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野田 力(Chikara Noda)
2019年8月16日 17:58
2019年8月16日昨日は一ヶ月ぶりの定期検診で頭頸部外科へ。前回新たに発見された右側の腫瘍らしき影の正体を突き止めるべく再検査を受けたのだけど、前回となにも変わっていないとのことで、今回も結論は持ち越し。また来月様子を見ましょうとのこと。悪くはなっていないのだけど、消失したわけでもない。なんとも煮え切らない結果だがそれが現実なのだろう。たとえ今回のこの影が限りなく良性なものであったとしても、
2019年7月23日 14:37
2019年7月23日今日は月に一度の放射線外来の日。とは言っても特にすることもなく、副作用の進行具合を含めた近況を放射線技師の担当者に報告してはい終了、と言った感じ。痛みや不調を訴えたところで「副作用の典型的な症状なので、しばらく様子を見ましょう」しか言ってもらえないし、うーむ、この邂逅には何か意味があるのだろうか。ただでさえもここに来ると自分が癌患者だったことを再認識してしまって気が重くなる
2019年7月4日 18:18
2019年7月4日今日はCT検査の日。放射線治療が終了して、あらかた副作用も収まって、ようやく治療の効果測定を行えるようになったので、実際に検査を行うために病院から紹介された都内のクリニックに向かう。こじんまりとしたクリニックだけど、決して狭っ苦しさは感じない。待合室もソファを中心とした視線を低めに抑えたレイアウトで、なんだかちょっとセレブな感じ?なかなかオシャレな印象だ。しかし残念ながら
2019年6月27日 11:18
2019年6月27日体調は二転三転して、今はちょっぴり悪い方に傾いている。体調が、というよりは全ては味覚の問題で、食事が思うように摂れないゆえに体調が悪化しているといっても良い。味覚はここ一週間ほどでまた新たなフェーズに突入し、従来からの苦味に加えて常に酸味を感じるようになった。酸味といっても柑橘系の爽やかなものではなく、簡単にいうと、嘔吐して、嘔吐して、嘔吐して、何も出なくなった後に口の中に
2019年6月10日 10:51
2019年6月10日東京は梅雨入りしたそうだ。朝から雨で気持ちも籠りがちだが、当分出勤する必要もないだけまだマシと言ったところか。口内炎自体はすっかり綺麗になったのだけれど、喉の奥の炎症だけが意外としつこく残っていて、いまだに食べ物が当たると痛い。前回気になっていた舌の付け根の炎症はかなり楽になって、もう舌を右の奥まで伸ばしても大丈夫。これだけで食事のストレスが随分と軽減された気がする。し
2019年6月3日 17:41
2019年6月3日6月に入ってからいろいろと良い方向に向かいつつある。まずは口内炎だが、ほぼ8割〜9割がた治まってきた。口腔内の口内炎はほぼ消滅して、あとは左側の鼻腔と喉の間、のどちんこの奥のあたりに白く化膿している部分が残っている。ちょうど癌があった場所だ。やはり患部そのものには一番放射線が当たっていたであろうから、一番治りが遅いのかもしれない。同じくらいに治りが遅い場所がもう一つあって、左
2019年5月28日 10:15
2019年5月28日味覚に若干の変化あり。食べてる物の味の違いを少しだけ感知できるようになってきた。でも単にリンゴとみかんの違いがわかる、というレベルの話で、従来のレベルで甘さや旨味が感じられるようになったわけではない。しかし今までは何を食べても同じ味(=苦い)しかなかったわけだから、それに比べれば大いなる一歩を踏み出したとも言える。リンゴとみかんの味の違いなんて、わかって当たり前じゃねーか。
2019年5月22日 10:44
2019年5月22日味覚というのはどういうメカニズムで機能しているのだろう。よく聞く例としてかき氷のシロップの話がある。メロン、いちご、レモン、ぶどうにブルーハワイ、様々な種類のあるかき氷のシロップだけど、あれは色と匂いを変えてあるだけで味は全部同じなのだという。子供達がかき氷を食べているときに実際に目を閉じて、鼻をつまんで食べ比べてみたこともあるのだけど、正直よくわからなかった。しかしそれがもし
2019年5月20日 10:03
2019年5月20日15日を持って35回の放射線治療全てが終了し、晴れて自由の身となった。ついに治療から解放されたのだ。しかしそこに清々しさは全くなく、あったのはひたすら副作用が辛くて伏している日々。まさに満身創痍、肉体の許容範囲限界まで放射線を浴び切り、蓄積し尽くした結果のような吐き気と重だるさにここ数日は支配されていて、ひたすら就寝、何もする気が起きなかった。昨日辺りからようやく回復の兆