東京下町おうちご飯#11 母のチーズオムレツ

東京に 年に1回か2回あるかないかの 雪予報である。布団から出がたい朝 雪こそまだふらないけれど 堪らず暖房を全開にしてしまう。

今朝のお腹予報は チーズオムレツ。

ボウルに卵を4、5個 割り入れて
溶けるチーズ 塩 胡椒 を入れて よくかき混ぜる

油をひいて 熱したフライパンに
ジュゥと流し入れ お箸で 焼けた所を崩す様に かき混ぜる フライ返しで 半分に折りたたみながら 形良く整えて 完成だ。固めで焼き上げる。

中くらいのどんぶり器に アツアツ白飯 黄色いフカフカチーズオムレツ 刻んだぬか漬けを端に盛り付け 子供達の 冬の朝ごはんとなった。

私の母のチーズオムレツが固めだったので
それに倣って私のも固めだ。
以前 夫が トロットロの 火加減絶妙な プロのチーズオムレツを焼いてくれたが どうも 口に合わない。子供達もどうも 食べが悪い。とろけたチーズも とろけた卵も大好きなはずなのに 混ざってオムレツとなると 好きじゃないから 不思議である。

子供の頃から 食べ慣れた味。家庭の味の勝利だったのかなとか考えながら 熱い緑茶をズズッとすすった。

#料理 #エッセイ #チーズオムレツ



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