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『日本の出版不況』の問題の本質について考えてみた。

結論から言うと、「日本のメーカーとの衰退」と「日本の出版不況」も問題の本質は同じでした。

ぶっちゃけ今まで『出版』は他人事でしたが、今回貴重な機会をいただき、出版の当事者になって見えてきた景色があります。

『本=プロダクト/サービス』は同じです。

①どんな課題を抱えたユーザーに
②どんなソリューションを
③いくらで売るのか?


これが現在の「出版」です。 自分のまわりで「出版」する人が増えていますが、同じようなプロモーションで疲弊しています。


今の日本の家電メーカーの衰退も、「機能=便利」追加で差別化するしかなく、日本のテレビのリモコンは、全社同じようにリモコンで、日本人でも使い方がわからないプロダクトになってしました。

キャンペーンも芸能人が違うくらいです。

なぜ『インフルエンサー』なのかは、10年前のブロガーブームと本質は同じですが、twitterライクなマイクロインフルエンサー(1万〜)が増えています。

『出版=プロモーション』が同時にできるからです。

メガインフルエンサー(100万〜):ホリエモンさん
ミドルインフルエンサー(10万〜):田端さん/イケハヤさん/はあちゅうさん/箕輪さん
マイクロインフルエンサー(1万〜):*出版が増えている

なぜインフルエンサーか②は、時代が『共感型』になっているからです。

今までの「物の売れ方」で顕著に変わっているのは、
「プロダクト」→「機能」→「価値共感=コミュニティ」になっている事です。
今まで「テレビ/ラジオ」から、知名度は芸能人より低くても、よりユーザーとして①距離が近い ②接点が多い ③双方向性のコミュニケーションが、より濃い『コミュニティ』になって、「カリスマのスター型」から「同じ価値観で集まった人が集まるメッシュ型」になっています。

伝えたい事は、マーケティング4.0や、マズローの承認欲求の流れようにサービスがクラウド、プロダクトがスマホのように、『本』を出せば売れる自体から、『本』『出版』そのもののアイデンティティ(存在意義)が変えていかないと、

いつまで昔からの「本」「出版」だと出版業界も、日本の家電メーカー、今や自動車業界と同じ道を辿っていきます。


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