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【第906回】「将来どうなりたいの?」と聞く大人への問い。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/98796 #Voicy

【第906回】「将来どうなりたいの?」と聞く大人への問い。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/98796
#Voicy

若者たちと会話での気づき

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
今日はついさっきはですね、僕がメンターをやっている、 フロッグスという団体の主催するですね。
Ryukyu frogs(琉球フロッグス)というのと
Hitachi frogs(日立フロッグス)という
これ、若者支援の団体なんですが、もうちょっと具体的に言うと、若い人たち、それこそ下は小学生からいたんじゃないかな、から大学生ぐらいまでの、若い世代の人たちにまぁスタートアップを体験してもらうと、スタートアップ、起業するということですね。
それを実際に起業するのを手伝ってもいいし、あるいはその何というんでしょうね。
模擬的にというと、ちょっとあれですけれども、それまでのプロセスを体験するとか、そういったことをやっている団体があってですね。
そこのちょっとしたメンタリングのセッションみたいなやらせて貰ったんですね。
そして、僕がどういう風にキャリア作ってきたのかとか、どういう風に世の中見てるのかとか、そんな話をしてたんですけれども、その中でですね。
多分、彼は高校生ぐらいだったかな、えー質問してくれたんですね。
どんな質問だったかというと、お前は、将来どうなりたいのっていう風に聞かれたとき、ちょっと困るんですよね。どういう風に答えればいいんでしょうか?っていう質問だったんですね。
まぁ正直、これはですね。
どうなりたいのっていう風に聞かれたんだから、自分で考えないと答えは見つからないよという話なんですが、その前にですね。
僕がちょっと気になったのが、それを聞いてくる人はどうなりたいの?って話を、僕は逆に問いただしたいんですよね。
よくですね、そうやって将来のことを考えておくことが大事だようなんていう風に、訳知り顔で言う大人の方、ちょいちょい、いらっしゃいますけれども。
じゃあ、あなたはどうなの?というのをその場で共有する人って、僕はあんまり見たことがないんですよね。
もちろんそういう風に自分なりの考え方とかっていうのをちゃんと持っていて言語化されていて、それを共有することができる人もたくさんいるとは思うんですが、あんまりですね。その手のセリフを言う人の中で、すごく本当に自分の人生生きてるなとか、かっこいいなとか、この人みたいになりたいなっていうタイプの人ってあんまり見たことないんですよね。
一部の例外を除いてですけどね。
僕はすごく親しくさせてもらってたり、尊敬したりしてる人たちっていうのは、そもそもそういう問いっていうのはあんまりしないですし、するとしても、コンテキストが明確だったりするわけですよね。
本当に端的に質問をするだけで聞いていたりとか、参考意見として10代が見えている世界っというのを知りたいとか、そういったことをやっている人はいると思うんですが、なんていうか、説教目的でやってる大人もちょいちょいいるような気がするんですよね。
多分、これは僕の妄想とかではなくて、実際のところ、まぁ例えば、新橋あたりの赤提灯なんかで、会社の若手に対して、そういうことを言っている人とかですね。
あるいは学校の先生がまぁ生徒に向かってそういうことを聞いたりとかっていう場面、実際に見たこともありますし、そういう風に聞かれましたという体験を共有してもらったこともあるわけなんですけれども。
そういう人たちはどうだったんでしょうかね。
まずは聞くんだったら、自分はそれを言語化しておくのが筋なんじゃないのかなぁなんて思っちゃうんですね。
僕もひねくれ者でしたから、昔からそういう目で見てたんですよね。
何か将来のこととか、そういったものをちゃんとしておかないと駄目ですよみたいなことを言うわけなんですけれども、学校の先生は、じゃああなたは夢がかなってるんですか?本当になりたい教師として生きてるんですか?
申し訳ないけど、僕は少なくともあなたのことを全然尊敬できてないですけれどもっていうようなパターンがあったわけですね。
だんだんこれは悪魔の囁き的な感じになってきましたね。ちょっとやばいなっ。まぁとにかくですね。
若い世代に対して将来のことというのをいきなり問いただすっていうのはですね。
まずちょっと解像度荒過ぎだよなっ、将来って何なんだって話ですよね。
おまけに、あんまり何歳までに何々を区切ったとしても、例えば今回のようなコロナウイルスとかですね。
そういったもので全世界をリセットかかっちゃったりすると、そういう計画通りにはまぁなかなかいかなかったりしますよね。
そういうときにはどういう風に考えるのかというのも、まぁ、ちょっと抜けてるような気もしますし、もちろん抜けてない人もいると思うんですけれども、いろいろexcuseありますけどね。
ちょっと今回は何しろテーマが壮大だから、行ったり、来たりしますけども。
いずれにせよ、その将来というのはもちろん、自分の中でトレーニングとしての妄想をするのはすごくいいことだと思うんですよね。
意味がありますし、すごく楽しいことだと思うんです。
自分はこういう風になりたいなぁ。
こういう世界ってのを作りたいなとかって思うのを、いろいろ妄想しておいて、それを言語化するっていうのはすごく素敵なことだと思うんですけれども。
将来どうなりたいんだっていう風に聞いた人がですね。
私こんな風に考えてるんですとか言うと、世の中、そんなに甘くないぞとか言っちゃう人いるわけですね。
やかましいわって話ですね。
じゃあ、あなたはどういうお手伝いしてくれるんですかって話ですよね。
甘くないんだったら、じゃあ手伝ってくださいって言うと、そこは自分で考えろとか言っちゃうと、本当にこれ、コントの世界になりますけれども、とにかくやっぱりこう将来とか、なんか漠然とそうやって質問してくる大人というのは、やっぱり自分に置き換えて、考える方がいいんじゃないかと思うんですよね。
なんとなく最近、若い世代、本当10代とか、20代の前半の若者と会話させていただく機会、すごくたくさん作ってもらってありがたいんですけれども、聞けば聞くほどですね、身の回りに素敵な大人がなかなかいなくてとか、あんまり素敵なアドバイスだったりとか、そういう指針みたいなもの貰えなくって、そういう悩みを共有してくれるパターンがめっちゃ多いんですよね。
本人に全く問題がないのかっていうと、またそれは別問題だとは思うんですけれども、やっぱりもっとかっこいい大人多分居るんですよ、きっと居るんですけれども、まぁ、照れがあったりとか、男は黙って的な価値観の中にまだいたりとかして、発信してないんじゃないかなと思うんですよね。
ですので、かっこいい大人というのをもっともっとですね。
掘り出していかないといけないような気もするんですよね。
そして今ですね、いろんなものが広く知られるような世の中になってますんで、そういう大人たちがですね、若い人たちに対して、どんどん希望というのを提供していくようなことができるといいなぁなんていう風に思います。
もしこれをお聴きになられてるリスナーの方がですね。
そういえばそういう形で自分の子供と接してないなとか、あるいは、身の回りの若者と接してないなぁと思うのであれば、是非ですね。
ご自身がロールモデルになりうるということを証明してもいいんじゃないかなと思うんですね。これは何々してから思考っていって、自分が何か成功してからじゃないと言っちゃいけないとか、そんなことを考える必要はないと思うんですね。
例えばなんですけど、自分は将来こうありたいなって思ってるって、いい歳こいたおっさんが言っても、僕はいいと思うんですよ。
むしろかっこいいと思いますけどね。
そうやって自分は夢持ってんだぜっていうことが、堂々と言えるおっさんってすごいかっこいいと思いますね。
自分がおっさんなのでおっさんって言い方しますけれども、そういう気持ちを持ち続ける大人というのは、やっぱり若い人たちからすると、すごく希望になるんじゃないかと思うんですよね。
諦めちゃうのはもういつでもできますんで、何歳になっても、大人になったら、将来こんな風になりたいなんていう風に妄想でもいいので、言い続けられるといいかなぁなんて思います。
僕はもちろん言い続けます。
もっともっとかっこいい大人になろうとですね。
いろんなことを発信し続けようと思います。
ということで次のチャプターはコメント返しです。

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