寺元 力

街の新しいお弁当屋さん“park”代表。九州大学卒業してから飲食の世界へきました。過去にはパリで修行したり。ここではお店の運営についてや経営のこと、あと育児のことなんかを書いていきます。1989年3月4日大阪生まれ。一児の父。
固定されたノート

街のお弁当屋さん”park”に込めた思い

こんにちは、CHIKARAです。

最近、福岡で新しいお弁当屋さんを始めました。
今回は、お弁当屋さん"park"に込めた思いを綴りたいと思います。

まず始めに、僕はものすごく中途半端な人間です。
今は一人でお店を切り盛りしているので、”オーナーシェフ”なんて言われることがありますが、自分のことを”シェフ”だなんて思ったことは正直ありません。

少し自己紹介をさせてもらうと、2019年2月現在、

もっとみる

世界中で文化を楽しむ

「なぜ麺を流すんだ!?」

僕は答えに窮したが、その空間は確かに笑顔で溢れていた。

***

僕は大学で建築を学んでいたとき、パリに1年間留学をした。

”交換留学”といえば聞こえはいいが、勉強なんてそっちのけで、パリの街を散策したり、あちこち旅行に行ったり、遊んでいた記憶しかない。

そもそも、”大学で建築を学んでいた”ということに語弊がある。

正確には”建築を学ぶ学科に在籍していた”にすぎ

もっとみる

お店と場所の価値

僕は、お店というのは”街の表情”を決める、重要な要素だと思っている。

最近では、amazonでなんでも買えてしまうし、アプリで食事も簡単に注文できてしまう。
非常に便利で快適でスマートな世の中。

運営する側からしても、ECサイトやゴーストレストランの方が家賃も人件費も小さくて済む。とても低リスクで合理的。

しかし、スマホ一つあれば欲しいものがなんでも自宅や職場に届く便利な世界を享受しつつも、

もっとみる

コミュニケーションの受け皿を作る

僕が運営するお店のすぐ隣に、大人気のコーヒー屋さんがある。

街の中心にあるわけでもなく、オープンしてからまだ1年も経っていないというのに、県外や韓国などからはるばる観光客が訪れるほど。

どうしてそこまで人が押し寄せているかというと、インスタによるところが大きい。

***

このコーヒー屋さんは店主さんが一人で運営している小さな自家焙煎の個人店。コーヒーにこだわりのある、本格派のお店である。

もっとみる

弁当店の競合はどこか

「人は食べることをやめると暇になる」

こんな言葉をどこかで読んだことがある。

言い得て妙だなと思った。

何をどこでどうやって食べるかを考え、調べ、お店に行ったり食材を買ったり。家で作る場合は調理をし、後片付けも残っている。今では写真を撮ってSNSヘアップすることも忘れてはならない。これを朝昼晩と、しかも毎日行う。

人が食べることをやめるとなると、これら全てがなくなる。確かに一段と暇になりそ

もっとみる