【赤のなか、青のなか】20171218

かつての自分には、結構、自分の正しさの物差しを過信していた時代があった。

「こうあるべき」を全うしないと気が済まなく、自分にも相手にも、それを求めていた。

それは、そういう生き方をしてる人と濃密な環境で(不本意ながら)長い時間を過ごし、洗脳されてしまっていたせいだと思っていた。

でも、振り返ってみて。本当にそうなのだろうか。自分自身にも、少なからず、そういった性質、成分が元々あったのではないか。

どうして、そんなにも、己の正義が、全て正義において勝っていて、誰よりも正しくて、何よりも優先されるべきと信じられるのだろう、と、本当にその人に対して疑問を感じていた。今になってみてわかるのは、力強くへし折られても、その疑問を持ち続けている時点で、自分自身も己の正義を曲げられずにいたんだということ。

今はその人(正確にはその人達)が、どう暮らしているかは、一切知りようがない。知りたくもない。多分、同じような生き方を貫いているのではないかと、思っている。

いつからか、あまり自分の正義を、振りかざすことが少なくなった。少しだけ、私なりに、物事や世の中や事情や理由を察することが出来るようになったのかも知れない。

世界は白と黒だけではない。グレーも、無色も、赤も、青も、混ぜたら紫も、存在する。

私には黒くても、誰かには夕暮れのようなまぶしい赤かもしれない。私には黒くても、誰かには深海のように、底知れない青かもしれない。

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さとちさん

【毎日のこと】赤のなか、青のなか

2017年12月13日より。不定期に。
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