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ファンレター すぐできそう!なクラスデザイン #103

先日書いた、ライティング・ワークショップの実践の続きを書いていきます。この実践は、田中光夫先生のご実践を参考にしています。

子供たちが書いた作品を印刷し、製本する「出版」の日を迎えました。印刷したものを一冊の本にまとめてホチキスで閉じる、年度末などに行う文集づくりでよくみられる光景です。今のクラスでは初めて行うので、子供たちにやり方を説明しながらの作業になりました。

大小のトラブルはあったのですが、無事作業を完了することができ、一冊の本に仕上げることができました。今回は、初回で、子供たちがどれくらい書くのかわからなかったのですが、1ページの子から、イラスト多めの10ページの子まで様々だったので、厚さは1.5センチ近くになりました。

本を手に取った子供たちは、早速パラパラとページをめくり、各々好きなところから読んでいました。月曜日にジャンプの最新作を読むような、そんな感じです、笑

読んだ後は、「ファンレター」を書きます。お気に入りの読者に、良かったところや今後の期待などを書きます。この意見の交流が、子供たちにとっても良い時間で、もらったら返事を書きますし、また、数が少ない子にも書いてあげるなど、色々な姿が見られました。

早速、「第2回はいつ?」という声が出てきたので、次回の日程を決めてやっていきたいと思います。トライアルアンドエラーで、自分でもやってみて改善点が出てきたので、次回に生かしていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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