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『名探偵ホームズ』リマスター版が117館で再上映

『宮崎駿が演出を担当『名探偵ホームズ』リマスター版が全国117館の映画館で再上映。公開40周年を記念して3/22より2週間限定』とのこと。1984年11月6日から1985年5月20日まで、テレビ朝日系列で放送されました。全26話のうち6編を宮崎駿が、20話を御厨恭輔監督が、監督・演出を務めました。また、『風の谷のナウシカ』の併映版として、『青い紅玉』と『海底の財宝』の2作品が映画館でも上映されております。今回は、40年ぶりの劇場公開です。

田中圭一先生も大喜び。良からぬことを企んでいるわけではなく。純粋に楽しみにされているようです。

スタジオ・ジブリも日テレの傘下となり、制作体制が変わっていくでしょう。であるならば、若手監督起用でテレビシリーズを、ぜひ復活して欲しいですね。元々は、テレビ朝日系列ですが、そこは問題ないでしょうし。ホームズという作品の、キャラクターや物語の雛形は、できていますし、作りやすいでしょう。ジブリは、劇場公開作品などに特化したスタジオの部分があり、スタッフを抱えることに難しさがあったのですが。

それこそ、TVシリーズの制作でスタッフを安定雇用し、その上で劇場版という、二本立てはありでしょう。特に『名探偵ホームズ』は、独自シナリオでも、アーサー・コナン・ドイル卿の原作をアニメ化してもいいですし。犬のキャラクターだからこそ、逆に普遍性が出ると思うのです。思えば、高畑勲監督の資質は、劇場版ではなくTVアニメにこそ、向いていたように思います。劇場版で表現の実権を重ねたのは、結果的にジブリの屋台骨も揺るがしましたので。

ホームズ役の広川太一郎さん、ワトソン役の富田耕生さん、モリアーティ教授役の大塚周夫さんも、鬼籍に入られましたが。逆に、主題歌は『空からこぼれたSTORY』のままでお願いします。いっそのこと、『となりのトトロ』も年に1クールのTVアニメとして、シリーズ化するのもありかもしれませんね。そこで経営を安定化させ、スタッフを育て、健全な経営で、アニメ会社を運営できれば。文化に貢献しますね。

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