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2023冬アニメ感想

追記:スパイ教室の存在を忘れていましたので追加しました。

こんにちは。冬クールはライブに野球に旅行に非常に多忙で、その上でメチャクチャ本数が多いという地獄みたいなクールでした。血反吐をはきながら追いついた中で感じた感想を魂込めて書きました。

目次を作っているので、ご自身が見たアニメで他の人の反応が気になるアニメの感想を見たりするのに使っていただければと思います。
なお、今期の私的評価はこんな感じです。


3132作品視聴。少し多かった。(追記:スパイ教室はBに置いてます)

では、以下評価の高い順から書いていきます。なお最後に秋アニメの総括をサラッと書いています。興味のある方はどうぞ。


A+

お兄ちゃんはおしまい!

このgifからでも分かる通り、非常にエロかったという点がやはり大きかったと思います。実はテレビアニメって、エロいか萌えであればいいんですよね。このアニメは両方を兼ね備えていた点がよかったです。

内容的には主人公がちょっと特殊なだけで、中身は普通の日常系という認識です。内容自体がメチャクチャ面白かったとは思わないですし、キャラ・作画の素晴らしさがこのアニメの個人的な評価の大半を占めているという感じ。原作の絵ってまあまあ薄い感じだと思っていたので、ここまで濃い作画で最後まで行くとは驚き。このアニメこそ、いわゆる制作会社ガチャの大成功例ではないでしょうか。

TS要素が薄くてほとんどただの日常系になっていた点がマイナスポイントかなあ(でも毎週楽しかったのでそこまでマイナスでもない)と思っていたのですが、最終話はそこらへんを突っ込む話を持ってきてくれたのは好印象。最終回も当然エロかったですが、中身の進展も少しあったのでやっぱり自分はこのくらいの評価を付けたいなと思います。私にも妹がいるのですが、ましろと私はどこで差がついたのか…。


ブルーロック

コレはかなり面白かった。アオアシはサッカーアニメとして面白かったけど、ブルーロックはテレビアニメとして面白い。勢いがスゴイし、毎週見ていて楽しかった。

特に一番よかったのが馬狼くん辺りの話。前にも書いたのでダブっちゃいますが、やっぱり自信家が鼻をくじかれた後の姿っていいですよね。アオアシの主人公にもそんな展開があったと思いますが、結構好みです。
あと2次セレクションの最終試合になった試合は、サッカーアニメとして非常に見ごたえがあった。主人公の強みが視野の広さというのは、メチャクチャ便利な設定ですよね。

欠点としては作画が微妙だったこと。蜂楽くんとかがスーパープレーを披露したりしていたけど、正直どういう動きをしているのかがあのアニメーションでは伝わらなかったと思う。「ああ、多分こういう動きをしているんだろうな」という脳内補完をしながら見ていたんだけど、これなら別に漫画で良いんだよな......。灼熱カバディじゃん。そこは少し残念だった。

順当に2期が決まりましたが、非常に楽しみ。誰もやってないアプリをアニメの制作会社に回してくれないかな。MAPPAとかとんでもスキルとかいうゴミやるくらい暇なんだから良いじゃんね。


A

REVENGER

ふたなりアリ、面白バトルあり、ホモセックスあり、薬物の話あり...…。基本的に単話完結のアニメだったが、その単話ごとの色が強く、見ていて楽しいアニメだった。流石は虚淵玄と言ったところでしょうか。

単話完結型の話の中でも、特に真面目なお坊さんがお遍路巡り?をしていたら、まさかのヤク中の中性的な男しかいない娼館みたいなところについてしまい、ホモセックスを流されるようにしながらも何とか救いを求めていこうとする......。みたいな話をしていた7話がお気に入りだった。多分こういう話って実際にあったんだろうな......と思うと悲しい気持ちになるし、何よりこの話のオチがハッピーエンドともバッドエンドとも取れる何とも言えない終わり方だったのがかなりすき。2人は幸せなキスをして終了、とはいかないまでもあのまま娼館にいるよりは幸せなエンドと言えるのかな。
ここからアヘンの話をしていくというイントロダクションとしても良い話だったと思う。

少しケチをつけるとしたら、メチャクチャつよそう感を出していたCV.諏訪部の利便事屋一味が思ったよりあっけなく弱かったこと。特に阿部敦のキャラなんかは明らかにキャラデザが浮いているくらい目立っていたのに、自分の投げたブーメラン武器にぶっ刺さって死ぬとかいうしょうもない結末。何なんだこいつは。あんなにつよそう感があったのだから、もうちょっと魅せてほしかった。スナイパーなんかメチャクチャ面白い死に方したしね。

最後のバナナフィッシュ、あるいは擾乱みたいなエンドには納得。その凶器となった得物は侍さんがあの弱そうな男の子に投げた短刀だったというのもオシャポイントが高い(確かその前の話で雷蔵が刀を研いでいたと思うが、もしかして…?)。先の7話の終わり方もそうだったけど、このシーンも正直無事だった可能性もあるし、そのまま死んだ可能性も全然考えられる。こう考えるとやはり綺麗にまとまったアニメで、今期の中では上位においてしかるべき良いアニメだったと思う。オススメのアニメです。


冰剣の魔術師が世界を統べる

「シュート!」や「農民」などのビックリ面白系アニメの極致にあるようなアニメ。長いイントロをカットしてOPバージョンにするのではなく、本編のアバンにねじ込んでOPに入るという手法はこのアニメだけに限りませんが、ヒロインの女の子の着替えを見てしまい「ウサギが好きなのか」とつぶやいてOPに入るアニメはこのアニメだけでしょう。また本編も正当に面白いといえるポイントがあり、別に変なアニメだから好きというだけではなかった。

一番よかったのは学生コロシアムみたいなやつでアメリアとアリアーヌが殴り合いまくっていた7~9話。ここまでの冰剣って「人を笑わせる演出」がとにかく光っていて面白かったという印象だったんだけど、特に9話なんかはその演出が飛躍して「アニメを面白くする演出」になっていて普通に見ていて感心した。

今まで見上げていた対象だったアリアーヌに勝ったアメリアが、アリアーヌとの勝負に勝利して、今は上から見られるという演出、メチャクチャ良くないですか?あとアメリアの流した涙が立体的に落ちているというリアルな演出もスゴイ良い。
このアニメ、本当に天才的な演出をしていると思います。

本当はもう一個上に置きたかったんだけど、どうしても最後の話は微妙に面白くなかったかなと感じた。最強陰陽師然り、REVENGER然り、物語の後半にそれまでのキャラデザとは全く異なる異質なキャラクターが出てくるのは最近のトレンドなのだろうか。


もういっぽん!

中盤までは微妙に面白いかも(卓球娘くらい)と思っていたのですが、金鷲旗でヤバいくらい化けておったまげた。最終的には非常に満足のいく良いスポーツアニメになっていたと思う。

特に姫野先輩とかいう神が出てきてからがこのアニメの始まりとも言えるかもしれない。女子柔道という、そこらへんの女子高生には縁遠いスポーツ特有の人数不足で一度やめたという過去も良かったし、後に語られた「足手まといにならないようにメチャクチャ練習する」という設定も良かった。そんな過去から放たれる先輩としての「勝つ以外、ある?」という発言、カッコよすぎんだろ......。しかも戦い方が泥臭く技をかけていくスタイルなのも非常にナイス。

金鷲旗編は未知も早苗も永遠ちゃんも姫野先輩も全員に見せ場があったのも良かった。これは柔道団体戦という設定の勝利とも言えますね。球技だと中々こうはいかないと思います。そういう設定の勝利を、ここまで良い話で持ってこれるこのアニメは非常に良かったといえます。

ただ個人的には競技外の話があまり刺さらなかった。これは以前書いたこととダブるんだけど、南雲ちゃんは未知と一緒に柔道やりたいからという理由で剣道辞めるし、会話のテンポも絶妙に好きじゃなかった。金鷲旗だけでココまでの評価をしたといっても過言ではありません。それだけ金鷲旗編が面白かった。

ここからは1年生の4人がメインになるのだろうという終わり方も良かった。本当はもののがたりなんかより、よっぽどこっちの方が続編作ってほしいけどね。ちなみにOPでほんの一瞬だけ映る水着シーンを、最終話EDで持ってくるのマジで天才ですよね。冰剣との絆。


A-

テクノロイド オーバーマインド

まさしく今期のダークホース候補とも言えるアニメだった。単話完結でキャラの深掘りをしていき、ちょっとロボット排斥の話を絡めて、最後にはライブバトルで勝ってロボットが認められてハッピーエンドかな...…と思っていて、まあ実際そんな感じの話だったわけだが、この簡単に予想できる展開に挟まれたエソラくんの生い立ちの話(10話)がとにかくヤバかった。

本編に挟まれていたいくつかの伏線。芝浦博士の存在、ノックスの何かありそうな過去、ノックスが行動していく中で心臓の音と同時に心が芽生えていそうな描写、エリザというAIなど、これらすべてが1話分で明らかになったというだけでも中々凄い話なのに、その内容もビックリする感じだった。
エリザは、芝浦博士の元助手であり片思いをしていた女性・エリザベスをデータ化したAI。エソラくんはそのエリザベスの実子。ノックスには実は基になった人間がいて、彼らはエリザベスが亡くなった後に芝浦博士がエソラを引き取り、完璧な子供にするために伝えたい4つの精神を持つ人物で、エソラの育ての親として雇われた人たち。ノックスの4人は、彼らが交通事故で亡くなった後に芝浦博士がアンドロイド化したガワ...…何なんだこれ。ChatGPTが流行する今放映されるのは偶然なのか。将来は、あながちこの芝浦博士がバカにできない時代になったりして。そんなことを想う近未来系作品の楽しみ方も十分できた。

最後のエピローグも良かった。エソラに自由を促されて離れ離れになったノックスとエソラが1話の出会いと同じような出会い方をする...…。ベタだけどこういうのでいいんだよ。エソラの見た目がエリザベスみたいな長髪になっていたのもポイント高い。最後の曲はOPのマイナーアレンジで非常に良い。もしかしたら過小評価しているかもしれんな…。
今期の中では特におすすめのアニメです。


吸血鬼すぐ死ぬ2

1期同様に、面白い回と面白くない回の差が結構あったという印象。新横浜駅に閉じ込められる回とかはメチャクチャ面白かったけど、最後の2話に続いてやったドラルクの元師匠?の話とかは微妙だった。
......というのは嘘で、1期から「ターチャンを脱がせろ!」と叫んでいたので本当は満足していた。メチャクチャ良い体してるじゃん…。

最終回のラジオみたいな話、あれ絶対尺余ったからやりましたよね。何やっても許される無敵のアニメ、是非3期もやってほしい所です。3期ではギルドマスターの娘も脱がせような。
全然関係ないのですが、野球拳大好きとマスターの娘(ふたなり)の同人誌が世界には存在するらしいです。


シュガーアップル・フェアリーテイル

かわいいかわいいアン・ハルフォードちゃんと、後宮の烏の殿下と同じ声をしているシャル・フェン・シャルのイチャコラ最高~!......とはならず、ただひたすらとアン・ハルフォードちゃんが辛い目に合う姿を見るだけの作品。この2人のキョリ感が非常に好きだったのでこの評価に置いているが、とにかく二人を取り巻く毒素が強すぎて1話あたりのカロリーが高かった。

もちろんジョナスとかいうカスが面白すぎるというのはあったけど、このアニメのヤバい所はジョナス以外もまあまあヤバいという所にある。アン・ハルフォードの砂糖を盗むアイツ、その悪行を信じずアン・ハルフォードを追い出す父親、違う違うと言いまくる内山君の声をしたアイツ......。挙句の果てにはアン・ハルフォードからシャル・フェン・シャルを寝取ったアイツなど、とにかくヤベーやつしかいなかった。EDに映るジョナス以外のイケメンしか信じられない。何なんだこの作品は。シャル・フェン・シャルを取らないでミスリル・リット・ポッドで良いじゃん。
最強陰陽師は最初主人公の毒が強かったが徐々に消えていった反面、このアニメの毒はむしろ加速していた。

あのNTRエンドで2期が無かったら普通にブチギレていたので2期は嬉しい。ただ2期もシャル・フェン・シャルを取り返すためにまたアン・ハルフォードちゃんは辛い目に合うんだろうな......。砂糖菓子職人になれたのにもかかわらず、このもやもや。変な作品だ。


HIGH CARD

アルスとは違い、続きを確保できた作品。ただ続きがあることが確保されているだけで、実際は大差ないのかもしれない。そのくらい「本当にコレ12話で終わるのか?」と後半はハラハラしていた。

メチャクチャ気になってるんだけど、「フォーカードで人救える!だからフォーカードで妹の命救うぜ!」からの「スリーカードでもなんとかなりましたw」ってどうなんだろう。じゃあ最初からスリーカードでもいいじゃんとか思ってしまった。まあスリーカードでもある程度くらいなんだろうけど。

ラブピは最終回ちょっと見せ場あったけど、植物操る人は最後まで空気だったと思うので2期ではもうちょっとその辺のバランス調整を期待したい。NARUTOでも最強キャラの1人は木遁使いですからね。

総じていえば、最初は凄い面白そうな感じがあったけど、段々何とも言えないアニメになっていたような感触。途中と最後は結構面白かったので、監督がサクガンの人という少しばかりの不安はありますが、2期は期待です。AnimeJapan歩いていると壁にこのアニメのキャラが書かれてあるコーナーがあったんですけど、意外と人が写真撮ってて驚いた。まあフィンもクリスも良いキャラしてるもんな。




Buddy Daddies

非常にコンパクトにまとまっていて特に不満なところが無い、良いアニメだった。強いて言えばメッチャ面白い!ってシーンが感じられなかったのが欠点かもしれない。でも最終話の、SHOCK!という良曲をBGMに1回JKにしてから保育園まで写真を用いてタイムバックしていくというのは良かったな......。

一回吐き捨てるような感じでミリを捨てたのにガンになったからやっぱり返してほしいンゴwという母親は一体どういうことなんだよと思ったけど、親権って結構こんなものかなあという気持ちもある。射精しただけの父親よりは痛い思いして生んだ母親の方が子供に思いはあるはずだし、意外とリアルかもしれない。待機児童の問題にもほんの少しだけ触れていたし、実は案外リアルなアニメなのかもな。

スパイファミリーの2匹目のどじょうを狙っている感満載だったけど、個人的にはアーニャよりミリの方が好きだし、ヨルさんが空気になっているあっちよりはカズキパパもレイパパも良いキャラをしていたと思うし、中々面白かった。数少ない欠点を挙げるとすれば、放映中に結婚を発表したことによって「既婚者が幼女役をやっていた」という事実を突きつけられたことだけかもしれない。まあ良いアニメでした。


B+

大雪原のカイナ

なんか面白そう!というところから脱却してくれなかったイメージ。設定は非常に興味をそそられたが、最後まで伸びきれなかったかな......。そこが少し残念なアニメだった。

過程において言うことは無いんだが、最後は少し気になった点があった。最後、当たり前のように空飛ぶ虫に乗って天空に帰っていたけど、その後またあんな必死な思いをして戻ったのだろうか。11話で終わったが、その辺の話を12話で見せてくれないものか。せっかく空に戻れたわけだから、それだけでも1話作れたと思うんだよな。映画作るならなおさら、11話でひとまず一件落着→12話で空に戻り映画のイントロを行う→映画という感じじゃダメだったのかな。そこはすごい残念だった。

最後まで見たが、一番よかったのはサウナシーンだったかもしれない。少し伸びてくれなかった微妙なオリジナルアニメだった。果たして本当に映画をやるのだろうか......(エスタブライフは続報が無くないか?)。


トモちゃんは女の子!

こんなんキャロル・オールストンたむの一強アニメだろ!と思っていたけど、案外2人の話も面白かったりした。良いラブコメだった。

淳一郎は実は最初からトモちゃんが好きだったという後付けみたいな設定が出されたけど、それだと意図せずとも乳触ったり男女のスキンシップと言うには激しい接触が、無知から来るものではなくエロ猿の性欲から来るものという解釈を可能にしてしまうような気がするんだが、それはどうなんだろうか。そこはメチャクチャ気になった。
でも2人が幸せなら良いか......。

それよりキャロル・オールストンちゃんの萌え具合はメチャクチャヤバかった。柔道部の先輩との話には思わず感動。今期のラブコメと言えば天使様なんかもありましたが、こういうメイン以外のサブキャラの良さもラブコメを引き締める大事な要素だと改めて実感しました。


TRIGUN STAMPEDE

途中まではメチャクチャ面白く、マジで真面目に見ないとわからなくなることを除けば楽しいアニメだった。が、ヴァッシュの過去を話が始まってから何かイマイチよくわからなくなった。

メチャクチャ強そうなミリオンナイブスとのバトルは、このアニメの最高の特徴でもあるCGの異常作画もあって楽しかった。でも案外あっさり死んじゃったし、この先何するんだろう。

こういうアニメを見ると、もう高クオリティCGアニメの方が良いよなあと思ってしまう。表情もCGの方が豊かだったりするし、テレビアニメの一つの分岐点になるかもしれない。そのくらい作画は凄かった。


D4DJ All Mix

リリカルリリーがメインだろうと思ってはいたが、少し薄い印象のまま終わってしまったのが残念だった。フォトンメイデンとの合宿回は良かったけど、最終回なんかは結局ハピアラがちょっとメインになっていたところはあるし、何とも中途半端なアニメだったという印象。
バンドリ2期は途中までソシャゲのキャラ回をやって、最後にRASと絡めてポピパの話をやった結果、花園たえがヤバいやつになってメチャクチャなまま終わりましたが、D4DJはその反省を活かしてリリカルリリーを極力目立たせないようにしていた印象すら抱いた。確かにバンドリ2期とD4DJ2期どっちがいいですかと言われたら後者ではありますが。

1期ではハピアラの友情を深めたり、ライバルキャラとなるピキピキ、フォトンの話も非常に良かったが、この2期においてグッと来た話はあまり無かった。構成上が残念だったのは今更だが、内容的にも残念だった。僕は1期は凄い面白いと1人で絶叫していたくらいにはそこそこD4DJが好きなんですが......。
あと曲も全く耳に残る曲が無かった。というか、「この曲もう一回聞きたい!」となる曲があまり無かった。最終回で流れた曲とEDくらいかも。

中途半端にキャラを出し、内容は平々凡々、曲はそこまで耳に残るような曲ではなく、果たしてこのアニメでゲームユーザーを増やせるのだろうか。今後このコンテンツの未来が余計心配になるだけのアニメだった。でもハピアラは萌えだからさ......。


B

転生王女と天才令嬢の魔法革命

ここ最近のクソアニメトレンドキーワードとして「心臓」が挙げられますが、何とこのアニメも心臓アニメだった。しかも人の心臓を取り込むという、あの超有名ライトノベル「探偵はもう、死んでいる。」で見たことある展開を出してくるとは恐れ入った。心臓がよみがえるシーンでもメチャクチャ爆笑した。そういった意味では結構楽しめたアニメだった。

ただ本筋を見れば、正直どうでもいい姉弟喧嘩を、ドラマチックなセリフまわしでしていくところは非常に見ていてしんどかった。こういう作品、少しだけ苦手なんだよな。この辺は、いやに丁寧だった印象。
脚本・渡航、制作・ディオメディアといえば「聖女の魔力は万能です」や「異世界薬局」と言った作品がありますが、これら3つの作品に共通しているのは「メチャクチャ丁寧に話をつくっていくこと」だと思っている。転生王女も内容は置いておいて、話の構成は丁寧だった。あとBGMが控えめで、トーク中心というのもあるかも。

決してつまらなかったとは思わないが、「オタクが好きそうな作品」を狙いすぎててイマイチ刺さらなかったという感触。オタク、こういう作品好きそうだもんな......。主人公の喋り方はやや個性的だし、百合アニメだし、ある程度の中身はあるし、まあそんな嫌いになる要素が無いのも確かか。
「安達としまむら」もそうだったけど、こういう「何か深そうな百合アニメ」って実は苦手らしいです。意外と人気あるようですが、あの終わり方的には続編が無い方がよさそうですよね。

ただレイニ嬢のリョナ描写は非常に良かったです。


氷属性男子とクールな同僚女子

冬月さんはすげえ萌えだよな......。正直これしか感想が出ない。最終回の冬月さんはいくら何でも雌の顔をしすぎだろう。俺も冬月さんと電話番しながらしりとりして残業代を稼ぎたいです。


お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

実は最初「天使様萌え~」と言っていて結構好感なアニメと捉えていた。この点は最終回まで基本変わらなかったし、そこに関して思うところはない。

ですが、やはり同じような展開が12回も繰り返されるのは流石にな......。確か8話あたりだったと思うのですが、ずっとソファの上で話が進んだ回があったと思う。ああいう話に代表されるように、基本は2人のイチャコラを見るだけ。コレが好きな人は、常に同じようなむずキュンを得られるわけなので高評価になるし、コレを微妙と捉える人は最後まで「う~ん」という感じになるのだろうと思った。僕は後者。
あと何回かあった、主人公ないし天使様を馬鹿にする周りのモブに、そのどっちかが彼/彼女を弁護するように早口で論破する展開も何だか適当な内容に見えてあまり好きじゃなかった。2人の仲を進展(言葉が正しいのかは…)させるためという理解はできるが、こういう適当にやってみた感があまり好きじゃなかった。

とはいえやはり天使様は萌えだったと断言したい。9話の夢精回は珍しく面白く感じたし、脳内天使様も現実天使様も非常に萌え。夢の天使様の乳がデカすぎるのは作画の問題もあるのかもしれないが、スカした周くんも結局は高校生特有のちんぽ脳を持っていた!という証左みたいでいいですよね。私たちも高校生の頃は級友の乳を想像しましたよね。まあ周くんは彼女みたいなもんですけど......。


便利屋斎藤さん、異世界に行く

ラエルザたそは萌えですぞ~!と叫びながら見ていたが、何か違う方向に話が盛り上がっちゃって変なアニメになってしまった印象。確かに色々関係ないキャラを出して、それが一堂に集うというのは面白いとは思ったけど、やれ忍者と魔女の話だの、やれジジイのペニスを食べた狼の話だの、やれ山崎たくみの声した謎の悪魔の話だの、このアニメを見ている人でそんな話を見せられてうおおおおおお!となるだろうか。私はならなかった。

最終回だけ思いだしたかのように東山奈央フェアリーとラエルザの話をしてくれたのは何だったんだろう。しかも結構良かったし。
あの全員ダンスの意図はマジで掴みかねている。何だか変なアニメだった。


ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

氷属性も天使様も便利屋の繰り返しになるのですが、リーゼロッテちゃんは萌えでしたよね。ただその3つとは違って結構内容も引き込まれるものがあった。こんなコンセプトのアニメなんて1話切りだ!と思ってはいたけど、一本取られた気持ち。この劇中ゲームのようなゲーム、またはアニメがあったら確かに面白いと思う。

こんなコンセプトのアニメなんて1話切りだ!と思っていたのは、劇中ゲーム外にいる小林さんと遠藤くんが邪魔になっちゃうんじゃないかなということ。まあ確かに学校での2人の話はクソほどどうでも良かったけど、実際に実況と解説をやりながらゲーム内キャラと関わっている時は特に不満とかなかったし、何なら良いアクセントになっていたとすら思える。

が、最後の女神様と福山潤の男との話はちょっと......。ひぐらしのなく頃に卒もそうだったけど、こういう”上”で高みの見物をしているだけの部外者の話ってあまり好きじゃないんですよね。コレは好みの問題なのかもしれない。


犬になったら好きな人に拾われた。

角オナシーンを見る声優陣

Twitterでのいわゆるインフルエンサーみたいな人がこの画像の元となる生放送を取り上げたことによって、アニメもアニメ外も角オナシーンが一番面白いという感じになってしまった。実際、エロゲ主題歌アベンジャーズみたいな人間を集めたOPでお金を使い果たしちゃったのかなというくらい作画が終わっていたのは最悪だった。EDって犬飼さんは絵なのに、他2人は実写だったの(逆?)マジで何だったんだ。
エロ要素も舐める・ローアングルから見る・体に入るくらいしかなくてワンパターンだったのも何とも。

15分アニメだったのでまだ良い感想が出てくるけど、これが30分アニメだったらと思うとゾッとする。ここ最近、何でもかんでもタイパが重要視されているので、せめてこういうアニメは15分を目安にしてほしい。


最強陰陽師の異世界転生記

最初は主人公の毒が強すぎる!と思っていたが、最後の方はそんなことはなく意外と見やすい作品になっていてありがたかった。いや、慣れただけかもしれんけど......。

REVENGERや冰剣然り、突然明らかにキャラデザが違うだろというキャラが出てくるのはトレンドなのだろうか。しかもメチャクチャ裏がありそうで、メチャクチャつよそう感あったのにREVENGERも冰剣もコレも実際はメチャクチャあっさり負けるくらいよわい。何だったんだ。

最終回の適当感は非常に癖になる感じだった。このアニメはクソアニメかもしれないけど、ああいう適当に終わらせといた!みたいな終わり方好きなんですよね。「俺は前世で失敗したから目立ちたくないンゴ…(でもアミュを助けるために人は100人くらい殺すよ~)」「勘違いでいっぱい人殺しちゃった…まあ生き返らせることできるしええか!」......何ですか、これ(滝先生)。しかもぬるっと退学して、ぬるっとアミュと放浪して、ぬるっと二人と再会するし。というかあんなにイーファを大事にしてたのにぬるっと捨てるのか…という色々適当なところがあって面白かった。いや、それでいいのかな。過大評価してるかもしれません。


異世界のんびり農家

次から次へと出てくる女はエッチだったよな......。これしか感想はない。まあ極論テレビアニメはそれでいいとも思っているから、悪いアニメだと思っていない。なろうにある適当なヘイト役もいなかったような記憶だし、あっさりと見れた。逆に言えば面白かったという感想を持つこともない。結局、とある男の農家生活をぼーっと見るだけなので、僕の感性ではこのアニメを面白いとは思えなかった。

ボテ腹はナイスですが、セックスの描写は欲しかったですよね。このアニメのネタバレを気にする人はいないだろうし、そもCMでもネタバレあったから言っちゃいますけど、他の女の子も続々と妊娠するらしいので何か面白い。まあセックスシーンがあったらこのアニメの内容的には凄い浮きますよね。


もののがたり

夕方のアニメっぽい雰囲気で送られる、夕方のアニメっぽい内容。何が理由なのかは不明だが、監督・助監督・キャラデザ・音響監督・制作会社・音楽制作会社・声優とあらゆるところにアイカツの要素があるのは謎。

長月ぼたんちゃんで改めて確信しましたが、高田憂希ちゃんの萌えボイスは本当にレベルが高いなと感じる。こういうキャラもっとやってほしい。兵馬さんとのかけ合いも良かったし、この2人の微妙な距離感は結構良かった。

続きどうなるのかな~というのはちょっとだけ気になっていたら本当に2期を作ることになって正直ワロタ。自分がちょっとだけ好きなアニメで続き作ってくれるアニメは何だか久しぶりな気がする。1クールに1個このくらいのアニメはほしい。同じくらいの面白さだとオルタンシアサーガみたいな。


B-

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

絶対に面白いとは思わないが、絶妙なノリと雰囲気が少しだけ癖になる変なアニメ。引きの演出(しかし作画が悪いので歪な構図になっている)、算数ベアナックルやステッピングマンなどの意味不明な設定、ドルオタ冒険者・婚約破棄でギャン中になった女・ロリに謀られておかしくなった神父・ドラゴンという変に濃いキャラクターなどなど、微妙な魅力があったのは確かだと思っている。

しかし流石に語り調のモノローグみたいなのが多すぎて見るのがしんどかったのも確か。ほとんどの話で直感的な面白さはなかったと思っているのでココより上に置くことは出来ないかなあ。ただ同評価においた他のアニメに比べたらポジティブな感想を持っている。不思議なアニメだった。阿部真央さんのEDも良かったですよね。


とんでもスキルで異世界放浪メシ

最初はMAPPAの本気作画、ゆるキャン△のようなキャンプ感もあってコレは結構期待できるぞ!と思ったものの、終わってみれば「ムコーダがフェルとスイにご飯をふるまう」「少しだけ冒険する」「解体屋さんで驚かれる」「女神との話を少し」......この4つの展開だけで4話から最終話くらいまでずっと通していた印象。ネットスーパー要素も最初こそ面白いと思えたが、何度もやられると日常的な行為になり、ハッキリ言って中身がないと思っていて、それを面白いとはどうも思えなかった。

特に僕は萌えキャラを出してほしいものと思っているのだが、このアニメは無理やりスライムで萌えを感じるしかない。しかもそのスライムの声帯は既婚者なのでもう何もない。女神はほとんどモブだし。
MAPPAはこんなアニメ作るならブルーロックでも作っていてほしい。しかし作画は凄いよかった。何故ベストを尽くしたのか。落ちぶれた動画工房さんはアニメによっては露骨に手を抜いてますよ。


アルスの巨獣

クウミちゃんの萌え具合は強かったからギリギリ許さないこともないけど、いくら何でもあの終わり方は擁護不可能。この程度のアニメで、バックにいるのがDMMでは続きを作る熱量もないだろうし、何故勝手に風呂敷を広げて畳み込む努力も見せないのかが不明。ワンダーエッグプライオリティやバックアロウ同様、制作陣の頭の中を叩き割って見てみたい。

一番意味不明だったのが、アルスの芝浦博士みたいなマッドサイエンティストっぽい人がラスボスっぽい感じを見せておきながら、クウミが覚醒して後ろにいた人造巨獣みたいなやつに食い殺された展開。その新しい設定は絶対にいらないだろう。その辺の設定かなぐり捨ててクウミ一同vsアイツの対立構造じゃダメだったのか。余計なことをしてアニメを壊すの、旭プロダクションって感じ。どこかの話で上田繁(メルヘンメドヘン・ゲキドル・ピーチボーイリバーサイド・ドールズフロントラインの監督)が演出にいた時点で嫌な予感はしていたけどさ。

一番コスいことするなあと思ったのは、このアニメの前編BDBOXを購入すると今を時めく羊宮妃那さんのお渡し会に参加できるぞ!としているところ。一応教えておくと確かMyGO(新しいバンドリユニット、羊宮はそのボーカル)でもお渡し会があるのでそっち行ったほうがいいですよ。


老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

ろうきんのウィキに書かれているらしい随分詳細な内容

まず主人公・長江里加、OP・前田佳織里って時点でまあこんなもんだろうという気はしていたけど、まあこんなもんですよね。一番面白かったのは「ウィキがメチャクチャ豊富だが謎の編集合戦が行われている」「2chでろうきんを叩くと15行くらいの反論安価が飛んでくる」というアニメ外のことだった。一体誰の仕業なんだ。

戦争編まではまあいいかなとか思ってはいたけど、戦争編はミツハ様のイキリ具合が加速していたし、そもそも「面白くないGATE(知人の言葉より)」って感じで何も良い所が無かった。既にこの人の3作品目のアニメ化が決定していますが、どうしても見たくないので今期で言う「異世界召喚は二度目です」みたいに「深夜2:00に放映し、BSでは別の面白いアニメと被っていて、配信は謎の配信サイト独占」って感じにしてほしい。そしたら見ないから。


ノケモノたちの夜

主人公の目をつぶす必要はあまり無かったよなあという点や、人が死にそうで死なない点など、あらゆる点でイマイチ面白いとは思えない内容だった。原作は打ち切りみたいな感じで終わったらしいが、まあこのアニメを見る限りはそんな感じのアニメだった。重厚そうで丁寧なアニメという印象はあるが、それは中々受け入れられづらいよなという気もする。

特に最後のゴールデンカムイにいそうな軍人さんが、都合よく記憶を失って生きていたのは非常にズッコケ要素。ダイアナちゃんが生きていたという点も併せて全てが茶番にしか見えず、中々ハマり切れなかった。ダイアナちゃんは可愛かったし、どうせ生かすならもうちょっとウィスとの絡みを見たかったという気もする。まあそれだとただの萌えアニメになってマルバスとナベリウスがいる意味なくなっちゃうので、どうやっても難しいアニメだったかもしれません。


英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

ギリギリの作画から送られる微妙なアニメ。基本この英雄王さんが無双するアニメなので、それが面白いとは今更思えない。

最後イキっていた男が、ハイラルメノスだが何だか強そうなやつの能力で削除されていたけどアレって死んだのかな。何か当たり前のように削除されてて何か面白かった。
コレは僕の頭の弱さがばれるのですが、このアニメは聞き馴染みのない単語が何個も出てきて結構よくわからなかった。

dアニメでこのアニメを検索すると謎のリアクションユーチューバーと周防パトラのアニメ視聴映像が出てくる。OPは森崎ウィンだし、どういう層を狙ったアニメなのか本当に良くわからん。


解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ

OP映像が本当に不安になるレベルで変なんだけど、内容はまあまあというところ。スローライフっぽいアニメで、ホモっぽいアニメで、家族アニメっぽいアニメで、何か色々な要素があったよな...…という感想。

面白さ的にはずっと安定していたような認識だが、正直コレも面白かったかと言われると何とも。実はホモアニメっぽい内容なのもなんだかなあという感じ。やっぱりあの妻になった暴力系萌えヒロインをメインにしてほしかったところはある。杉田智和が楽しそうだったという感想に終わる。


スパイ教室

お前スパイ教室のこと忘れているだろとフォロワーに言われて思いだした。失礼いたしました。

このラノにおいて、「探偵は、もう死んでいる。」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「継母の連れ子が元カノだった」「弱キャラ友崎くん」「お隣の天使様(以下略)」といった偉大なる神アニメを差し置いて第2位になったこともある期待の話題作。では中身はどうだったかと言うと、極上ギャグアニメだった。

8人もキャラがいるせいで中途半端にキャラ紹介話をしたが、何故か伊藤美来1人の話だけ5話分も使ったりと歪な構成だったのは気になるポイントだった。何故グレーテだけあんなに目立ったのか。正直dアニメストアのCMをクビになった謎の彼氏がいる女性声優のキャラをそこまで深掘りされても少し困った。ギャグなのか真面目なのか絶妙なラインもイマイチわかりづらく、話が面白かったともあまり思えなかった。
何より、日笠陽子のキャラとそのパートナーが極上先生をageるかませキャラすぎてここのバランスは極上ではなかった。

そもそも極上先生の旧同僚の「なんかすごいスパイ(CV.三木眞一郎)」がメチャクチャ弱かった時点で笑ってしまう。たんもしやよう実の時も思ったけど、主人公を持ち上げるために強そうな敵キャラを用意してみたはいいけども、結局は主人公を持ち上げるために作られたキャラなので普通に頭脳的にも能力的にも主人公より劣っているという魅力のかけらもないただの弱い敵になっているのはライトノベルでもなろう系でも変わらない共通点なんだなと認識した(ただし、よう実のドラゴンボーイくんは面白くて好き)。このラノではよう実の1つ上の順位になっているこのアニメだが、確かにコンセプトはメチャクチャ面白そうだけど、中身はガバガバの主人公持ち上げアニメという点ではやや近い所があると思う。

でも日常パートみたいなのはワイワイしていて極上だった。チーム灯の皆、スパイという過酷な不可能任務に立ち向かう職業に身を置いていながらあまりにも楽しそうじゃないですか?現実の国家公務員とかは目が死んでいるのに。

だからうっかりお漏らしした2期ではそういうワイワイ系アニメに焦点を当てれば少し化けるんじゃないかなと思ったけど、最終話では上坂すみれが実は裏切者!?という別に誰も見たくない展開を見せてきたので残念ながら2期もそんな感じでノット極上というアニメになるのでしょう。
この調子だと飛行機でハイジャックをされて「お客様の中にスパイはいませんか?」とアナウンスをする展開があってもおかしくはない。可能ならたんもし2期とデカパイ教室2期は同じクールにやってほしい所です。


C+

真・進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

最後。コレは非常に面白くなかった。1期ってこんなに面白くなかったっけ?と思って前書いた自分のブログを見たら結構楽しんでいたっぽい。じゃあ2期が特別つまらなかったんだろうと思い込んでいます。

一応ギャグアニメだったのに最後の方は普通に見たくもないシリアスの連続で終わっていたのが最悪でした。このアニメを見ている人でこんな展開を見たい人は作者を除けば誰一人として見たいと思わないと考えられ、私は退屈を通り越して苦痛だった。の割には結局魔人が何なのか、小野大輔?の黒幕っぽいやつが何だったのかは教えてくれないし、やるにしても中途半端すぎるだろうと思う。
加えて、ギャグ要素が壊滅的に面白くなかったのも最悪だった。ほとんどパロディとジョジョ風の顔芸に終始していて、1期のころのような勢いは全く存在せず、何となくコレで良いかという感じで作ったんじゃないかと思えるほど絶望的に面白くなかった。

冰剣や農民関連、シュートなどといった本物のアニメを見るとコレってニセモノなんだなあと実感。もう二度とこんなアニメは作らないでください。3期があったら絶対見ません。


総評

というわけで今期の感想は以上の通りでした。再掲すると評価はこんな感じです。

こうして見ると今期は不作という言い分は分かってしまいます。自分の評価的には上位作品(S~A-)の数は例年と変わりないけれども中低作品(B~C)は17作品と異常に多い。17/31=54%くらいです。
特にBに置く作品は「見ても見なくても良いアニメ」というところがあるのですが、今期はそれが9作品。今期はそういうクールだった。

特に中程度以下のアニメが半分以上もあったことで、今期は全体的にアニメを見るモチベが低下していた。感想も多分薄い感想が多いと思う。

それの原因はやはり多数あるなろう系作品。なろう系作品10作品ほどをB以下に置いているし正直コレが今期の足を引っ張っていた感は否めない。
今期で確信したが、やはりなろう系作品は序盤で余程惹かれない限り伸びることはめったにないと思う。今期で言えば農家・人間不信・進化の実・暗黒兵士・英雄王・最強陰陽師辺りか。この辺は正直最後まで見なくても良かったかなと後悔している。
また途中で面白さが落ちた場合も復活することはないことも確信を得つつある。今期で言えばとんでもスキル・便利屋(これはなろうではないが)・ろうきん辺りか。
アニメを見る時間は実は無駄というのは知られていない事実であり、来期以降はこの反省を生かしたい。

これに近いクールは2021夏クール。アレほど面白いアニメと面白くないアニメの差が著しくはなかったけど。

まとめると、今期は不作と言わざるを得ない。どうしても逆張りたかったが、それを覆す評価をできなかった。


おわりに

くぅ~疲れましたwこれにて完結です!

今期は不作とも言えるクールでアニメを見るモチベも若干低下している中、アイカツを見ないといけない、旅行にも誘われる、WBCもある、ライブもかなりあるなどなど、キツいクールだった。そろそろ落ち着きたい。

今期はライブもあまり無いし、アニメの本数も今期よりは落ち着いているのでブログを描いたりゲームをしたりやきうを見たりしたい。結局落ち着いてないじゃん。

今回はここまでです。

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