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Chilly Sourceを始める時に大切にした2つのこと

初めまして。Chilly Sourceを運営しているアキトと申します。

Chilly Sourceとは
2016年7月に立ち上がったライフスタイルレーベルで、「Chillで気持ち良い音楽」をテーマにラジオ配信、トラックリリース、イベント企画・運営、アパレル販売などを行っている集団です。
毎週日曜日、22時からYouTubeチャンネルにてDJやスタッフやゲストによる、様々なChillout musicをお送りしています。
現在、YouTubeのフォロワー数は約28,000人、SoundCloudは約4,600人、Instagramは約2,500人となっております。(2018年7月現在)

「Chillで気持ち良い音楽」とは例えばこういう曲です。

Chilly Sourceは、日々の活動を行うにあたり、さまざまなチームから構成されており、メンバーは現在25名ほどが所属しています。チームはラジオチーム、DJチーム、アーティストチーム、ビジュアルチームなどがあり、それぞれDJ、VJ、トラックメイカー、ラッパー、シンガー、カメラマンなどから構成されています。一部のアーティストを除き、全員が本業の仕事をしながらボランティアで活動しているというのも、一つの特徴です。趣味を割と本気でやっているという感じです。

私、アキトも普段はベンチャー企業で人事をしながら、Chilly Sourceの副代表を務めております。

発足から2年が経ち、振り返る中で、こういった「趣味を割と本気でやる」にあたって、大切にしてきたことがあるので、そのあたりの話を通じて読者の皆さまに何か感じていただけるものがあれば幸いです。また普段Chilly Sourceを聞いてくださっていたり、イベントに遊びに来ていただいているファンの皆さまにも、Chilly Sourceが生まれた背景や僕たちの想いなどを知ってもらえればと思います。

ちなみに「Chill(チル)」という言葉を知らないという方もいらっしゃると思いますが、チルとは「ゆったり」とか「まったり」くらいのニュアンスの言葉と思っていただければと思います。
ちなみにより深くチルについて知りたいという方は、こちらの記事がオススメです。

"チルアウト"を言語化する

1.Chilly Sourceが生まれた背景

代表のKroと私が知り合ったきっかけですが、もともとは知人のDJグループを通じて知り合いました。それが2016年の3月頃でした。音楽の趣味嗜好が近かったので、お互いのDJプレイも聞いてすぐに意気投合し、一緒に何かやりたいね、という話になりました。

そこで、まず自分たちに共通する価値観やコンセプトを考えました。その過程の中で、自分たちが表現したいものは、誤解を恐れずにいうと、クラブカルチャーへのアンチテーゼでした。一口にクラブカルチャーというと、いろいろな意味を含むので、もう少し限定的にかみ砕くと、いわゆる「渋谷」や「六本木」にあるナンパ箱と呼ばれるようなクラブにまつわるあれやこれやのことでした。もちろんそれを全否定するというわけではありません。自分たちも少なからず通ってきた道でした。ただ、通ってきた道だったからこそ、時が経つにつれ、年を重ねるにつれ、「始発待ちの持て余す時間」や、「服や髪にタバコの匂いを染みつかせ、ベッドに倒れこみ翌日は夕方まで寝てしまうこと」だったり、「テキーラで二日酔いになったり」と、、その虚しさを徐々に実感していったのでした。

また、僕らは一般的にある「HipHopの悪い、怖いという世界」にもどこかで踏み込み切れず、どこかで距離を取ってしまう、気の弱さみたいなものがあるタイプだったと思います。そんなに悪ぶることができないという感じでしょうか。(HipHop=悪ぶるというわけではなく、分かりやすく表現をしておりますので、悪しからず。)

そういった感覚を二人とも感じていたので、好きな音楽や価値観は結構似ていたのです。なので、自分たちが考えるかっこよさとは何かを掘り下げていくと、「俺らが好きなものって、ゆるい感じのやつだよね」というようなワードが自然と出てきました。
その結果、「自然体で、等身大で、肩肘張らず、無理をしてなくて、必死じゃなくて、余裕があって、変にかっこつけていない」ということが自分たちが考えるかっこよさでした。
それを踏まえて、一言で表そうとした時に出てきたコンセプトが「Chill Out」でした。

ちなみにChilly Sourceという言葉は、何かの言葉に掛かっている、遊び心のある名前をつけたくて、食べ物をベースに考えていたところに、ふと思い浮かんだ言葉でした。
Chillな音の源(Source)ということで、すごく腹落ちした記憶があります。

2.動き出すにあたって
それからは、メンバー集めと、今後何をしていくかというミーティングを重ねていき、ルールというか意気込みのようなものを確認しました。30歳を手前にして、世に何かインパクトを残せていない自分たちに焦りを感じていたので、漠然と「これがラストチャンスだ、本気でやるぞ」という気概がありました。その結果、①「定期的な活動をすること」②「内輪ノリで終わらないこと」を目標に動き始めました。

①「定期的な活動をすること」
これは言い換えると「大変でも続けていくこと」とも言えます。まず、ファンとなってくれる方に、価値を提供し続けること。そして、アクティブな集団であるというプレゼンスを示すことが目的でした。活動しているのか、していないのか分からない集団はフォローされないだろう、という、自分たちなりの本気度を示すために出てきた一つの指針でした。

続けていくことが難しいということをよく分かっていたからこそ、個人で活動するのではなく、チームで活動し支え合いながら、苦難を乗り越えていこうとなりました。
今でも、みんなが有志でプライベートの時間を削って、運営をしてくれてます。(チームのみんな、本当にいつもありがとう!)

②「内輪ノリで終わらないこと」
今まで、自分たちで企画し、50人から100人規模のイベントをやってきたことはありました。しかし、それも結局、来てくれるお客さんは友達の友達くらいにとどまってしまうのでした。そうなると「いつも通り」のその場限りの楽しさでしかない、蓄積しないものになってしまうのでした。

ただ、何かしらインパクトを残すために「内輪ノリで終わらない」ためには、定期的な活動をしっかり続けていれば、達成できるものと思っていたので、この目標も自然と出来てたものでした。

すごく曖昧な目標かもしれませんが、まずはそんなことを考えながら、「YouTubeでのラジオ配信」という定期的な活動を決め、今のところイベントの時以外は、ほとんど毎週放送をしてきました。この記事を書いている今日で88回目になっています。(もうすぐ100回!)

3.まとめ
そんなこんなで、あっという間に2年が経ち、喧嘩することや、意見のぶつかり合いもあるし、今もまだまだ発展途上のチームではありますが、日々必死になりながら運営を続けております。(運営はなかなかChill出来ないものですね...)

ただ、大変ながらも、所属アーティストやチームのメンバーの地道な活動、サポートのおかげで少しずつ、Chilly Sourceが認知されてきているという手応えも感じております。
フォローしてくださっているファンの皆さま、いつもありがとうございます。

今回は、Chilly Sourceが何なのか、と成り立ちについて記事にさせていただきました。今後も、定期的に文字によるアウトプットを通じ、よりChilly Sourceの活動を知ってもらえたらと思っております。
次回のテーマはまだ決めていませんが、メンバーが影響を受けた音楽やものなどを紹介していくのも面白いかなと思っております。良かったら、このnoteのアカウントもフォローしてもらえればと思います。引き続き、よろしくお願いします。

〈メンバー募集のお知らせ〉(現在は募集しておりません)
Chilly Sourceの理念、活動に共感していただけるメンバーを随時募集しております。
できれば都内に在住で、本業がありながらもフットワークよく動けて、活動にコミットしていただける方を募集しております。(ボランティアなので結構大変ですが、めちゃくちゃ楽しいです。)
ご興味のある方はchillysourcetokyo@gmail.com宛てにご連絡ください。

Chilly SourceのHP、各種SNSはこちらからフォローをお願いします。

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http://chillysourcetokyo.com/
▼YouTube
https://www.youtube.com/user/yusuke2808
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