「よさを活かす」象徴的な出来事(後編)
〜クルーズ物語⑥〜
マツダ ミヒロさんが企画された未来型社会貢献プロジェクト「Life Startup」。
で、まさかまさかの豪華クルーズに当選!
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前編(クルーズ物語⑤)の続きです。
1週間後に「チーム結成のためのよさ会議」を開催しようか、と会場の空きを調べそうになったわたしたち。
でも、メンバーの一人が広い視野でもって
「エネルギーを注ぎたいところ」
「優先したいところ」
を提示してくれたので、留まることができた。
しかも、出たアイディアは、いつか活かせる案にもなり、一番良い形に収束した。
めでたし、めでたし♡ 笑
と、わたしから見るとそういう話なのだけれど…
この後、先のメンバーが自分の気持ちを話してくれた。
わたしたちよさがみえるラボでは、お互いのよさを伝え合うことがよくある。
「あなたって、こんなことを自然にできてしまうよね、それって強みだね、活かせるね」
ということ。
彼女の視野の広さ、俯瞰して見るという視点は本当に素晴らしい。
わたしには頑張ってもほとんどできない(笑)。
とてもいいなーと思っていて、彼女にもよくそう伝えていた。
チームの中にその視点があると、本当に助かるし。
でも、彼女曰く、俯瞰して見えたこと・気づいたことというのは、長い間(よさラボ以外の場で)「自分の中だけにとどめておくべきこと」だと感じていた、とのことだった。
さっきのように盛り上がっている雰囲気に、水を差してしまうんじゃないか。
「批判的な人だな」と思われてしまうんじゃないか。
などの理由だ。
あぁ、そうか。
そうよね、そんな気持ちになるよね、きっと。
「でも、よさラボでは自然に言えるのだ」
とも伝えてくれた。
それは
・「水を差す」とか「批判的だ」とは捉えられない
・思ったままを言っていい
という心理的安全性がそこにあるから。
…やはり心理的安全性が土台だ、という、よさ会議の重要な部分を再確認したのだった。
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もし、彼女が「そのイベントよりメインの活動を優先しよう」という意見を言えなかったとしたら。
彼女の「よさ」が発揮されないことになる。
それは、その気づきが使われないということ。その視点がチームに存在しないことになってしまう。
なんという損失!!
そして。
彼女はきっとモヤモヤした気持ちのまま、チームとしてやることになったイベントを、どこか乗り気でないまま一緒にやっていただろう。
それは彼女も辛いし、全体にもブレーキがかかる。
……あぁ、そうならなくてよかった。
というわけだ。
この日の出来事は、わたしたちが「よさを活かし合う」チームであろうとすることの象徴のように感じた。
では、こんなふうに、強みを抑えこまずに活かしていくためには、何が、どんなプロセスが、必要なのか。
…は、無料動画セミナーにて(笑)
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