富山前期入試モチーフ速報 金沢美術学院2/28

富山大学芸術文化学部の入試を受けに行っていた生徒が帰ってきてくれたので、出されたモチーフを聞いてみました!


2月25日に富山大学でありました、富山大学芸術文化学部前期入試のモチーフです。


出題モチーフ

・かぼちゃ
・アルミホイル(箱無し)
・軍手

富山大学芸術文化学部前期入試モチーフ

富山大学では3年間分の過去問を公開していますが、モチーフまでは書かれていません。

レタリングなど無い、かなり基本のモチーフが出ましたね。
さらに、自分で自由に質感の出せるアルミホイルを出すなどとその人の実力を炙り出すようなモチーフだと言えます。

ロール状のアルミホイルをそのまま描く、伸ばして皺をつけてみる、切り取って丸めてみるなど、受験者の性格や技術力も見えそうです。

試験環境

3時間のデッサンの試験は、全員「体育館」で行ったそうです。
2月下旬に寒そうですが、ストーブも沢山置いてあり寒くはなかったとの事。
体育館に会議用の長机を並べて、そこで一斉に試験を受ける。
なかなかに圧巻な風景が想像できます。

ちなみに、富山大学芸術学部の試験は静物モチーフ3つを自分で組んで3時間でデッサンする物ですが、モチーフの下敷きは「灰色」です。
だからと言って、それまで描いている猛者はいなかったようですが。

芸術学部後期倍率

富山大学は後期日程もあります。
前期日程と異なり、国公立前期中期を受ける受験生が最後に受験しにくるにで、倍率は10倍近くになる難関です。実質倍率はもう少し下がるとは思いますが、6倍ほどにはなると考えられます。
募集人数が、前期の25人から10人に減るのも理由の一つです。

富山大学芸術学部の後期日程を受ける受験生は、そんな倍率にビビらず、いつもの様にデッサンをしてもらえればと思います。

金沢美術学院
永井ちなみ


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