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EXILEって、やっぱり最高にかっこいい!〜「POWER OF WISH」東京公演感想

こんにちは。ちるりです。
7月14日、EXILEの「POWER OF WISH」東京ドーム公演に行ってきました。
いろいろLDH関連のお話はしていますが、やはり私にとってEXILEの話はせねばなりません。

(主にライブ当日に録音した以下をそれなりに綺麗にまとめたものです。音声の方が正直にいろいろ喋ってます。長いけど)


2007年のオカザイルをきっかけにファンになり、
思春期をEXILEと共に過ごし、正直言えば好きが故に様々なことに一喜一憂しながら見続けたものの、別の理由ではありますが心身の不調により離脱、最近帰ってきた人間です。

EXILEが好きで、HIROさんが大好きで、世界さんが大好きで、でもやっぱり皆が大好きです。

EXILEが好きが故にいろいろ考えていましたが、「ATSUSHIさんが帰ってくる」という事実には抗えず、今回の「POWER OF WISH」ツアーは速攻チケットを取りました。
東京ドームは激戦だったらしいが取れた!楽しみだ。
と、思っていました。

その後、黒木啓司さんの引退が発表されました。

私は二代目JSBが大好きでした。リアルタイムで活動を見ていて、いつかライブを見たいと思い続け、ついにメジャーデビューだと出演したTVを全て録って、ワクワクしていたところにEXILEへの加入が発表され、私の夢は立ち消えました。何度か復活のタイミングがあったもののタイミングが全てズレ続け、見ることができていませんでした。

この二代目にいた啓司さんが、いなくなる。
オリジナルメンバーで見たかった。もうダメなんだ。
そしてEXILEからも、芸能界からも、いなくなる。
啓司さんのパフォーマンスは、「エグカム」や配信で見ていたあの明るくてフリーダムな啓司さんは、もう見られない。

寂しさ。

ライブ楽しみ。いや、来るな。
私はこの日しかチケットを取っていない。
ライブの日が来たら。ライブが終わったら。私は啓司さんを二度と見られない。

この葛藤を抱えたまま、東京ドームへ。

でも、2015年の「AMAZING WORLD」ぶりのEXILEが楽しみでした。

世界さんの瞬間を狙ってパシャリ。

1番上のスタンドからなので、遠いかなぁ、と思っていたのですが、花道とセンターステージのおかげで意外とそんなことはなく。
開演したら、私が見てきたEXILEが帰ってきた!と心が震えました。

全曲書いてると文字数がとんでもなくなりそうなので、一部抜粋しながら参ります。


NEO UNIVERSE

今のEXILEってめちゃめちゃにかっこよくねーー!!??と鳥肌が立った曲。
収録されている最新アルバム「PHENIX」はロック色が非常に強く、そもそもロックを好み、今はロックバンドACE OF SPADESのボーカルとしても活躍するTAKAHIROさん、そして芯の太さと声の厚みがあって迫力のあるNESMITHさん、SHOKICHIさんの3ボーカル体制だからこそのアルバムだなぁと思っていたのですが、EDM×ロックなこの曲を生で見たら、それはもう、めちゃめちゃかっこよかったです。
曲自体のかっこよさはもちろん、センターステージをパフォーマーたちがぐるぐる回りながら踊っているのがすごい迫力で、会場のサイズがすっごい小さくなった??と思うくらい近い距離で踊っているのではと錯覚するほどでした。
これ見てから
「何であんないろいろ見てたのにRED  PHENIX行かなかったんやー!!」
と絶賛後悔中です。ごめんなさい。最高でした。

雪化粧

ATSUSHIさんのソロ曲。サビだけの歌唱でしたが、私の心を揺さぶるには十分でした。
初めてこの曲を聞いた時には音源でもATSUSHIさんの歌声の透き通った美しさと曲の悲しみが心に触れて、私まで苦しくなるほどでしたが、生で聞くと魂を削るように歌うATSUSHIさんの歌声に心を奪われ、MVのような真っ白な風景に包まれたようで、フラッグを持つ手が動きませんでした。
進化することをやめないボーカリスト・ATSUSHIさんはどこまで行くのでしょうか。楽しみですよね。でも無理しないでくださいね。

もっと強く

EXILEといえば愛と夢と幸せ。夢を持つ大切さを届け、夢を叶える手助けをするのがEXILEだと思っているのですが、そんな彼らが

必ず夢を持つとか 背負わなくていい ただ生きよう
https://www.uta-net.com/song/101324/

と歌ったのは、この曲が出た当時は衝撃でした(この後にその先のことを歌っているため、ここだけで語るのは難しくもありますが)。それでもこの歌詞があることで、この曲の持つみんなを包むような優しさがとても強くなっている気がしていて大好きなのと、FANTASYツアーでペンライトの海を見ながら聞いたのがとても印象的で、記憶に強く残っている曲の1つです。

セットリスト的にATSUSHIさんがソロでがっつり歌ってきた後にTAKAHIROさんを呼び込んで、2人がお互いに大好きでリスペクトし合っているのをひしひしと感じながらこの曲を歌って、見に来ているファンの皆さんに2人で希望と優しさを届けているようで、聞いていてこの2人はやっぱり最強のコンビなんだなあと改めて実感しました。
この曲を届けてもらうたびに、いつも力をもらえますね。


This Is My Life

不意打ち過ぎて私が驚き過ぎて思わず天を仰いだ曲。
曲知らない??マジで??とりあえずMV見て。話はそれからだ。

ぜーーーーーーーーーんぶがかっこいい。曲も、メンバーのパフォーマンスも、映像も、衣装も、歌詞も、ぜーーーーーーーーーんぶがかっこいい。michico×T.Kuraしか勝たん。
……世界さんこの衣装着てくださいませんか。
2012年のアルバム「EXILE JAPAN」のリード曲。
これが出た当時、私はMVを見まくって見まくって見まくりました。とにかく大好きなんです。
暗い世界に光をもたらすような曲。未だに勇気が欲しいときに聞く曲の1つ。

I feel so alive 守るものがあると知って
本当の人生が始まった
恐れるな最後まで戦い抜いてみせよ
oh I'm gonna fight until the end

どれだけ走ればぬけ出せるこの闇の向こうへ
Why?????? 人知れず涙が落ちるけど
https://www.uta-net.com/song/123778/


EXILEとしてあるべき強さ、気高さ、孤高さ、そして内包する人間らしさ。私が思うEXILEの魅力がぐっと詰まったこの曲が大好きなんです。EXILEで好きな曲3曲選べって言われたら絶対入ってくるくらいには好き。

……が、ライブの定番曲ではない。ライブでやる、という予想は私には一切ありませんでした。
ので、最初のシンセサイザーの音が聞こえた瞬間、頭が真っ白。
「え、これ、私知って……嘘だろ!!!!????」
と声出しOKだったらたぶん叫んでた。そしてイントロのドラムや金管の音が聞こえた瞬間ブワッと泣いてしまいました。

このコロナ禍でEXILEがライブをする意味を、この曲が出た当時とは意味合いが違うとはいえ、改めて教えてくれたような気がします。

ライブでは色とりどりの旗が振られる中、行進していくEXILEたちが最高にかっこよかったです!!この曲の間、東京ドームが別次元に入ったんじゃないかと思うほどの荘厳さがありました。
各々の今できる最高の姿を見せていった後、再集結してエンディングへ走っていくスタートとしても、これほど似合う曲はないんじゃないかと思います。

何よりこの時の世界さんの強さや凛々しさがまるで神様のようで、思わずひれ伏しました。右腕をビシッと伸ばし、ステージを行進していくだけ、といえばだけなのに、あの圧倒的で他を寄せつけないような、(良い意味で)この世の人とは思えぬ雰囲気は何だったのか……。

私は昨年のFANTASTICSの「FANTASTIC VOYAGE」以来の世界さん、EXILEとしては2015年の「AMAZING WORLD」以来だったので、ファンタとEXILEの違いを肌で感じました。
EXILE TRIBEの頂点に君臨する存在としてのプライド、20年積み重ねてきた歴史、そしてドームに集まった人たちの希望となる存在であること。
EXILEとしてステージに立つメンバーたちからはこれらのものを感じていたのですが、この「This Is My Life」の世界さんの背中を見てその重さを何となく感じて、「EXILE」 の大きさを改めて感じました。

そして最後のパフォーマーパートも大好きで。
ドラムの音に合わせて最強のパフォーマーたちが集結して群舞をするかっこよさよ。

正直この曲見るためにもう一度行きたい……。
大好きなこの曲をやってくれた嬉しさ、EXILE超かっけぇ!!という気持ちの高ぶり等々感情が混ざり合って大変でした。
直後の「VICTORY」が始まって、12月にファンタで見た時にも泣きそうだったのに、EXILEのが来た!とまた泣いた。ライブって楽しい……。と思わせてくれる曲です。良いよね。

DT(ダンストラック)

みんな大好きDT。今回はこれまでのEXILEの曲のリミックス(?)を各々がソロで踊っていく構成でした。
最初は「Your eyes only〜曖昧なぼくの輪郭〜」からスタート。デビュー曲だから分かる分かる。問題は2曲目。そう。「style」が!!2章以降カバーされてないのに!!??何で!!??と動揺しつつも選曲と踊るAKIRAさんがカッコ良すぎてブチ上がり、フラッグを(隣の方の邪魔にならない程度に)全力でブンブンと振ってしまいました。めちゃめちゃかっこいい名曲なので、ぜひ原曲も聞いていただきたい……!
更に突然の二代目+AKIRAさんの「FREAKOUT!」をお見舞いされ、二代目大好きだった私はもうここで昇天。そして再度涙腺崩壊。啓司さんが最後だったので、わずかでも二代目の曲を踊る姿を見られてよかったです。ありがとうございました。
そして最後に「RED PHENIX」で登場した世界さんのかっこよさ……。みんなでもやっていた曲ですが、世界さんがソロで踊るのもこれまた違った趣きがあって最高でしたね。

あの演出見て泣かない人いる!!!???
EXILEが歩んできた道、ATSUSHIさんが選んだ道、啓司さんが選んだ道。
映像を見てそれぞれに想いを馳せていたらこの曲が。
向かい合ってステージに立つATSUSHIさんとTAKAHIROさん。2人にスポットライトが当たり、2人の間を光の道ができ……歌い出す!
はい、泣いた。曲だけでも泣くのに。これはダメです。ありがとうございました。
ラス2の曲として最高の選曲と演出とパフォーマンスでした。
ボーカルの間にできた光の道はたぶん一生忘れない。


おわりに

「ATSUSHIさんが帰ってきたEXILEが見たい」
そう思って取ったチケットでしたが、結果的に
「『今』のEXILEめちゃくちゃかっこよくね?」
となって帰ってきました。
やはり「NEO UNIVERSE」をはじめとした14人パートがあったおかげと、改めてパフォーマンスの力をバシバシに感じたからだと思います。
EXILEは最高にかっこいいパフォーマンスだけでなく、生きる「POWER」を届けてくれる。少なくとも私の生きる希望でいてくれる。
そんなことを思いながら、帰りの電車に揺られていました。
メンバーの増減を繰り返し、曲の雰囲気やパフォーマンススタイルが変わっていく中でも、EXILEがEXILEたり得る根幹の理由は、しっかりと受け継がれているのでしょう。ここが揺らがないから、ずっと「EXILE」が好きでいられるのかな、と。
ライブが終わって数日は
「私にはEXILEがついてる!!」
という勇気とパワーが溢れてずっと無敵状態みたいな精神状態で、凄まじいエネルギーをもらって帰ってきました。

また形は変わるけれど、もし次のツアーがあれば、また絶対に、今のEXILEを見に行きたい。
そう思えるライブでした。
自分の今までの変な悩みやこだわりは捨てて、もうその世界に飛び込んでしまえばいい。
だってEXILEはいつだってかっこいいから。

ありがとう。絶対にまた会いにきます。

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