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ほんとは「スキ」が欲しいのだ

noteにエッセイを投稿して半月が過ぎた。
少し前、私はエッセイを書くことで自分を俯瞰し、ごちゃごちゃした頭の中が整理できることに気がついた。
心が傷ついたり、強く刺激を受けたことを読者がいる前提で書く、という作業が、自分を癒すことにつながると知り驚いた。
どちらかと言えば自己肯定をするための投稿だったが、読んだ人からコメントが届いたとき、心から喜ぶ自分がいた。
私は、「書く習慣が身につく1週間プログラム】に参加した。いしかわゆきさんの講義はSNSをやっていない私にも簡潔でわかりやすく、やる気を起こさせてくれるものだった。
いしかわさんの言葉から、あれこれ悩む暇があったら1行でも書いてみよう。失敗を恐れず投稿しよう、だけど無理しなくていいよ、と背中を支えてもらっているような心強さを感じた。
いしかわさんは、「自信を持つために捨てる3つのこと」の一つとして自意識過剰を捨てる、ことを挙げられた。この言葉に救われた気がした。
だけど一つでも「スキ」があると年甲斐もなく、飛び上がりたい気持ちになるのも事実だ。
そうだ、私は「スキ」が欲しいのだ。
読んでくれる人はそういない、と思いながらも無意識に、「スキ」を欲している。その証拠に私は自分で自分に「スキ」を送っている。
いしかわさんは、読んで良いと思っていても、「スキ」を押せないことがある、と私みたいな人が傷つかないように、予防線も張って下さった。
こうなりゃ書かない理由がわからなくなってきた。
「#書く習慣」をつければ、いしかわさんが読んでくれるかもしれない。もしかしたら、「スキ」してもらえるかもしれない。
そう考えるだけで、にやけてしまう自分がいる。

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