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#012 【ガンとお金の話】先行きの不透明さが人を不安に陥れる

2019年3月6日

今日は仕事オフ。昼から生命保険の代理店の担当者が来訪。

いわゆるがん保険というものには入っていなかったのだけど、結婚を機に加入していた生命保険にはありがたいことにガン特約が付いている。それを申請するための手続きについてひと通り説明してもらった。

先日も記事にしたけれどガン治療にはお金がかかる。しかも終わりが見えない以上はその金額も容易に計ることができない。基本的な健康保険の限度額適用認定や傷病手当金の申請手続きは済ませたけれど、当然それだけで全てをカバーできるものではない。ガンとの戦いに備える軍資金はあるに越したことはなく、あればあるほど安心だ。

僕は今まで病気らしい病気になったこともなく、保険会社のお世話になったこともほとんどない。
「ほとんど」というのは一度だけ、2年ほど前にアニサキスに当たって食中毒を起こしたことがあって、その際に胃カメラでアニサキスを除去したのだけれど、その除去自体が手術扱いになるという話を人づてに聞いてダメ元で申請したら無事に保険金が下りたことがあるのだ(アニサキス除去で保険金おりるって知ってた?これ豆知識な!)

曲がりなりにも妻子ある立場として、万が一の際の安心料だと割り切って毎月の生命保険料を支払っていたのだけど、今回ばかりは保険に加入していて良かったと心から思う。ゲンキンなものだね。
申請の手続きも担当の方が分かりやすく丁寧に説明してくれたおかげでしっかりと把握できたし、これでまたひとつ安心材料が増えた気がする。


本日病院と連絡を取って、抗がん剤投与のための入院日程も確定した。

全部で4回だと思っていたのだけれど、計3回の入院と投与で済むそうだ。
初回の入院は3/28〜3/31まで。ひとまず現時点で確定しているセミナーの開催日には被らない日程での入院となる。ありがたい。

抗がん剤や放射線治療も何も不安がないと言えば嘘になるが、やはり今まで一番懸念材料だったのは具体的な治療スケジュールがわからず、先の見通しが立たないことだった。先行きが見えないというのはそれだけで人を不安に陥れる。ある程度先までの見通しが立った現在、これからはクリアな心持ちで治療に向けて前向きに取り組んでいけるように思う。

要するにあとは治すことだけ考えればいいのだよね。頑張ろう。


美味しい食べ物とか、子供達へのおみやげとか、少しでもハッピーな気持ちで治療を受ける足しにできれば嬉しいです。