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A7IVを買ってもA7IIIを手放せない理由

A7IVは前世代の良さを引き継ぎ、さらに全方位で高機能化したカメラである。
とくに露出補正ダイヤルを廃してカスタムダイヤルになって使い勝手が大幅に向上した。
動画と静止画の切り替えレバーがついていちいち設定を変更する必要がなくなったのも大きい。
モニターがチルト式からバリアングルに変わったのは個人的には改悪だが、声の大きい海外のYoutuberやユーザーの意見が通った結果だろう。グリップが大きくなってホールド性もよくなった。動画の長時間録画でもオーバーヒートしなくなったらしい。とにかくIIIからIVになっていい事ずくめである。たった一つのことを除いては。
 
ぼくがIII型を手放せないのはそのサイズにある。高さや幅は変わらないが厚みが全然違う。IIIは薄いのだ。この薄さがコンパクトさを強調している。数字にすればわずかな差しかないのだが、持ったときの印象はまるで違う。SONYはコンパクトモデルをCシリーズに譲ったようであるが、IIIを手放してまで7Cを欲しいとは思わない。今所有している7IIIで十分だ。
 
プライベートで写真を撮りに行くときは機材がコンパクトであることがとても重要である。重たく大きいカメラは持ち出すのが億劫になるからだ。7IIIはEVFの表示が荒いとか、IVを触ったあとでIIIを操作すると若干使いにくさを感じたりするが、それでもコンパクトであることのほうが優位にあって、どうしても手放すことができないカメラなのである。


今でも現役α7III

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