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やりたいことを実現させる すぐできそう!なクラスデザイン #165

「今、時間をもらったら、やりたいことは何?」と聞かれたら、子どもたちはどのような反応をするでしょうか。子どもたちに投げかけて、やりたいことを黒板に書いてもらいました。危険なことや、誰かを傷つけるようなことはしないということは確認しました。

ChatGPTで作成

すると、ドッジボール、縄跳び、iPad、虫取り・・・など、子どもたちは思い思いのことを書いていました。そこから、出てきたことをどのように実現するのかを話し合っていきました。

一人でやるものもあれば、みんなでやるものもあるのですが、それぞれ考え方が違うので、意見が一致しないものもあります。

ここで、多数決で決めるということはありません。どうしたら、それぞれのやりたいことを実現するのかを考えていきます。

例えばドッジボールでは、「あたるのが痛いから嫌」と言っている子がいました。その気持ちを克服するために、どうすればその子もドッジボールを楽しめるのかを考えます。例えば今回出てきたのは、あたるのが嫌な子だけ帽子の色を変えておき、その子をねらうときは少し弱めに投げる、というものです。

ドッジボールの他にも、いくつかの遊びが提案され、それをみんなでやるためにはどうすれば良いか?を考えて話し合いを行なっていきました。話し合いを行う技能はまだまだでしたので、時間はかかりましたが、子どもたちでどうすれば良いかを考えるというのは良い機会になりました。

「やりたいことを実現できる」というのは、子どもたちが自己効力感を高めるのに非常に必要なことだと思います。今日は、話し合いからのドッジボールまでしかできませんでしたが、提案されたけれどもまだ実施できていないものは、明日以降に実現していきたいと思います。



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