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モノを手放せない病と幸せの尺度

私のスマホはiPhoneです。
タブレットはiPadです。
パソコンは一度修理に出して今も使っているmacです。
移動中に音楽を聴く時はiPod shuffleです。

それに加え、現役を退いてもなお我が家に眠るのはiPodと初期のiPadです。
こういった機器は「愛着」という名の下にあるのです。
今回はそんな眠っていたiPodを復活させたお話。

さて、私は据え置きオーディオ類を二つ持っています。
ひとつはBOSE。
もうひとつは真空管アンプ。
なぜふたつあるのかと言うと、どうしても手放せなかったからです。
BOSEはスッキリ爽やかでパワフルな「BOSE」な音色が欲しい時。
真空管アンプは、おこもりな音色が欲しい時。
ふたつあれば気分で分けられるのです。

とはいえ、この真空管アンプの方にはCDプレイヤーがついているのですが、どうも調子がよろしくない。
8曲目あたりで急に「ガガガ」と止まりがちになって再生拒否をする。
どうしたものかと悩んでいました。
そこで思いついたのが、眠っていたipodを使うこと。

すっかり冷たくなったipodを充電しmacに繋いだら、ちゃんと動作しました。
ライブラリには450曲ほど保存されており、ipodの方には夫のプレイリストが入っていました。

そうそう、夫に貸していた時期があったのよね。

そんなことを思いつつ、私好みの曲もipodへお引越し。
その間、アンプのお掃除。このアンプ、娘の部屋に置かれてCDの再生が怪しくなってからほぼ放置。
埃まみれでした。

カバーを取って綺麗に埃を払います。

放置を反省しつつ、汗だくで掃除をする。
なぜ汗だくかというと、整理整頓もしたからです。
今回リビングの一角にあるシェルフの一段に置くことを決めていたので、そこを整理してお掃除。
綺麗にしてから並べました。

スピーカーに棲家を奪われて引越して来た黒猫と。

スピーカーは棚に入りきらなかったので、上へ。
ジェルマットを敷いて落ちないことを祈りました。
悪あがきでCDを再生しましたが、やはり途中でガガガ。
諦めました。

そんなわけで、いよいよipodを接続。

小さな灯りが、ぽわんぽわんと。

わーお。
思った通り。
良い!

このipodを縦置きするマリメッコ柄の物は、昔CDを立てるのに作ったものです。
角柱にベニヤ板を釘で打って、マリメッコを貼りました。

高いところから音が降る音響に憧れて、ひょうたんスピーカーが欲しいと思った頃もありましたが、今回高いところにスピーカーを設置したことで望みが半分くらい叶いました。

感無量。

スピーカーから流れる懐かしいメロディーと充実感に包まれたのでした。

ライブラリには思ったより多くの曲が入っており、私には収集がつかないレベルでした。謎のクラシックシリーズもぎっしり。

カプスーチンを発見し、弾きたいなぁと思ったり。

そんなワクワクをもたらしてくれた出来事でした。

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