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#50 イングリッシュビリヤードやってみた(※随時修正・加筆等予定)

先週土曜日(10月29日)・・・
筆者がビリヤードのホーム店にしている東京・中野「Billiard&Cafe NORA」で、「あずき杯」と銘打ってイングリッシュビリヤードの試合が初開催されました!
※「あずき」とは・・・NORAに生息している「一生デレないツンデレ系猫w」の名前が由来です・・・

って急に言われても、そもそも「イングリッシュビリヤード」って何ぞや???ってほとんどの方なりますよね・・・(汗)

筆者がまず良く分かっていないレベルでまことに恐縮ですが簡単に説明しますと・・・(大汗)
〇元々はスヌーカーで行われている種目←元祖はかなり難しそう
〇これを少年少女ビリヤードプレーヤー育成用として改良した←より簡単に遊べるゲームになった!
ということだそうです。

ビリヤード初心者の方がいきなり難しいナインボールとかをプレーするよりは、本当に「ルールが簡単」「簡単なショットだけで得点が取り易い」「適切なハンデを設定できる」等、大変良くできたゲームになっています!

ということで・・・簡単にルールやゲームの流れを紹介します。


1.対戦形式
 対戦人数1対1、持ち点形式

2.使用球
 白球・・・プレーヤー1の手球
 黄球(1番)・・・プレーヤー2の手球
 赤球(3番)・・・的球
 ※プレーヤー1が手番の時→黄球・赤球が狙うべき的球となる

3.攻撃順の決定
 バンキングを行い、勝者が先攻・後攻を選択することができる。

4.得点パターン
・プレーヤーは以下のショットパターンを成功させることで所定の得点が与えられる。
・1ショットで同時に複数パターンが成立した場合、合計した得点が与えられる。
・ショットが成功しているかぎり続けてプレーすることができる。

4-(1):ポケット・・・赤球=3点、白・黄球=2点
※赤球・・・ポケット後、所定位置(※後述)にリプレースされる
白・黄球・・・ポケット後リプレースされない(つまり自身の手番中では1回しかポケットすることができない→相手プレーヤーに手番交代となった際にテーブルに戻る)

4-(2):手球スクラッチ・・・赤球に当ててスクラッチ=3点、白・黄球に当ててスクラッチ=2点
※的球に当たらないスクラッチは得点にならない
※スクラッチ後の手球は「ブレイクエリア内」の任意の位置に置き、プレーを継続する。

4-(3):キャノン
手球を2つの的球に当てる=2点
※当てる的球の順番は問わない(赤→白・黄、白・黄→赤いずれも成功)

5.ファール ←※注)詳細は確認中・・・
 ①的球に当たらずスクラッチ:所定位置へリプレース
 ②球触り:現状配置のまま
 ③球場外:赤球→所定位置へリプレース
      手球→所定位置へリプレース
      相手の球→ブレイクエリア内の任意の位置
※ポケット競技のような手球フリーという概念は無い

6.リプレース
 6-(1):各球は以下の所定位置にリプレースされる。リプレースされるべきスポットが他の球により塞がれている場合は、以下の順に空いている位置にリプレースされる。
 ①赤球:フット側長1P・短2Pの交点(初期配置)→センタースポット→ヘッドスポット
 ②白・黄球:フットスポット→センタースポット→ヘッドスポット
 6-(2):連続でのポケット成功の場合、赤球は連続2回まで初期配置にリプレースされる。3回目はセンタースポットにリプレースされる。以下、同順でリプレースを繰り返す。

7.ブレイクエリア内の手球・的球
手球をブレイクエリア内の任意の位置へ置いてプレー開始する時、既にブレイクエリア内に存在している的球に対して直接当てることはできない。
この場合、手球が一旦ブレイクエリア外に出るようにショットしなければならない。

8.勝利条件
 自身の持ち点に先に到達したプレーヤーが勝利する。
 ※裏撞きは行わない

9.ゲームの流れ
①バンキング後の1ショット目の配置
 ※赤球の初期配置が図のとおり

②最初は的球が赤球のみなので、セオリーとしては図のようなスクラッチを狙っていく。※入れ変態な方はポケットを狙っても構わないが・・・

③白プレーヤーのショットが失敗したら手番交代

④黄プレーヤーが手球(黄)を置いてプレー開始

⑤黄プレーヤーがショット失敗したら、また白プレーヤーに交代しその配置からプレー開始
※もし黄プレーヤーが白球をポケットしていたら、④同様に白球を任意に置いてプレー開始する。

⑥白プレーヤーのショット失敗後が以下の図1のような配置の場合・・・
黄プレーヤーはブレイクエリアに手球を置くのだが、ブレイクエリア内の的球(白・赤)を直接狙うことができない。
よって・・・図2の青線のように一旦ブレイクエリア外に手球が出るショット(空クッション等)により的球を狙っていく。

図1
図2

⑦赤球ではない的球(相手球)をポケットした場合、その球は相手の手番になるまで台上には戻らない。
よって、以降は赤球のみ的球としてプレー継続する。(キャノンが選択できなくなる、という事)


※参考動画

①イングリッシュビリヤード(ポケットビリヤード版)ルール紹介動画

②元祖であるスヌーカーによるイングリッシュビリヤード


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