ドイツの運命の日、11月9日

先週は、ドイツでは2日からミニ・ロックダウンが始まり、その日の夜にはウィーンでテロ事件が起こり、3日にはアメリカ大統領選が行われるという大きな出来事が続いた週でした。

今週は、11月9日ドイツの『運命の日』で始まりました。
20世紀のドイツでは、11月9日に大事件が起きています。

1918年11月9日 ー ベルリンの11月革命により、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が退位、スパからオランダに亡命しました。フィリップ・シャイデマンが共和国宣言を出し、ワイマール共和国樹立。
11日、第一次世界大戦が終結しました。

1923年11月9日 - ヒトラーは共和国5周年記念の日を狙いミュンヘン一揆を起こしましたが、この日鎮圧されました。

1938年11月9日 - 『水晶の夜』(Kristallnacht)。ドイツ各地でナチスにより、ユダヤ人の商店、住宅、シナゴーグなどが襲撃された夜。『水晶の夜』というのは割れたガラスが光っていたことに由来します。

1989年11月9日 - 『ベルリンの壁崩壊』 



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