよう。


まあまあ恐れはある。

初めましてで刺激だらけの世界に飛び込むことのストレスは嫌だってほどわかってるし、

わかりやすく何かに向かって頑張らないことにも焦りと不安がある。
何にも所属してないと、孤独も感じる。

けど、何者でもない"私"でいる覚悟をもって、しばらく生きてみようと思う。
今の私にはそれが大事なことな気がするし、
私ならまあ大丈夫でしょって自信もあるから。

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最後に。
一緒に4日間過ごしてくれたみんな、
いつ行っても温かく迎えてくれるhitotoseのみなさん、
こうして関わりしろを用意してくれたあかりんややっくん、
他にも関わってくださった多くの皆様、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

ではでは。
みんながそれぞれの場所で、自分の人生を自分で歩んでいけますように。

2023春 環境系学生未来塾in耶馬渓
学生焚人 きき

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