新入社員の私は、会社の駒ではなく「チームの中の私」になる。

4月1日、NewsPicksに入社しました。
入社式に参加しながらインスタライブをやってみたところ、社内外が「新時代だな!」とざわついてました。(途中、図々しくも社長坂本さんにスマホを持ってもらう場面も。そして当然、他の会社ではやっちゃだめだよと上司呉さんから。ですよね。)
素敵な入社式を、ありがとうございました!

さて、ここからは自分の中身を。

ユーザベース(UB)グループ初めての、新卒/新入社員研修を終えた。

今回の研修は「ビジネススタンス」を会得するもの。
漠としているけど、例えば自分が何をもって頑張れるのか、どんな時にヘコみやすいのか、チームのなかでどんな力を出せるのか、という自己開示と自己理解のための研修だった。
思ったことは今のうちに、私が感じたことだけでも言葉に残したい。

1.まず、インターンじゃないって気づく

行われた全ての内容は割愛するが、日程は3日間。4~5人のチームで課題に取り組む。
STAR(Say,Target,Action,Role Play)の要素を通じて「ビジネススタンス」を知るワークののち、『架空の企業相手に、広告を受注する』というメインワークを行った。

その課程はともかくとして、思ったのは「インターン」として愛される環境にまだ甘えていたということ。

自分は何ができる人物なのか、仕事の軸になる信条は何なのかを伝えないと、コミュニケーションは始まらない。
1回の機会ごとに100%の成果を提示しないと、コミュニケーションの相手として認めてもらえない。

これまでのままじゃだめだと、やっぱり痛感した。

2.私をモチベートするのは何か

ワークを通じて、広告の受注のために何度も打ち合わせの約束を取りつけ、時間がない中で成果物の提案/提出を求められる。
下の図は、その打ち合わせ一連の動きと、その時の私のモチベーションの推移の様子。これ以上ないくらい開けっぴろげに全部示している。
これをチーム員でお互い見せ合いながら、この時あんなこと考えてたんだ!など開示し合う。

つまり、このシートをチーム員と共有して考え合うことで自己と他者の深いところまでバレていく。まず字がホニャホニャしているところから疲れもバレている。

私のモチベーションは、例えばアポの時、相手のウェットな反応(表情や向き合われ方)には動じないし、ドライな反応(成果への評価、次のアポが取れるか)にもさほど影響されないことが分かった。

それよりも、一緒に仕事をする人が同じ熱意で取り組んでくれること。全員で同じ意思を共有して進められること。明確な役割分担が出来た時にモチベーションが上がっていた。

特に「明確な役割分担」が難しかった。
他のチームで「暗黙の了解で自然に分担」ができてよかったという声もあったが、このチームではその暗黙、というか思い込みでのタスク振り分けが進行の邪魔になっていたことに気付いた。

60-70%の信頼、相手の肩書きや表向きに期待をして仕事をし合うのは、結局それぞれのアウトプットに口出ししたくなる状態。これが暗黙の了解。

対して100%信頼して仕事を任せ任されると、意思を共有していればアウトプットの完成度も納得でき、相談や意見をフラットに受け取りあうことができる。これが明確な役割分担。

得意/不得意、ギリギリまで考えて作る希望ベース/モノを作りながら考える成果ベース、知識やアウトプットの方向がそれぞれ違うのに、そこを語らずに適切にタスクを切り分けられないよね。
ワークが終わったことに安堵して終わりではなく、痛みを伴う振り返りをしながらチームのみんなでこの共有をできたことが、私はとっても嬉しかった。

3.私はチームでどんな強みを発揮できそうか

私の弱点は「思いやりのなさ」だと思ってきた。
初対面やそれなりの関係性では有り難いことに上品に見られるが、その実ものすごく、自分なりに思いやりを持って発言しようと意識している節がある。

ただ、自分で設定する「思いやり」はすぐはがれる。
ハイプレッシャーの下で焦ると、すぐに意見に思いやりをのせられなくなるのが自分でも分かっている。
この研修ではもちろん、関わってくれた人を不快にさせたことがたくさんあったと思う。

でも、ワークを終えてのフィードバックでもらった私の強みは、STRAのなかでも特にSayすること。「発信すること、発言すること」だった。

すごく救われたのは、「思いやりと意見は両立しなくていいんじゃない」というフィードバック。
思いやりをもって向き合おうという努力はし続ける。でも思いやりで私の「好き」や「結果へのこだわり」をぼかさなくていいんだ、と。

もう一つ、「最後の1秒まで手を動かすことができる人だね」というフィードバックも嬉しかった。その1秒までこだわるために、向き合い続けることができた偶然のチームだから見えた強み。ここに気づくまで痛みを伴い続けたぶん、泣きそうになってしまった。多分それももれなくバレてたはず。

4.ノンスキルだから「チームの中の私」を目指す

周りは大好きで尊敬する大先輩ばかりのなか、私はなんにもスキルがなく、初めての新卒として広告営業チームのクリエイティブユニットに入った。

採用計画にも、もちろん戦力としては入っていないという話を定例で聞いた。わかっていたけど悔しかった。
だから後で冷や汗をかくとしても、研修を終えた今は正直に「悔しい!」って言いたい。

入社式でも宣言した、私の短期の目標は「新卒をとって良かった」と思ってもらうこと。そう思える成果を出すこと。

弱みを見せられる仲間と、助けてくれる大人と、胸を貸してくれる大先輩が、この会社にはたくさんいる。ほんとうに幸運なことだと思う。
この環境を使い倒す気持ちで、新人の一人としてではなく、私ができることを探して何でもチャレンジしてみたい。

最後に、いまぐぐっときた一文は入社式でもらった「麻雀放浪記」から。
「どういう世界であろうと、玄人としての接触、つまり真髄に触れるばかりにのめり込んだ生き方以外に興味がなかった。おそらく若くて、生命の力がむんむんしていたときだったのだろう」

あとでこの「むんむん」に赤面しても、今はいいやと思える。
「もっと大きな綜合的な生き方」に到るまで、自己と他者と向き合って発信し続けたい。

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ちまり

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