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手帳生活のススメ

ものすごく多忙な中、それでも感性を枯れさせずに自分らしさをみずみずしく保っているステキな女性がいた。

彼女はなんでも書きとめる、メモをとる。

ああ、だからなのか、と彼女にならって手帳をはじめてみた。

流れては消えていく時間。毎日。出来事。

物事は次々にやってきて上書きされていく。今はすぐ過去になり、忘れられていく。その消えていく出来事のなかに、小さくても、のちのち大きく育つものの芽があっても、消えていく。

手を使って、ペンを使って、書きとめると、その流れて消えていくものたちにピンを打ち、カケラとして留めておくことができる。記録ができる。

携帯やパソコンに文字を打ち慣れているものの、不思議なもので、打った文字はなぜか刻まれにくい。ペンで書きとめると、すんなりと入ってくるものなのだ。

わたしたちの目は、実は多くのものを映している。見ていないようで見ている。けれど、そこに意識をとめないと、すぐに忘れていく。

自分のなにげない日常を書きとめることで、とりたててなにも起きていないように見える毎日に、味気ない時間に、たいくつに見えた場所に、ものがたりが生まれる。

主観と客観をみわけるまなざしが生まれる。

ものの見方が変わると、流れが変わる。

本当に欲しいもの。本当はいらないものが見えてくる。

よく見えるまなざしは、心を自由にしてくれる。

そんなわけで、手帳生活、メモ生活、オススメです。


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