見出し画像

新聞紙の価値の本質について「WEBで断片的な偏った情報」ではなく「全体を俯瞰できる情報」 について

新聞の部数現象や廃刊が増えています。
http://www.naigaipc.co.jp/public/【まとめ】2017年休刊・廃刊の新聞雑誌/

新聞社がやっているのは、もっと読めではなく、ITやデバイスの変化で、電子情報として、WEBやスマホで見る人が増えて「新聞紙」いうタッチポイントが減っただけで『新聞紙の本質的な価値』は変わっていません。

私は自身『新聞紙の価値』の費用対効果は、すごい高いと思っています。
時間が許すのであれば、3時間読んでいても良いくらい貴重なインプットができます。

例えば、私が新聞を読むときは、赤ペンを持って、全体の情報を俯瞰しながら、気になるテーマ/キーワード/文章にチェックをしていきます。それがポジティブのか、ネガティヴなのか、チェックします。

これで何がわかるかは、短時間でおおまなか流れと、キーポイントが見えるからです。

このやり方だと、短時間で箇条書きではなく、文脈を飛ばして、全体的な流れを見えてくるからです。

これを、紙面全体に広げると、一見関係なそうな、中国の動向と、他の項目に影響している事が見えてきます。 表面的ではない、見えない動きが見えて行きます。 広告欄も世の中の流れと連動しています。

これは、ネットではできない体験です。フィジカルな情報取得の体験です。

自分は、情報をバカみたいにインプットしていきます。
理由は、アウトプットは、インプットの質と量に影響するからです。

WEBからの自分の好みの情報をチェックも大事ですが、自分が興味ある分野に偏ってしまいます。

これは、電子書籍の流れもそうですが、『本の価値』が下がった、無くなったではなく、ユーザーのタッチポイント/デバイスが時代と共に変わっただけです。

漫画単行本、電子書籍と紙の売り上げ逆転 市場規模はピーク時の4分の3に
http://www.sankei.com/entertainments/news/180226/ent1802260015-n1.html

逆に『本を読む』という行為自体が、豊かなラグジュアリーな体験になっていきます。

**伝えたい事は、「売上」という指標に振り回れるのではなく、ちゃんと時代の流れや本質を見て、適切に対応をしないと、新聞紙の存在価値はどんどん下がっていきます。 

最後は、ユーザーではなく、新聞社自体が、新聞紙の価値を信じられなくなったときです。**

新聞を「短時間で、フィジカルに全体を俯瞰できる情報取得できるデバイス」として『新聞の価値』やユーザー体験は、文脈にすれば、新しいデバイスにする事もできます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?