蜂との戦い

7月の終わり。

ふと自室の窓を開けようとした時、隣の家の屋根のところに何かが飛び回っていることに気付く。

蜂だ🐝

パッと見、スズメバチのように見える。

しかもその屋根の軒先をよく見ると、巣が出来かけている。

これは大変なことになった…と、慌てて開けようとした窓を閉めて色々と考えを巡らせる。

こういう場合、まずは自治体の対応がどうなっているか確認だろう。

早速住んでいる区のホームページを見ると、幾つかの事柄がわかった。

  • 区で見かける蜂はほとんどがアシナガバチというおとなしい種類(スズメバチではない)

  • 蜂の駆除は区では行っていない

  • 手の届く範囲に巣を作られた場合は自分で駆除が可能(丁寧な解説付き)

つまり、ほっといても害は無いけど駆除するなら自己責任で、ということらしい。

確かにおとなしい蜂なのかもしれないけど…窓を開けたら手の届きそうなところで蜂がブンブン飛んでいる状態の自室で過ごすのはとても精神衛生上よろしくない。

これは自分で駆除するしかないのか…と覚悟を決めつつ、でもそもそも巣を作られたのは隣の家だし、勝手に駆除するワケにはいかないか…と、まずは隣の家の人に相談することにした。

隣の家の人は幸いなことに普段からよくやり取りをする人で、食べ物をおすそ分けしたりする仲。ちょうど先日おすそ分けしたお返しを持ってきてくれたところで、蜂の件を相談してみた。

やはり「あれはスズメバチじゃないね」というところから話が始まり、駆除するにしても隣の家からでは届かないなぁ…という話に。

もう腹は決まっていたので「じゃあウチで駆除しますよ!」と、こっちで駆除を提案して話がまとまった。

やることは決まったので準備に取り掛かる。

まずは殺虫剤の手配。

どういうものが良いのか調べてみると、本職の方が紹介しているこのサイトがわかりやすかった。

ここで紹介されている「ハチアブマグナムジェット」を複数本あった方が良いというアドバイス通りに2本購入。

次にどうやって狙うかを考えた。

窓を開けて狙えばいいだけではあるけど、蜂がこっちに向かってきたり、殺虫剤が跳ね返ってきたり、色々なリスクを最小限にする必要がある。

そこで考えたのが、開けた窓に小窓の付いたダンボールを貼り付け、その小窓から殺虫剤の噴出口を出して狙うという方法。

窓を開けた時のサイズを測り、家にあった手頃なダンボールを切ったり貼ったりして工作。

そして出来上がったのがコレ↓

不器用さ際立つ出来栄え

かなりゴテゴテした不格好な出来だけど、正直サイズさえ合ってれば何でも良い。

準備が整ったのであとはやるだけ…だったけど、ちょうどこの時は先日の家族の自宅療養の期間と被っていたり、その直後に台風が来たりでなかなか決行できない日が続いた。

そして今日の夕刻。

風もそんなになく、暑さも落ち着いたちょうど良い蜂退治日和。

サッサと片付けたい…という思いに後押しされて準備を進める。

ダンボールをセットする時には一度窓を開けないといけないので蜂が向かってこないかヒヤヒヤしながら目張りを済ませ「やってやる…やってやる…」と、パニック映画でゾンビに立ち向かう主人公のようなヤバいテンションになりつつ、準備完了。

この小窓がいい仕事をしてくれる

巣の様子を見てみると、心なしか準備を始めた時よりも蜂の数が減っているようにも見え、少し様子を見るべきなのか…と迷いもあったけど、やはりサッサと済ませるべきだと決心。

マスクを二重に装着し、水中メガネを掛けていざ勝負の刻。

殺虫剤は持ち手を立てるとこんな形状になる↓


このトリガーを引くと勢い良く噴射する

さながら武器のようで若干のアトラクション感がある。

…なんて呑気な想像はこの時には無く、とにかく巣に向って一心不乱に殺虫剤を噴射する。

ちゃんと狙い通りいくのか若干不安だったけど、上手い具合に巣に噴射されて蜂がブワッと巣から出てくる。

一瞬怯んで一旦小窓を閉めて様子を見たけど、こっちに向かってくる様子は無いので続けて噴射する。

蜂が戻ってくる様子も無いので噴射をやめて様子を見てみたけど、完全に鎮静したようなので勝負がついたようだ。

最初に見た時より仕上がっていた巣

まだ巣は残っているけど、1ヶ月くらいは殺虫剤の効果で蜂が戻ってくることはないそうなので、その間に処理すれば良さそう。

巣の発見からおよそ3週間、ようやく蜂との戦いに決着が付いた。

上手くいって良かった。

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