オーストラリアVISAの申請

今回はオーストラリアVISAの申請についてです。
申請から完了までオンラインで完結です。面接などは必要ありませんでした。
 注)2024.01の情報です。VISA情報は常に更新されますので、豪政府の最新情報を必ず確認してください。また、当noteは個人の経験に基づく備忘録である旨、ご了承ください。


VISAの種類

VISAには種類があります。大きな分類以外に、Subclassと呼ばれる細かな分類があります。私たちが申請したVISAは、subclass 408 (Temporary Activity Visa)です。申請方法を覚えている範囲で書きます。

用意するもの

まず、申請を始める前に、用意すべき書類、やるべき作業があります。申請時から逆算して、早めにしておいた方がいい順(なるだけ)に書きます。

・パスポート

何はなくともパスポートです。有効期限を確認し、更新が必要な場合はまずパスポートを準備しましょう。

・スポンサーレター

まずはこれ。これがないと申請ができません。この中には、同行する家族の氏名や生年月日が含まれている必要があります。また、VISA申請に必要な番号などもこちらに記入されています。

・健康保険加入証明

申請に必要な書類として、健康保険加入証明書が必要です。つまり、VISA申請の前に、保険に加入する必要があるということです。こちらは、オーストラリアの保険でも日本の海外旅行保険(長期)でも大丈夫ですが、滞在期間をカバーしている必要があります。
私たちは、JALUX経由で、AIG海外旅行保険に加入しました。現地の保険Bupaなどとも比較しましたが、日本の海外旅行保険は盗難などもカバーしてある場合が多いので、前回のアメリカ滞在の時の利用したAIGにしました。ただし、眼科や妊娠に関してはカバーしていない(はず)なので、用途にあった保険を選ぶと良いと思います。
AIGは料金払込完了から1週間程度で証書のデータが届き、これを申請に使用することができました。
アメリカのVISAを申請した時との違いは、VISA申請前に、保険に加入しなければいけない点ですね。

・戸籍謄本の英訳

配偶者との関係を証明するのに、戸籍謄本を使用しました。婚姻証明書でも良いのですが、戸籍謄本なら、1つでいろんな証明に使い回せると思ったからです。翻訳はNAATI認定(オーストラリア認定)の業者に依頼しました、在日オーストラリア大使館のホームページから認定者を探し、良さそうなところに依頼をしました。料金も1万円もせず、2週間ほどで翻訳書類のデータが届きました。
この戸籍謄本の英訳は、配偶者(私)の氏名変更証明にも添付しましたので、同じ書類を使い回せたことになります。

・現職場からのレター

雇用証明として使いました。こちらは、夫の所属先に、日英両方のレターを用意してもらえて助かりました。日本語だけの場合は、NAATI認定業者に翻訳を依頼する必要があるかと思います。
また、この書類には、おおよその年収も書いてもらえていたので、賃貸契約の際にも使用できました。

・銀行の残高証明

取引銀行に銀行の残高証明を依頼します。我が家のメインバンクでは、定期預金を含まない場合は、アプリでも申請可能でしたが、残高証明は多いに越したことがないので、支店に出向き、英文での残高証明を依頼しました。ただし、口座名義本人が出向く必要があります。こちらは約1週間程度で発行されました。
賃貸契約をするときに、「銀行の残高証明は3ヶ月以内」という注意書きがある場合があるので、残高証明書は早過ぎず遅過ぎずが良いかと思います。

・Resume (CV)

夫の仕事の内容を証明するものとして、準備。これは夫は常に用意していたので、手間はかかりませんでした。また、妻の私も添付する必要があったので、大学院出願の時のものをアレンジし直して、添付しました。

申請方法

・アカウント作成

オーストラリア内務省のHPでアカウントを作成します。

・記入

24ページほど、必要項目を記入しました。メインは世帯主ですが、妻、子もそれぞれ必要事項を記入します。Yes/No以外でも、簡単な注意事項は文章で書く箇所もありました。
過去10年で、他の諸外国での在住経験がある場合は、その旨や住所も記入します。

・戸惑ったことなど

最寄りの大使館を選択する箇所があるのですが、現在、在日オーストラリア大使館ではVISA発行業務の機能を保有していないらしく、最寄りは在韓国オーストラリア大使館を選択します。「必要な場合に面接にくる」というニュアンスの文言があったため、若干不安でした。

また、我々は滞在期間が1年のため必要ありませんでしたが、それ以上になると無犯罪証明書が必要になるようです。都道府県の警察で発行してもらえるようです。

申請期間

申請からVISAのデータが手元に来るまで、なんと(?)34日かかりました。
イギリスの時は確か2週間以内、アメリカの時は面接後4日(!)、今回はかなりかかったので、途中、かなりハラハラしました。
申請時に、おおよその所要日数は28日とありましたが、それ以下の場合もあれば、それ以上かかる場合もあるようです。

いつから入国できるの?+有効期限

我々のVISA(1年で申請)の場合、滞在可能期間は、「最初に入国した日から13ヶ月」でした。 VISAが降りたら、その日から入国はでき、滞在可能期間は、その日から13ヶ月となります。
我々は、2024年4月1日〜で申請しておりましたが、3月末に入国したので、実際のVISAの有効期限は、2024年3月**日〜2025年4月**日となります。

この入国できる日の情報と、実際の有効期限の情報が見つけられず、航空券をいつ予約していいのか判断できませんでしたので、VISAが降りた後に、渡航日を決めました。

まとめ

私が参考にさせていただいた方のブログ(大変、大変助かりました!)では、代行業者にお願いする方がスムーズとありました。確かにそう思います。ただ、自分たちでもできました。
海外生活立ち上げにはお金がかかります。できるところで少しでも節約したいところ。このnoteがお役に立てば幸いです。


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