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#64 配置・取り方の備忘録③

#自分的にミスし易いイメージがある配置。
よくある形の8番・9番。
8番から引きや捻りが効かない立たせ気味のラインを作りに行った時に、8番の入れミスが良くある。(自分的には「厚抜き」が多い。「薄抜き」イメージのプレーヤーももちろん居ると思う。)
8番は概ね45°位~の厚みイメージ。

図1:初期配置図
図2:成功イメージと失敗例

これを捻り系(左上や真左)で合わせる、というのもアリとは思いつつ、やはりそんなに簡単なイメージもない気がする…

同じような配置でも、例えば…
・図3のように手球と的球の距離が近い形
・図4のように的球への厚みが少し厚くなる形
だと、安定性・成功率が上がるイメージ。


図3:撞きやすくなるケース①
図4:撞きやすくなるケース②


要は…
・手球→的球への距離
・手球→ポジションへの距離と回転量
このバランス関係があまり合っていない、撞き難いスピード、撞点になり易いのかなと推測している。
またそういうショットでの的球スロー等の影響も悪くなりやすいのかなと…


そういう点で、状況によっては「ベストポジションを求める事」が「ベストではない」ケースなのかと考えている。

図5:ベストポジションではないが成功率とのバランス選択①
図6:ベストポジションではないが成功率とのバランス選択②

図5・図6のような取り方も土手やメカニカルブリッジ等の撞き難い形にさえしなければ、9番は十分に取れるし全体的な取り切り率も高くなりそうである。

ただし、これは9番入れて終わりのケースでの仮定である。
更に以降の球が続くケースに於いては、この方法では成立しない配置もありえる。
なので…
・捻り系の合わせ方
・厚みの精度、ポケットの狙いの切り分け
・前段階からの組み立ての構築、より良い振りの再検討
といったものも引き続き進めていく必要もあるだろう。

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