8月20日うまし奈良めぐりー信貴山朝護孫子寺　奥秘仏毘沙門天王御開帳と特別祈祷に参加しました。一人で申し込んだのですが、前回の千光寺で一緒だった方と偶然再会し、楽しく参加できました。

広い山寺を効率よく回る

信貴山に以前行ったことがあるのですが、あまりにも広すぎてどこからどうやって回ったらいいのか分からず、疲れて帰ってきたという苦い思い出があります。
今回はガイドの方とめぐるツアーだったので要領よく見て回ることができました。信貴山は山上にある広いお寺のなのでアップダウンが激しく動き回るとすぐに疲れてしまいますが、今回はそんなこともありませんでした。

秘仏の御本尊毘沙門天王と大迫力のびっくり祈祷

まず本殿に行き秘仏の御本尊毘沙門天王、特別祈祷を拝見しました。
お寺の祈祷というと、神秘的な静かな祈り…といういイメージがあったのですが、見事に裏切られます。

お坊さんの読経の声はとても大きく、ドンドコドンドコ鳴り響く太鼓に、シンバルまで登場！大迫力です。
そして折り畳んだお経を空中に投げてアコーディオンのようにひらひらとさせ、机にバチンバチンと叩きつける信貴山独特のご祈祷にびっくりしました！ご祈祷では自分の名前を呼んでもらい、帰りに自分の名前入りの特別なお札もいただきました。

楠木正成や松永久秀も祈ったという毘沙門天。荒ぶる武将たちも頼りたくなる大迫力のご祈祷です。私のささやかな願い事も絶対叶う！と確信しました。

真っ暗闇の戒壇巡り

大迫力の祈祷の次は、真っ暗闇の戒壇巡り。本殿地下の真っ暗な回廊を進み、宝珠を納める錠前に触れると願い事が叶うとのこと。
伸ばした両手がつくくらいの細長い真っ暗な回廊を、手先の感覚だけで進みます。ゆっくりゆっくり進んでいき、無事お目当ての錠前に触れることができました。

国宝信貴山縁起絵巻　レプリカでなく本物を拝見

最後は霊宝館で国宝信貴山縁起絵巻などの信貴山に伝わる宝物の見学です。ちょうど他の展覧会から戻ってきた本物の絵巻「延喜加持の巻」を間近にじっくり見ることができました。
剣の鎧を着た童子「剣の護法」は、可愛らしくイキイキと描かれていました。

ガイドの方にも色々教えていただき、おしゃべりも楽しかったです。自由解散の後は自分のペースで見て回りました。楽しい夏休みの１日でした。

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