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言霊秘書その9

水之巻一 128
写真は横になっていますが、

この図中の黒ヽは、日本の国に相当。万国の正中にして、地心のヽ。

万国を離れた一小国にして、オノコロシマの名あり。
天地世界万物の正中に位して、その形矢的(大和)なり。
この矢的の的はアメノミナカヌシの御霊なり。

国学に暗き時は、皇国に生きて皇国の人にあらず。その根正しからざれば、枝葉全からす。
舎人親王がこう言ったそう。
神道は根なり。儒仏は枝葉なり。
今は枝葉繁茂してその根を枯らす。

山口志道も日本は世界の中心であると捉えている。オノコロシマは淡路島と聞いた事があるが、実は日本のことなのだ。日本から全てが始まっている。それを証明するのが大和の名前である。この名前は矢的から来ているらしい。そしてこの的はアメノミナカヌシ。日本という中心を作り上げたその芯はアメノミナカヌシなのである。

大和の由来が見えて来ました。万国方位の図の日本は宇宙船のように見えますね。今はイギリスから移って、135度線の日本が世界文明の中心となっているという説がありますが、このガイアの法則を待つまでもなく、江戸期の国学者も日本中心説を唱えていたとは驚きです。

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