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自分のための覚え書き

(何か言い訳のようですが、アジャさんに関しては動画は見たことありますが著書は読んだことはなく、ACIMに関しては数冊本を読んだ程度です。わたしの理解が足りていない部分があったりしてどなたかを不快にしてしまったらごめんなさい)

何度も何度も「なぜ生きるのか?」ということを問い続けている気がしますが。

いつも答えを出したようなつもりになって忘れてしまうんですかね😅

頭が混乱してくるので…ちょっと整理しようかなと。。


まず大前提として、般若心経の「色即是空」が真実であるとします。。

臨死体験した方々がよく報告されるのが、あちらの世界のほうがはっきりしていて、こちらの世界がまるで夢のように感じられたということなのですが。。(そして、あちらでの体験に関しては鮮明に覚えている)

我々も普段夢を見るし、夢の中にいるあいだは、それを夢と認識していないです(明晰夢でもなければ)。目が覚めればすっかり忘れてしまう。少なくともわたしは忘れます。殆どの夢を。

だから生きているあいだはこんなにリアルでしかないものが幻想だったとしても、なんら不思議はない気がします。


悟りを得た人たち、臨死体験した人たちは大体において、自他の区別がない状態というのを体験するのですが、

アニータ・ムアジャーニさんも、彼女の病室で忙しなく働いている方々の感情が伝わってきたと書かれていたし、ラーマクリシュナも他人が怪我をしたときに自分の身体にも痛みが伝わってきてアザまで出来たという話があったし、セドナメソッドのレスター・レベンソンさんも似たようなお話をされていました。

精神科医で、臨死体験の研究を長年されているブルース・グレイソンさんも、研修医のときに急患に対応したときの不思議な体験をお話しされていました。


「自分」だと思っている枠組みは実際そんなに確固たるものではなくて、境界が消えると、そんな不思議なこともあるかもしれないですね。


そもそも、仏教関係とか瞑想界隈?でよく言われるのが、心臓の鼓動も、呼吸や諸々の作用も自分の意志とは無関係なところで起きていて、思考や感情すら勝手に浮かんでくるのだから、本当の自分はそれらを眺めている側なのだ、ということで。

確かに。自分の好みや特定の感情が心に浮かぶ原因を突き詰めて考えてみても、何故なのかわかりません。

ただ、それが腑に落ちたところでこの世から離脱する人はいないと思います。いや、離脱したらいなくなってしまうので、実際にはいたのかな…?でもエックハルト・トールさんやアジャシャンティ、釈迦もそうだし、人生は続いていく。

アドヴァイタとかACIMとか、悟り界隈の方はサレンダーを推してくる気がします。セドナメソッドもですね。感情と一体化してしまうから苦しみが生まれる。手放しましょう、と。

じゃあ塞翁が馬のように何でも受け入れましょうか、ということかと思うと、アドヴァイタのネイサン・ギルさんは確か難治性の病気で自死していたと思うんです。エックハルト・トールさんも一瞥の体験があってもそのまま大学で働いていても良かったかもしれないのに離れている(違ったらすみません…)。

何も為さないで起きたことをただ受け入れる、ということではないような気もします。というか完全に受動的になったら生きることもままならない。多少は能動的に、自分の中に湧き上がってくる感覚に従って生きなければ(というか、感情や感覚も本来の自分ではないとしたら、何が能動的で何が受動的なのかわからなくなります…)。


感情が、空に浮かぶ雲のように通り過ぎて行くものだとしても、肉体を持ってこの世界に存在しているあいだは、それらの感情は「わたし」の空にしか現れない。わたしの感情はわたしにしかわからないし、あなたの感情はあなたにしかわからない。

上にも書いたように、臨死体験をするなどして自分の枠組みが外れたときには、さまざまな人たちの感情がすべて感じられる状態になることもあるかもしれません。

しかし通常は、自分の感情や感覚しかわからないと思います。リッチ・ケリーさんがご自身の臨死体験の動画でお話ししていたように、自分という本のストーリーに集中するため、他の人の感情や感覚は敢えて遮断されている。。

その自分の感覚を体験すべく、こうして生きているのだと思うのです。

それぞれの体験に善も悪もなく、優劣もなく…

ただ、ワンネスの方向に少しでも心が開かれると、他者が単にバージョン違いの自分なのだと認識して、憐れみの感情が起きてくるように思います。

とはいえ、通常は右の頬を引っ叩かれたら左も差し出すような心境にはなりづらいでしょうが。


夢の中で何が正解か不正解かなどはないのだから、他者のことは他者に任せて、自分の心に従う生き方をしたら良いのだと思います。その為にまさにここにいるのだと。

そうして自分の感覚に従って生きてきて、とうとう行き詰まった感があるわたしは、どうしたらいいんでしょうね笑

なるようになるのか…

夢から覚めたら、それは単に夢だった、ということでしか無いんですもんね…