一般人にしては

あまりにたくさんの子供が亡くなる場面に遭遇してきました。

ドクターでもナースでもないのに、ってことね。

NICUでお隣の保育器だった赤ちゃんが急変したり。
母と娘、二人三脚で何年も闘病して、調子が良かったのに肺炎で…とか。

こんなに医療の発達した現代でも、
母や、家族や、周りのひとたちがどれだけ祈っても、

救えない命があること。

間近で見ました。

でも子どもって。

あきらめる、という選択肢がない。
前に進むことしか考えない。
当時4歳だったうちの娘もそうだった。

「がんばろうね」「うん」

「おなかのムシムシくんをやっつけたら、
　パパのいる名古屋に新幹線で行こうね（当時夫は単身赴任をしていました）」
「うん。こうちゃん、がんばる」

ただそれだけ。

大人だったら失神するような治療が続き、

母が見るに堪えなくなって

「〇〇ちゃん、もうやめようか。やめてもいいよ。
　ほかの治療にしてもらおう。
　こんなに苦しそうで、ママもう見ていられない」

と声をかけても

「やめない。治って学校行きたいから」っていうんだもん、

ってトイレで泣いてたママがいた。
一緒に泣くしかなかった。

長女ががんの治療をしていた8か月間、
もう一生分泣いたと思った。

（まあその後もいろいろあってもっともっと泣いたんだけどね）

亡くなる1分前、
心拍が落ち、ベッドサイドで涙を流していたら
ふっと目を開けて
「ママどうして泣いてるの？」と声をかけてから呼吸を止めた、あの子。

家族はもちろん、友達も
お医者さんも、看護師さんも、スタッフさんたちも
全員が

医療の手を尽くして

あの子を助けてくださいって祈って祈って祈って

それでもお空にいってしまったあの子たち。

あの子たちに恥ずかしい生き方はできないって
ずっと思ってる。

だから、わたしは
自分のお迎えが来る瞬間まで

闘い続けようと思ってます。
ジタバタしようと思ってます。

それはいつかはわからないけど
そのとき何しているかはわからないけど

誰に馬鹿にされても
かっこ悪くても

あの子たちにだけは恥ずかしくないように。
そして、
みんながかわいがってくれた長女を大事にしようと思っています。
長女はいつも、まもられているのがわかるから。

大人がジタバタするのって、いけないこと？

生きるって
生活するって
泥臭くって暑苦しくって大変で苦しいこと、たぶん。

だから、
ホントに小さいことでもキラキラするのかな、
幸せが、もっと幸せに思えるのかな。

だから
もっと幸せになりたいってがんばれるのかな。

もっともーーっとジタバタしよう♡

ジタバタ家事して
ジタバタ育児して
ジタバタ仕事して

あったかいコーヒーが、
今朝もうまーーい♡