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ワーママはるラジオ📻 #381 ワーママの帰りにくさと多元的無知 書き起こし https://voicy.jp/channel/862/81569

ワーママはるラジオ
#381 ワーママの帰りにくさと多元的無知
書き起こし
https://voicy.jp/channel/862/81569
ようこそワーママはるラジオへ
この番組はワーキングマザー達がワーママサバイバルをどう賢く強かに楽しく生き抜いていくのかそんなテーマでお届けしております
はい皆様いかがお過ごしでしょうか
そろそろあの自粛要請がですね
解除された県も出始めていますので
職場に復帰された方もしくは在宅勤務は解除になってという方もあの多くいらっしゃるんじゃないかなという風に思います
保育園もですね
登園が始まっているところもあるようで
あの皆様ちょっと一息つかれてらっしゃる方もいるのかなと思って放送をしております
今日はですねあの職場復帰ではないんですが
在宅から通常モードにですね
会社に通勤するようになったというあの友人からですね
ちょっと連絡をもらってあの雑談を少ししておりました
そこで気づいたことがありましたので
この通勤そして会社に行くで行ったらですね
もちろん家に帰らなければいけませんね
その帰ることについて
今日はあの掘り下げていきたいと思います
私もあの会社員時代本当に
まだ1ヶ月ちょっとしか経ってないんですよ
ものすごく遠いことのように感じてしまうんですが
会社員時代からの帰りにくさというものは
無言の圧力みたいな形でずっと感じておりましたのでこの帰りにくさというものを
ちょっと分解していきたいと思います

この放送は早起きを楽しむママを応援するサプリすっぼん小町のスポンサーでお届けしております

帰りにくいのは多元的無知が働くからかも
はい皆様へ通勤が始められた方はですね
今から出勤してくとなると
あの家に帰っていかなければいけませんので
その帰宅時間というのは
どういう風に決められてますでしょうか
タイムカード押して職場を去るという
職場でしたら
もう帰宅時間決まっておりますので
すんなり割と帰れたりするんですが
業務裁量権のあるような仕事ですと
帰り時間も自分で決めること出来る
もしくは業務裁量権ではないんだけども
何となくみんなサービス残業してるというような職場で帰りづらいというお声をよく伺います
これは別にはワーママに限った話ではなく
男性も同じですよね
早く帰りたいなと思っていて
自分の業務が終わっていても
なんとなく周りのチームメンバーが終わっていなかったりもしくは上長が帰っていないと
お先に失礼しますの一言が言いにくいというのはお伺いしたりします
実際私過去を振り返ってみますと
うちの職場ですね
あの長時間労働が結構はびこっている職場でございましたですので20代の頃はですねもうなんか6時に帰るっていうのは夢のような世界ですね
酷い人だとですね
毎日毎日終電に乗れないので会社から支給されてるタクシー券で帰って朝電車乗って出社するなんていう生活をずっと続けてるような職場にいたことがあります
今だとですね
間違いなくあの働き方改革で指摘が入ると思うんですが
私が20代の頃はですねまだそこまで働き方改革進んでおりませんでしたので
なんとなく皆こうしてるしこういったもんだという雰囲気がありました
でそうなってくるとですね
どういう人が働けてどういう人が働けないのかというのが浮き彫りになってきますと
やはりですね私の職場ではワーキングマザーというのはほぼいませんでした
当たり前ですよね
はい朝8時とかに会社に来ているのに夜です12時まで会社にいる人は子供のお世話も家事もできませんので
職場にいることが難しくなります
となるとどういう道を選ぶのか退職という道を選ばれてる方が多かったなという印象があります
それからですね
だんだんだんだんの職場の事情も変わってきましてワーキングマザーもちらほら出てくるようになり
そして6時にはですね帰るという強い断固たる意志を持って帰るワーキングマザー
私のようなものですね
現れてきましたので
だんだん職場にもワーキングマザーも増えてきて
男性側もですね早く帰るような文化がちょっとずつ根付いてきていたなぁと思うところで私は退職をしております
でっ今日ですね
友人のワーキングマザーとちょっとお話をしていて思ったのは在宅勤務はすごく大変だとそれは子供を見ながら在宅勤務してるのが大変なのであっても子供ですね保育園に預けられるようになったらもうそのまま在宅勤務でもいいかなという気持ちがあったという話をしていました
なぜかと言うと通勤時間って結構時間を取ってるんですよね人間24時間しかないから
たとえ30分の通勤でも往復1時間になりますので1時間も毎日仕事でもないまた家事育児にもないことに関して時間を取られてるとなると
これはあの時間タイトな方からするとすごい圧迫されるものになると思います
実際そのワーキングマザーですね
この1時間通勤がないというだけでちょっとした家の片付けたいなと思っていた事が片付いたり
料理もですねいつもより少し丁寧にするようになってより美味しく食べれるようになったので
こういったことが人間にとってはゆとりとして大事なんだなぁと思うという話をしていました
私も同感でございます
はい実際ですね
在宅勤務になって同じように感じられている方もいらっしゃるんじゃないかなと思います
でそのワーキングマザーとお話ししていて思ったのは
やっぱりですね
職場に行き始めると今度は自分の仕事が終わっていても
帰るタイミングを掴むというのにいつも悩んでいるという話をしていました
彼女はですね
タイムカード式のあの仕事してるわけではないので
自分が業務裁量権で
業務が終われば帰っていいよという職場に勤めています
となるとタイミング計りながら帰るんですね
でも帰ろうと思ってると話しかけてくる人がいたり帰ろうと思っていてもみんながですね
何か突発的なトラブルがあって対応していたりすると
帰るに帰れない帰りずらい
帰らなきゃいけない時は帰るんですけども
帰りずらいという雰囲気を味わっていたことを
あのすごく思い出すという話をしていました
これ帰っていいよと言われていても
帰りずらいっていう中を帰ってくって
結構ストレスなんですよね
多分はワーママの皆様ですね
今ウンウンって頷ずいていらっしゃる方が多くいらっしゃると思います
私もですねあの帰っていいよと言われているというか
まぁ自分の権利としても業務が終わって権利としてですね帰っていいんですけども
やっぱりあのみんなが残って仕事をしている中すっとですねなかなかコツを掴むまで結構時間がかかりました
これ何で帰っていいという契約なのに帰り辛いのかなというのちょっとあの連鎖ですね
考えていたところ
やっぱり多元的無知があるんだろうなという結論に至ります
多元的無知というのは社会心理学の用語になりまして
要はですね
裸の王様状態です
裸の王様ってすごく分かりやすい話だと思うんですが
みんながですね
王様が裸だと思っているのに
みんなが裸だって言わないで
裸じゃないのかな
服着てるのかなって
みんなが言い出すとですね
裸だって自分は思っていても
裸だって言えないんですよね
服着てるって思わざるを得ないような雰囲気になります
これ残業と一緒ですよね

みんなが帰っていいた分かってるのに
みんなが帰らないと
何となく自分も帰りずらいでも
帰っていいという整理があるはずなのに
何故か帰れないっていうですね
あの状態になります
これ多元的無知という風に言われています
つまりですね
特定の集団における
集団の過半数以上の人の雰囲気とかですね
意見に自分もそう思っていなくても
流されてしまうという現象になります
バイアスの1つですね
みなさんもこれあの感じられる場面
色んな所であの社会生活を送ってると
あるんじゃないかなと思います
分かりやすいのは
最近のトイレットペーパー事件ですね
コロナでトイレットペーパー買い占めてた方
いらっしゃると思います
無くならないよって散々ですね
トイレットペーパーを作ってる会社さんも政府も言っていても買っています
これなんでかって言うと
典型的な多元的無知だなと思っていて
あの集団の中で自分はそう思ってる
無くならないと思ってるけども
みんなはこれだけ買い占めてると
もしかしたら無くなるんじゃないか
もしかしたら自分の思ってることは
間違いなんじゃないかって感じてしまうんです
となるとトイレットペーパー買いたくなりますし
本来なら業務が終わっていて帰っていいはずの職場なのになんとなく罪悪感を感じてしまうという
ワーママの帰りずらさを生み出してるのかなという風に感じます
もちろんですね
帰りにくさ残業問題なのは
この多元的無知以外にも
色んなファクターを含んでると思いますが
ただこういうことがあるんだなという裸の王様状態ではないですが
みんなが本来思っているはずと信じている信念と行動がすれ違っている
要はですね
残業なんかしない方がいいと多分みなさん思ってますよね思ってるけどなぜ残業はなくならないのかという話に戻っていくんですが
そうするとですね
やっぱり集団の行動がそれが正しいように感じてしまってちょっと逸脱するとですね
自分の中で何か悪いことしてるような気持ちになってしまうそれはバイアス働いてるだけなんだなという風に
ちょっと客観的に見るだけで
いつもより帰りにくさが少し減るんじゃないか
という話を友人としていました
彼女もですね
ああそれって結構あるよねという話をしていて
私自身もですね
あの職場勤めていた時に
すごくその気持ちあったので
何かわかるなぁと思います
とはいえ
もう大人ですので
裸の王様の場面に出てくる
子供のように王様裸だよ
何ていう風に大声で言うとですね
やっぱりそれはそれで社会の中でやりにくいんですね
私権利なんで帰りますからって何ていう風に
大声で言ってしまうっていうのは
まあそれはそれでやりにくいですね
そんなことないですと言われる方も
いらっしゃるかと思うですが
組織というルールそして勤め人である以上
会社のルールに従ってますので
そのルールっていうのは文化とか背景が会社の組織風土も関係していますので
やりにくくなるという方は多くいらっしゃるんじゃないかと思います
じゃあどうするのかというと
やっぱり自分の心とどう向き合って自分の心でその帰りにくさを減らしていくのか
というのはすごく大事だと思いますので
そういう時は私は今この帰りにくいという気持ちは多元的無知というバイアスがかかっていてその上で帰りにくいと思ってるだけであって笑顔でお先に失礼しますと言って
この変な罪悪感はもうここにおいて
上手く気持ちを切り替えて帰るということが大事なんじゃないかなと思います

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