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老人ホーム色々

一人暮らしをしている要介護2である高齢(米寿を超えました)の母が、いよいよ自力での入浴や炊事ができなくなるというSOSを発信したので、ケアマネージャーさん(以降ケアマネさん)と相談の上、老人ホームに入ることになりました。
これまでは在宅看護、在宅医療、在宅介護(買物、清掃、洗濯、入浴)と、週二回のデイケアでしたが、家庭内で転んだことがきっかけで腰が痛くて立っていられないということでの入所です。

まず、その日の食事を確保できるところということで、ケアマネさんが選んだのは近所の「介護付き有料老人ホーム」の「ショートステイ」ということで、翌日には入居できました。正式名称としては「短期入所療養介護」と言います。原則30日までは保険がきくとのこと。その間に家の中では立ち歩きできる程度にリハビリを行う施設の空きを待つことになりました。(当時は「老人ホーム」や滞在方法に色々な種類があるとは全く知りませんでした。)

「介護付き有料老人ホーム」とは、文字通り部屋代、食事代を支払い、更には要介護であれば、その保険を使って 食事支援、入浴支援等を行う施設です。
そこに「正式入居」すれば「老人ホーム内で各種医療系のサービスを受けることもできる」ものです。
一方で「ショートステイ」の場合、既に「在宅医療」を受けていた母の場合には、老人ホームでの医療は(法律的に)認められていないため、定期的な医師の診察のためだけに、入居期間中は家に帰る必要がありました。
(ちなみに、介護付き有料老人ホームの多くでは正式入居時に相当額の入居一時金を支払うことで、月額が安くなります。)

「老健」 正式名称は「介護老人保健施設」といい、ここは 介護を必要とする老人の自立を支援する施設です。入所する場合、最初の3か月で集中的にリハビリを行います。
費用的に、母の入ったところは 月10万円程度。
老健には、日中は医師や看護師がいるので、ある意味安心。但し相部屋であったり、面会条件が厳しい(母が入っているところの場合、事前予約が必要で、一度の面会時間は20分。食べ物の持ち込みも原則禁止)ことは特長の一つとも言えますね。
3か月を超えてそれ以上のリハビリ効果がなくなった段階で、老健からは退所して、自宅に戻るか次の施設に行くことになります。

ここから先は また後日記載予定です。

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