1.大黒様と当家のはなし

また大黒様の話題です。
前から感じていましたが、どうやら大黒様は私にとって大事な神様であるようです。
まあ当家は産土神もオオナムチ神(大国主神)ですし、実家には日蓮聖人像と一緒に恵比寿大黒の像が伝わっていて、実家では升の代わりに仏壇と神棚で升状のスペースを作り、そこに先の大黒様のお像を安置していました。
祖父母の代には由来が忘れ去られていましたが(何といっても曼荼羅御本尊すら無くすような有様でしたので…)、きっと元は日蓮宗の脇侍としての大黒天と産土神たるオオナムチ神との神仏習合的な信仰の意味合いでその配置になっていたのだと思います。

2.大黒様のお守りが無くなる

さて、それでタイトルの話に戻るのですが、私は日蓮宗の寺院をお参りすると結構な確率で大黒様のお守りをいただくことがあります。ですが、なぜかそれが1週間ほどで無くなってしまうのです。
この悩みを霊感のある友人に話し、心当たりのお寺を3つほど挙げ、どこでお守りをいただけば(あるいはいただき直せば)良いか相談しました。
友人はオラクルカードの占いができるので占ってくれたのですが、「占っている間中左のこめかみを押さえつけてくる者がいた。かなり強力な邪魔があるよ」と言われました。邪魔されつつも何とか占ってくれた結果、先の記事にも登場した菩提寺代わり兼信行寺院として通っている行きつけのお寺でいただくのが最も良いという結果になりました。灯台下暗しです。

3.まさかのこぞうくん

ですが、いくつか問題があります。
まず、そこのお上人はお守りをあまり好まず、毎月の霊神符(日蓮宗霊断師会独自のお守り)以外は基本的に授与してくださいません。
また、ご祈祷寺院ですが上記したお上人のポリシーもあり、そもそもお守り自体取り扱っていません。
加えて、私が神秘的な世界に興味を抱きすぎることをよしとしておられない節があるので、頼みを聞いていただけるかわかりません。

このような不安を抱えながら、それでも大黒様のお守りは欲しかったのでおそるおそるメールで相談しました。
そうしたところ…「去年のこぞうくんストラップ(子年なので大黒様の格好をしている)でいいんじゃない？」との返事が。
さすがにこぞうくんストラップには不安があったため、思わず本当にそれで大丈夫か確認してしまいました。
すると、「心配なら開眼しましょう。9日は子の日なのでせっかくだからその日に」と。
9日はちょうど空いていたので、開眼供養をお願いすることになったのでした。

開眼といってもゆるキャラのストラップに対してなので簡単にやるのだろうと思ったら、「酒・米または赤飯・その他思いついたお供えを持参してください」と言われました。
え…けっこうガチなんですけど。これってもう子大黒様の授与と変わらないよね？なんか、すごい話になってきました。急遽奉献酒と精米、黒豆を用意しました。

4.こぞうくんストラップ、発見！

ここでまた新たな問題が。
大黒様のお守りは無くなる、と述べました。その例に違わず、子年のこぞうくんストラップも無くなっていたのです。他の年はあるのに…。
お上人に相談したら「ご守護が無いのかもね」とバッサリ。いや、そんなことは絶対にない。確かに過去、実家の信仰が乱れていた時はご守護を失っていたかもしれません。ですが、新しくお像を迎えられた今、ご守護が無いことは絶対ないはずです。そう信じて当家御宝前の大黒様に祈ったところ、急に使わなくなったバッグのことが気になりだしました。急いでそのバッグを確認したところ、中程のジッパーを開けたところに子年のこぞうくんが！しかも出雲大社の式年遷宮記念でいただいた蘇守りまで出てきました！大黒様の守護を実感した瞬間でした。

5.パワーストーンGET、大黒様にも会う

今日は帰りがけに天然石屋さんを覗いてきました。せっかくだから何か新しいものを入手し、開眼供養の際についでに開眼していただこうと思ったためです。
こないだから気になっていたラピスタイガーアイとムーンストーンのブレスを安価で入手できたので、明日への備えは万端。ちなみに天然石屋さんに行くまですごく心身の不調感があったのですが、辿り着いたらけろりと治りました。なんだったんだ…。
その帰りの道すがら、鳩サブレで有名な豊島屋さんに寄って明日のお供えとして季節限定の金平糖を買いました。豊島屋さんには神式で大黒様が祀られており、ここでもご縁を感じつつ手を合わせてきました。

あとは無事に時間通りお寺に辿り着くのみ。指定された時間が結構早いのです。大黒様関連のことでお寺を訪ねるとなぜか遅刻することが多いため、今夜は当家の大黒様に道中の無事をお祈りしておこうと思います。

そんなこんなで、明日は子大黒様のお守りを授与していただきます。楽しみ。