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カタカムナ第12首

シヒハタシヒフミ カムミアキタマトアウ カムミカタカムナノ ミソデホト アオココロ アカクスベ アカミコト ハナクスベ コトミ チ トヨクスベ ミチウタシメシ

まずはシヒハタシヒフミです。
シは示し、ヒはヒフミヨイのヒ。ひっくり返って解釈して、「ヒを示す」ということです。
示されたものは、見えない力でハ正反状態でいますが、そこにタ発生していることを示しています。それをヒフミというのです。
ヒフミは潜象で、生命の実体が出来上がっていくまでの根源となります。そのヒが正反に発生して物になっていく、それをヒフミというのですよ。
これがシヒハタシヒフミの意味です。

続いてカムミアキタマトアウについてです。
カムミの中にいる、まだ潜象の中にいるヒフミと共に進んできたミ、すでに粒子になったものがアキタマと出会います。
アはアマ始元量のア、キは発生するという意味、そしてタマは鞠であり、輪のことを言います。

カムミカタカムナノは、
シヒハタシヒフミでできた見えないカムミが始元量から発生した粒子と出会い、そして潜象と現象の境目(界面)ウの場所で互換重合を始めます。
つまり、カムミはカタカムナの変遷したミという粒子が所々で逸れ、出てきたものであるにも関わらず、それが仲良く親和して、重なって互換重合して新たに一つのものになっていきます。

ミソデホトについて、
粒子が出て、親和重合していますが、綺麗に分裂するのではなく、差があってその差が万物を変化させ、アメーバにも人間にも地球にもなって、交換し、ウの所で出てきます。

続いてアオココロ。
アオは潜象です。まだ潜象ですが、現象の方向に向かって進んでいる途中のことを言います。

アカクスベアカミコト。
根源の力のカの始元量アを持つアカは、神と同じ意味になります。
アオは潜象ですが、このアカが、ク自由にス方向性を持って進んでいき、この世に出て来ます。
そしてその後、アカミコトとあるように、根元の力の粒子が、コトで繰り返し重なります。

そしてハナクスベですが、ハ正反した状態でナ現れて、クスべ自由に方向性を持って進んでいくことが発生します。

コトミチで、それが繰り返し起こり、重合によって命の実体が持続してできていくもの、つまり、全てを生命発生の道と言います。

そしてトヨクスベ。
トが重なることで万物を重合発生させて、ヨ四相性を持って、ヨは万物に重なっていく性質をもたらすものですが、クスべで自由に方向性を持って進んでいくとなります。
つまり、出会って対向発生したものが、自分自身の力で互いに干渉せずに渦のちょっとした歪みによって万物に変化してできるものが変わっていく、これは宇宙の摂理です。この世はそういうものだと知りなさい。このようにカタカムナは言っています。

楽しんで生きて、明るくなって、エネルギー一杯に自分の人生を謳歌していたら、だんだん脳も開いてきます。
良い道を歩いていけるよう示すのがカタカムナの歌なのです。
そしたら、人のものを取らなくても幸せになれるから、こうした自然の摂理を知りなさい。それ以上の欲を出さないことです。自然の摂理を間違って壊したら、違う方向に進んでしまいます。
トヨクスベですから、四相性を持って、自由な方向に進んでいくことが道なのです。

ミチウタシメシ。
これが、自然の摂理の道なのです。


何だか解釈はとても難しいのですが、カタカムナは明るく楽しく、脳を全開にして生きなさいと後世の私たちにエールを送ってくれているように思えます。
自然にあるものを循環させるだけで、私たちは幸せに生きていけるのかも知れません。

まだまだ12首、先は長いなぁ😓


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