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「月姫 -A piece of blue glass moon-」クリア(フローチャート埋めの話少々)

まさに知る人ぞ知る、同人界に嵐を呼んだTYPE-MOONによる伝説の同人ゲーム「月姫」のリメイク作品。Fateが一段落した頃にリメイクが発表され、同人発売から21年を経てついにCS(PS4/Switch)で発売となりました。

どんなゲームかなどは、ファミ通さんの記事などが、細かく紹介していますのでどうぞです。

というのも、ゲームはOPから全編シェアも投稿も実況も全面禁止で公式以外はあまり細かい説明がないかもだったりしますので、

そんなこんなな月姫ですが、私は21年前の世紀末に、同人の月姫(半月版)が凄い面白いと聞き(半月は手に入りませんでしたが)、完全版の発売の時に飛びついて遊んでのめり込んだ口です。クリア後、COMPAQというハンドヘルドPCに入れて持ち運んでたりしましたし、歌月十夜もメルブラもコミケで買いましたね(大変だった……)(全部持ってるのに月箱も買いましたね)
さて、それから20年……2008年にリメイクが発表されてからも10年以上が過ぎて、正直、永遠に発売されないのかと思っていた月姫リメイクが発売されました(永遠などはなかったのですね……よかった……。笑)

えぇ、それだけで嬉しいわけですし、ゲーム立ち上げてタイトルであの名曲を聴いただけで思わずホロリと涙が出たほどですから、フルプライスでシナリオが3ルートしか入って無くても、フルボイスでよかったし、気にはなり……ませ……ん……って、
なんでなんでなんでアルクのトゥルーがないんですか!? もちろん有料でもいいんですから、アルクトゥルー、マジでお願いしますよ!! TYPE-MOONさん!?

と最後に本音が出てしまいましたが、
とにもかくにも、発売日からチマチマとプレイして、全エンディング制覇してプラチナトロフィーまで、遊び、まだ物足りず、フローチャート埋めたくらいは満足しております。

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さて、他ルートの特に大きいところ、公式では「月の裏側」と言っている遠野志貴の過去や生まれ関する物語でもある、遠野邸ルートは、全エンド後に見れる最後の教えてシエル先生に(別作品として?)軽い予告が入っておりました。
予告の最後が弓塚さんのショットで終わってるので、ついにさっちんルートが?というところが、秋葉、翡翠、琥珀ルートより興味津々ではあります。

と、呟きは、こんなところなんですが、全エンドとフローチャート埋めで、個人的にちょっとわかりにくかったところとかをメモがてら……。

ここから先は、本作のお話的なネタバレには触れていませんが、ルート分岐など攻略関連の話を少し書きますので、プレイ(クリア)していない方は、ここまでで……。

デッド(バッド)エンド集めは、分岐を試すだけで苦労するところは無かったように思えますが、
11章で起こる「BAD END NO.15」は他より特殊だったと思います。そもそも11章に分岐がない上に、近くの分岐を試しても拾うことができない、とにかく遡っていくと9章最初の分岐「濡れた保健室」でヤバい注射を打たれておくと、無事に11章で死にます。苦笑

フローチャート埋めの方も、基本は選択肢まで戻って(いつでもフローチャートや、R2ボタンなどで戻れます)空いてるところを選ぶだけなので、そう難しいところもありませんが、個人的には3カ所、条件を探すのに手間取ったところがありました。

ひとつは、共通ルート3章の「先輩のいるHR」。ここは1章の頭でシエルに「話しかける用事はなかった」と塩対応しておき、その後、特に知り合ってないと起こる分岐っぽいです(多分で申し訳ないです、合う回数か?などいくつか試してる時にフト埋まってました)

次はシエルルートの12章、13章に飛び飛びで起こる遠野邸関連の分岐ですね。こちらも近くの分岐を試すだけではいつも同じところに行ってしまう感じでした。
こちらのフラグは、9章の「ノエル先生に会いに行こう」でどちらを選ぶかで、12章も13章が分岐します。理由はプレイすればわかりますが、
「女を手本にして処理しよう」を選んだことの無い方は、一度は、ご覧ください。遠野邸メンバー好きな人は落ち込むこと請け合いです(こっちルート通って、あのエンディング迎えても、闇が深すぎでモヤモヤします。苦笑)

フロー埋め最後だったのは、シエルトゥルールートの14章、最後のフロー分岐「ラブレター」。ここ抜ける人の方が少ない気もしますが、自分はスポっと空いており、これは……一体……となってましたが……、
”共通ルート含めて”、アルクェイド寄りの分岐を(ちゃんと)選んでいたか(ラブパラ貯めてたか)でした。私はアルク推しなのですが(どうでもいい情報。笑)、シエルを攻略するぞとプレイしてた時は、シエルよりの分岐ばかりを選んでたので、ここがフローの中ポッカリと空いていて、これはどうすれば……となりました。苦笑
特に共通ルートの4章「返答やいかに」でアルクに「協力、する」を選んでないと完全にアウトっぽかったです。
なんにしても、アルクェイド好きは絶対必見な箇所だったりしますね。その後の2人のやりとりの深みが増します(あのバカバカ言い合うシーン……マジで超大好きです)

攻略的に、ちょっと見つけるのに時間がかかったのは以上でした。トロフィー的な話では、プラチナはメチャ取りやすいゲームですね。実際、上の方の写真にあるようにプラチナ取得率16.6%(21/09/13現在)と高めかと思います。

もう少しだけ……。
他に攻略以外で、個人的に、この分岐は必須ルートでいいんでは?というのは、「斎木業人」との会話。あの黒包帯NPCむかつくし、話さなくていいだろと思う方も多いとは思いますが、恐らく月の裏側に絡んで来るので話ておいて損はないかな……と。
同じく遠野というか、恐らく志貴の過去に関係している、序盤からちょいちょいでてくるツインテの謎の少女が何者か少し分かるのが、10章のアルクェイドとのデートで「やはり陰鬱とした路地裏だろう」を選んだ時の分岐です。ここ以外に、この少女のことは何も情報がでないので見といた方が月の裏側の前情報として良いのでは?と思います。
この両名、(多分)新キャラではありますが、同人版をやっているとその名前から「あっ、もしかして……」とちょっとした想像ができますので、月の裏側がまたひとつ楽しみになります。
この路地裏ルート、アルクドレスの撮影会もありますし楽しいイベントです(細かい話、ドレスはここでまた見れるので7章の「もう少しアルクと話をする」では、(ここでしか聞けない)二十七祖の話を聞くのが設定補間としてはオススメです(吸血鬼の話は他でも意外と聞けます))
大事のはそれくらいですが、7章のアルク探しで「諦めずに町を回る」と琥珀さんからメールをもらえ、さらに巨大秋葉も見れるという面白演出があります。また、シエル先輩のアニメーションで、分身したり、フリッカージャブが見れるところがありますので必見です。

というところで、後は、続編なりDLCなり、何年待てばいいのかくらいは、早く教えて欲しかったりしますが、
プラチナを取るだけではなく、フローを埋めるのにも(ファンは)楽しいという満足な一本でした(終わり)


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