見出し画像

【21】「痛い?」に返答してみる

がんは痛いのか

「こんな人もいるんだ」とお読み頂けたら幸いです。

私が回答するなら
「痛く無い」
「よほどになると痛い」

痛みがあるのか、無いのか、あるならどれほど痛いのか。
傍で想像できても双子や特殊な人以外は体感として分からない。

痛みって、本人だけが分かる感覚



告知時、進行性直腸がんステージ3と診断された私の場合

直腸を占拠するがんでも痛みゼロ。告知の半月前には軽い登山を楽しんでいた。告知前には排卵痛らしき痛みが2か月に一度の頻度で左下腹部に生じた記憶がある。

痛みらしき感覚を意識したのは告知から1か月半頃、仙骨の辺りにじわり。転んで膝を擦りむいたようなレベルだった。

自然療法で治った方々の中から、がん細胞が消失する前に痛みがあるという話を伝え聞いていた私は、気に留めず日々お手当、東洋医学治療や自由診療を受け淡々と免疫力を上げに集中して過ごしていた。

私にはさほどの痛みでもなく継続するでもなく

実体験から正直に言うと
「浸潤」や「転移」という別の組織や臓器に影響があると痛みが出ることがある。よっぽどくい込んで行くと痛みが強くなる感覚。私の場合、身体の形が変わってくるにつれて痛みが出現。後に医師の話の中で「病変」という単語を知った。

「がん」の痛みには3種類ある(こちらも後に知る)

1.体性痛
がん細胞が骨や筋肉などに広がることで感じる鋭い痛み

2.内臓痛
胃や腸、肺、卵巣など内臓にがん細胞が広がり感じる鈍い痛み

3.神経障害性疼痛
がん細胞が神経を圧迫して出る痛み


私の場合
まず内臓痛が出現
後に体性痛の鋭い痛みが重なる
そのうち
昼間に痛みで気が遠くなり気絶したり
真夜中に痛みで目が覚めたり・・・

それでも
痛み止めを摂りたくなくて様々な痛み緩和を試した結果


痛み緩和ベストチョイス2つ(あくまでも私の)

1.イトオテルミー冷温器

私の絶大なる痛み緩和アイテム
煙が出るのが難。ガスのように体から出る匂いは不調部位では余計臭い。痛みで眠れずテルミー中に居眠りして火傷。
床の焼け焦げを見て察した看護師の友人に「痛み止めに頼っていいんだよ」と諭された。



2.FTWフィオーラ

私の有難いアイテム
煙も火も出ず、どこでも使える。
コロコロ転がすだけで痛みが和らぎ、握って寝てしまっても安全。


痛みに関して貼っておきます

↑「痛みは我慢しないでください」の一文が今の私の胸に痛い


今は痛みなく過ごしてます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?