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揚げ物をおいしく復元させます

食のこだわりに関して。
私にとって食べ物で大事なのは歯ごたえです。
麺は茹ですぎ禁物、パスタ以外のうどんもお蕎麦もアルデンテぎみを狙います。
鍋の具材も、放置されてくたくたになった白菜は苦手です。

バリバリボリボリ、音を立てて噛まなければならないハードなものが好きです。
野菜炒めもしゃきしゃきがいい。
そんな歯ごたえあるものが好きな私が、時間がたった揚げ物をカリカリに復元する少々手間がかかる方法を紹介します。

そしてその手間を省ける便利なキッチン家電情報も仕入れています!

でははじめます。

スーパーの揚げ物

お惣菜の揚げ物は、忙しい日に子供たちのおなかを満たす救世主。
でも夕方のスーパーに揚げたてが並んでいることは少ない。
見るからにしんなりしていて、パックの内側に水滴がついていることも。
これ、どうやって食卓に出しますか?

食感を復元するための努力

しなびたお惣菜をどうやって復活させるか?
いかに揚げたてのカリカリ食感に近づけるか?
力の見せ所です。

まず最初にレンチンします。
決して温めすぎてはいけません。
中がぬるくなった程度でOK。
次にトースターに入れます。
この時、余分な脂が落ちるように底が波打つようなお皿を使うのがポイント。
加熱をスタートしたら、できれば状態を見ていたいのでトースターの前から離れずに。油の落ち具合をときどきチェックします。

ここからは、経験がものを言います。
トースターの火力を調整したり、時にはキッチンペーパーで油を吸い取ったり。
表面を焦がさず、水分を飛ばす。余分な脂も落とす。「かりっ」と食感を目指して試行錯誤します。

こうやって手塩をかけ復元させた揚げ物を、食卓に並べます。
この10分~15分を惜しんではもったいない。
そんなに時間をかけるなら家で揚げ物したほうが早いような気もするのですが、コンロ汚さないので掃除の手間がいらない点は楽です。
そして私はこの復元作業が結構好きです。
地道に加減を見ながら・・・だんだんカリっとしてくると愛着も沸く。
もっとおいしくと、焦げとカリカリ度合いの追及の駆け引きをする。
BBQの火起こし後、炭を転がしながら火の番をするのと似た感覚です。

文明の利器を発見

ずっとレンジとトースターの二刀流でやってきた私ですが、この度とってもいいものを知ったのでご紹介します。

これは揚げ物をするときに油分を最小限に抑えて調理できるキッチン家電なのですが、揚げ物の温めなおしにも使えるそうです。
揚げ物をいれるだけ、あとは放置。「かりっ」と食感に復元できるみたいです。
私がいないときでも他の家族がおいしく温めなおせるのはメリット。
欲しいものリストに入りました。

おわりに

今回なぜこんな些細なことを書いたかというと、先日知人宅で食事を用意することがあった事がきっかけです。
買ってきた揚げ物を温め直す場面があって、主婦が何人もいるのでやり方の違いに気づいたんです。
こういう時、普段やっていることが現れるんですよね。
同じ主婦でもやり方がみんな違う。

レンジ派、トースター派がいれば、そもそも温め直さないという人も。
そこで私は絶対にカリっと復元させたかったので(今回は大きなエビフライがあったんです、絶対においしく食べたかった笑)、自ら今回説明した方法を実演しました。
すると、私の作業が意外に楽しそうに見えたのか、興味を持ってくれて。
そしてかりっとなったものをみんなで実食!
結構感動してくれました。
私にとっては当たり前のことで、人に披露する機会がないからこれまで言わなかった。自分でもこんなに温め直しに関して語れることにびっくりしました。

それで、大事に温めたエビフライを食べながら一人の主婦が言いました。
「温めなおしが上手な家電があるよ」って。
そこでノンフライヤーの存在を知ったのです。

ということで、今回は揚げ物の温め直し方と、便利なキッチン家電と、主婦は自己流でキッチンに立っているという話でした!

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